時の唄は人生の道
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第2話 何気ない日常
ー勝人ー
俺は朝起きて制服を着て寮の食堂に向かった。
~食堂~
勝人「今日は何を食べますかな。」
俺は食券で何を買うか悩んでいた。
?「よう!宮沢おはよう。」
そう言ってきたのは春原陽平だった。
勝人「よう。」
俺はそう言って焼き魚定食を選んだ。
陽平「お前、リトルバスターズの連中と野球部復活させるみたいだね。」
そう春原は言った。
勝人「ああ。まぁな。」
俺はトレーを持って自分の席に座って焼き魚を食べていた。
恭介「よう、勝人おはよう。」
恭介はそう言って俺の隣に座った。
勝人「今日から朝練か?」
俺は恭介に聞いた。
恭介「ああ!真人と理樹はやる気はあまり無いがな。」
そう恭介は言った。
勝人「でも負けたくもないよな。」
俺はそう恭介に言った。
恭介「ああ!」
恭介はそう言って新聞をカバンに入れた。
勝人「先に行くわ。」
俺はそう言ってカバンを持って学生寮を出た。
~学生寮の玄関~
ゆたか「あ!宮沢先輩!」
玄関に小早川が立っていた。
勝人「よう。約束通り着てたのか。」
俺はそう言った。
ゆたか「あ、はい。約束したの私ですし。」
そう小早川は言った。
勝人「そうだな。」
俺はカバンを片手に持ちながら学校に向かった。
~光坂高校~
俺は学校に到着するとグランドに誰かが立っていた。
ゆたか「あれ?三橋くん?」
小早川そう言った。
勝人「知り合いか?」
俺は聞いた。
ゆたか「はい。同じクラスの男子です。」
そう小早川は言った。
勝人「ふーん。」
俺はグランドに向かった。
~グランド~
グランドに立っている男子は野球ボールを持ちながらホームを見ていた。
勝人「おい。」
俺は男子に声を掛けた。
ビクッ!
?「あ、え、う、」
男子はメチャクチャビビっていた。
勝人「君、野球に興味あるの?」
俺は男子生徒に聞いた。
?「あ、う、うん。」
ようやく頷いてくれた。
勝人「なら、入部しないか?今メンバー足りないから。」
そう俺は言った。
?「お、お、お、俺、入ります!」
そう男子は言った。
勝人「なら、後で3年D組の棗恭介に入部届け出してくれ。」
そう俺は言った。
?「は、はい!」
男子は頷いて走って校舎に向かった。
俺は他のメンバーが来るまで体力トレーニングをすることにした。
ゆたか「宮沢先輩。あまりやり過ぎると疲れますよ。」
そう小早川は言った。
俺は少し軽めにして走り続けた。
野球部を辞めてからかなりブランクがあるが今は何とかギリギリまでいけそうだ。
~3分後~
恭介と理樹と鈴と真人が到着した。
俺は金属バットを持ってノックをした。
理樹や真人と恭介は上手くキャッチした。
鈴は何とかキャッチしていた。
小早川は3球キャッチするのがやっとだった。
俺は恭介にバットを持ってそれを打つように頼んだ。
恭介「いくぞ勝人!」
そう恭介は言った。
勝人「おう!」
俺はグローブを片手に持ちながら恭介の打ったボールを片手でキャッチしながらそれをバックホームに投げた。
キィイイン。
金属バットの音がグランドに響俺はそれをキャッチした。
恭介「そろそろ教室に行くか。」
そう恭介は言った。
勝人「ああ。」
俺は頷いてカバンを片手に持ちながら校舎に入った。
~3年D組~
俺は教室に入って自分の席に座って外を見ていた。
?「あの、宮沢くん。」
話し掛けてきたのは藤林椋こ のクラスの委員長だ。
勝人「何だ?藤林。」
俺はカバンからグローブを取り出して磨き始めた。
椋「あの、宮沢くん最近リトルバスターズの人達と野球を始めたみたいですね。」
そう藤林は聞いてきた。
勝人「ああ。あいつらと楽しい思い出を作りたいからな。」
俺はそう言って外を見ていた。
恭介「だな。」
前に座っている恭介はそう言った。
椋「あ!棗くん。」
藤林は恭介を見て少しビビっていた。
恭介「勝人!今日はメンバー集めと顧問を探しに行くぞ!」
そう恭介は言った。
勝人「なら昼休みだな。」
俺はそう言って机の中から枕を取り出した。
椋「あの、宮沢くん。岡崎君と春原君にちゃんと学校来るように言っといてください。」
そう藤林は言った。
勝人「ああ。たぶん今日は来ると思うぞ。おやすみ…グー。」俺は寝息を立てて眠りに入った。
~三時間目~
目が覚めると岡崎が席に座っていた。
勝人「ふぁあああ!」
俺は体を起こして三時間目の授業がなんだったか思い出していた。
授業は英語だった。
俺は外を見ながら授業を受けていた。
~昼休み~
俺はカツサンドを買って校舎を歩いていた。
?「忍!早く行こうよ!」
そう言ったのは小さな金髪の女の子だった。
?「待ってください、アリス!」
そうおかっぱ頭の女の子が金髪の女の子を追いかけていた。
勝人「おい!危ないぞ!」
そう俺は言った。
?「え?ひゃ!」
金髪の女の子は転けそうになった。
俺は走り出して女の子の右手を掴んだ。
勝人「危ないぞ。」
俺はそう言って女の子の頭を撫でた。
~中庭~
俺は中庭に出ると岡崎と知らない女子が一緒に食べていた。
勝人「よう!岡崎。」
俺はそう言って片手で挨拶した。
朋也「よう!宮沢。」
岡崎朋也この学校のバスケ部にスポーツ推薦で入学した不良だ。
勝人「ん?」
俺は何かグランドでバイクの音がした。
~グランド~
俺はグランドを見るとバイクに乗った6人の男達が居た。
勝人「やっぱりか。」
俺の予感は的中した。
6人のバイク乗りはグランドをメチャクチャにしていた。
俺は制服を脱いでグランドに向かって走った。
不良A「うらうら!」
不良達は爆走していた。
勝人「うらぁ!」
俺はジャンプして蹴りを撃ち込んだ。
不良B「うお?」
不良の一人はバイクから落ちた。
不良A「誰だ!テメー!」
そう不良のリーダーは言った。
勝人「俺は光坂高校の宮沢勝人!リトルバスターズの中で最強の男だ!」
俺はそう言った。
?「そこから離れてろ。」
そう言ったのは灰色の髪の女子生徒だった。
勝人「誰だが知らないがこれは俺のケンカだ!」
そう俺は言った。
?「私は頭の悪い奴等を倒す必要がある!」
そう女子生徒は言った。
勝人「なら、手を組もうぜ!」
俺はそう言った。
?「ふむ。いいだろ。」
そう女子生徒は言った。
勝人「なら、いくぜ!」
俺はそう言って不良達に攻撃を仕掛けた。
不良達は片手に持っている鉄パイプで攻撃を仕掛けてきた。
俺は片手でそれを受け止めてそれを回し蹴りでバイクをぶっ飛ばした。
バキ。
女子生徒と俺は同時に不良達を瞬殺した。
勝人「お疲れ。」
俺はそう言った。
?「変わった奴だなお前。」
そう女子生徒は言った。
勝人「そうか?」
俺はそう言って頭を掻いていた。
女子生徒はそのまま歩いてどこかへ行った。
俺はこの場所に居たらヤバイ予感がするから教室に逃げた。
~3年D組~
俺は教室に戻って空を眺めていた。
?「勝人!」
いきなり話し掛けてきたのは藤林椋の姉の藤林杏だった。
勝人「ん?何だよ。」
俺は杏の方を向いて聞いた。
杏「あんた野球部を棗恭介と再建するらしいわね。」
そう杏は言った。
勝人「ああ。」
俺は頷いて次の授業の準備をしていた。
杏「へぇ~。」
杏は俺をじっと見てそう言った。
勝人「何だよ。」
俺は聞いた。
杏「あんたが部活をやるなんて意外と思ったのよ。」
杏はそう言って自分の教室に戻った。
俺は体を伸ばして外を見ていた。
~放課後~
俺は部室で体操服に着替えて投球練習を始めた。
勝人「ふっ!」
ズバーン。
ストレートはど真ん中に入った。
俺は変化球の練習もしてみた。
勝人「ふっ!」
ズバーン。
投げた球はHスライダーを投げた。
恭介「待たせたな勝人。」
ようやく恭介と真人と理樹と鈴と小早川が来た。
俺は投球練習をやめて恭介と今日の練習内容を考えた。
勝人「とりあえず。今日は投手と捕手を決めてそれでバッティング練習をするか。」
俺はそう言ってキャッチャー無しのバッティング練習を始めた。
一番目は理樹だった。
勝人「よし。いくぞ!」
俺はそう言って硬式の野球ボールをは全力で投げた。
理樹「うん!」
理樹は俺の投げた球を当てようとしたが全然当たらなかった。
その後のメンバーも全く当たらなかった。
~20分後~
俺は汗を拭きながら空を見ていた。
?「あのすんません。野球部ってここですか?」
そう聞いてきたのは坊主頭で背の高い男子だった。
勝人「お前は?」
俺は聞いた。
梓「あ!俺は花井梓です。1年B組です。」
そう花井と呼ばれる男子は言った。
勝人「野球部に入部したいのか?」
俺は花井に聞いた。
梓「あ、はい。」
そう花井は言った。
勝人「なら、入部届けを書いて棗恭介に渡してくれ。」
そう俺は花井に言った。
梓「わかりました。」
そう花井は言って入部届けを書いた。
?「ちわっす!」
後ろから男子生徒が大声で挨拶をした。
勝人「ん?お前らは?」
俺は3人の男子生徒と5人の女子が立っていた。
悠一郎「俺田島悠一郎っす。サードで四番だった。」
そう田島は言った。
隆也「阿部隆也っす。ポジションは捕手です。」
そう阿部は言った。
廉「にゅ、にゅ、入部届けを持ってきました!」
そう三橋は言った。
アリス「あの、小早川さんのお願いで来ました。アリス・カータレットです。」
そうアリスと呼ばれる外人の女の子は言った。
忍「大宮忍です。アリスが野球部に行くと言うので付いてきました。」
そう大宮は言った。
陽子「猪熊陽子アリスが野球部に入るって言うから来ました。」
そう猪熊は言った。
綾「小路綾です。3人が暴走しないように見張りに来ました。」
そう小路は言った。
俺は8人も部員が増えたのに嬉しかった。
ゆたか「あ!皆来てくれたんだ!」
そう小早川は言った。
アリス「うん!友達が部活に入ってるのに私達だけ何も入らないのはカッコ悪いから。」
そうカータレットは言った。
恭介「とりあえず。マネージャーと部員どちらに入りたいんだ?」
そう恭介は聞いた。
アリス「部員です!」
忍「マネージャーです。」
綾「マネージャーです。」
陽子「部員です。」
隆也「部員っす。」
悠一郎「部員です!」
廉「お、お、俺も部員です!」
梓「部員です。」
そうやりたいやつを皆言った。
恭介「よし、とりあえず。部員はポジションを決めるから集まってくれ。」
そう恭介は言った。
勝人「んじゃ、マネージャーは飲み物を用意してきてくれ。金は出すから。」
俺は二千四百円ほど財布から大宮と小路に渡した。
忍「では、今から買ってきます。」
そう大宮は言って小路と一緒にジュースの買い出しに行った。
俺達はポジションと打順をどうするか考えた。
理樹「とりあえず。皆はどのポジションをやってたの?」
そう理樹は俺達に聞いてきた。
隆也「俺はキャッチャーです。」
そう阿部は言った。
悠一郎「俺はサードでした。」
田島はそう言った。
廉「お、お、俺は投手です。」
そう三橋は言った
梓「えーと外野手です。」
そう花井は言った。
勝人「俺は投手だ。」
そう俺は言った。
理樹「僕達は素人だしね。」
そう理樹は言った。
恭介「なら、鈴が投手で理樹が捕手ならどうだ?真人がサードで俺がファーストならチームになるだろ。」
そう恭介は言った。
隆也「確かにそれならバランスがいいすね。」
そう阿部は恭介に言った。
勝人「とりあえず。今日はこれぐらいにするか。」
そう俺は言った。
忍「皆さん飲み物を買ってきました。」
そう大宮は小路と一緒に買い出しを終えてきた。
勝人「とりあえず。まだメンバー集めするから皆手伝えよ。」
そう俺は皆に言った。
全員「おー!」
そう皆は言った。
俺達の夏が今始まる。
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