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魔法少女リリカルなのは~八神 颯介 第一次次元戦争編~

作者:金林檎
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第③話 模擬戦

起動六課の訓練所で二人の男女が自分達の獲物を構えていた

シグナム「さぁ!!掛かってこい!!」

その時のエリオの心象は

エリオ「(どうしてこうなった?)」

全くもってその通りである…ことの発端は一時間前に逆戻る

全員『………えぇぇぇぇ!!』

近くから発せられる声を耳に防壁を作り防いだ筈だが防壁を貫かれた

エリオ「はい…そうなんですけど、声を下げてもらっても宜しいですか?」

エリオの言葉に申し訳なさそうに声を下げるとなのは達が六課にヘリで案内する

エリオ「へぇー…君達はまだ若いのに最前線か」

偉いねーっと言いながらストラーダの点検を行っている

ティアナ「えっと…どうして話ながら~デバイスが弄れるんですか?」

エリオ「んーとね、僕はね人よりマルチタスクの扱いが上手いからね…この程度は動作もないよ」

エリオの言葉でティアナは顔を暗くしこれだから天才はと呟いていた

エリオ「へぇー、此処が起動六課か…海も近いし空気も美味しい…なかなか言い場所だね」

エリオは六課内を見回っていると部隊長のはやてに訓練所に来るように言われ向かった

回想終了

エリオはめんどくさそうにするもストラーダをセットアップすると目付きがかわる

エリオ「気を抜かないで下さいね…じゃないと―――」

エリオは一瞬でシグナムとの間合いを詰めて槍を振りかざす

エリオ「直ぐに終わりますから」

シグナムはエリオの槍を難なく剣でいなしバックステップで間合いを取る

エリオ「大気に満ちる空気よ、凍れ、氷の刃となりて、切り刻め」

エリオは詠唱を唱えシグナムが地面に着地すると術名を唱える

エリオ「氷裂風塵(リュシレーン)!!」

地面から針地獄の様な針の大群をシグナムは空中に逃げるとエリオはそれを分かっていたように

エリオ「雷よ、一条の光となれ、彼の者を目指せ――雷火(ライ)

エリオの指から放たれる一条の雷をシグナムは防壁を張って対抗するが

エリオ「天より神の裁きを、汝に降り注がれん――電紫雷光(メガボルト)

雷火は囮…無情にも頭上から放たれる雷はシグナムに直撃する…が

エリオ「はぁ!!」

シグナムは頭上から放たれる雷を――斬ったのだ…訳がわからないや

シグナム「ふむ…なかなかやるではないか、だが私には小細工は通用せんぞ!!」

シグナムはデバイスに一発カートリッジをロードしデバイスを連結刃に変える


エリオ「それじゃあちょっとだけ…本気を出しましょうか」

エリオはワーストを背中に戻しローレライだけをもち八神槍武流の構えを取る

シグナム「飛龍…一閃!!」

不規則に動く連結刃を避けたりいなしたりしながらエリオはシグナムとの距離を取る

エリオ「八神槍武流…三式――山嵐!!」

エリオは槍を大きく振るいまるで嵐のようになりシグナムの飛龍一閃を防ぎワーストを抜き術式を唱える

エリオ「万物の根源たる紅き炎よ…深淵の縁にて真紅の光…我が心の力に従い…… 森羅万象全てを焼き尽くす裁きの力…今ここに解き放て……!!」

槍の先端に荒々しい焔が今にも爆発しそうな勢いである

シグナム「レヴァンティン!!」

シグナムは三発デバイスをロードしレヴァンティンは弓矢となる…矢を生成するとカートリッジを一発ロードする

エリオ「煉獄爆裂魔法――エクスプロージョン!!」

シグナム「駆けよ――隼!!」

エリオのエクスプロージョンとシグナムの隼は衝突する直前

ザフィーラ「……そこまでだ」

エリオのエクスプロージョンとシグナムの隼を難なく防ぎ消し去る…その時エリオは確り見たザフィーラの背中に原初の神々の象徴聖痕があることを

エリオ「…古の守り神ボソ」

ザフィーラ「……何か言ったか?」

エリオ「…いえ何でもありません…カイザー クライシスボソ」

何故その名を知っている――その名は我が生前の名の筈だ
 
 

 
後書き
次回予告

模擬戦はザフィーラの介入で中断、そして物語は本格的に動き出す

次回 主を護るために 
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