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遊戯王 RO-KYU-BU

作者:KOTAKA
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揺れるペンデュラム!!

 
前書き
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かなり俺は焦っていた。
確かにみんなとライディングデュエルの世界大会。WRGPに出るとは言ったものの問題は山のようにある。
先ずはライディングデュエルに出るために必要なDホイールというバイクが必要だと言うことだ。このDホイールはほとんどがオートパイロットシステムが作動するから免許等はいらないのだが問題はどうやって入手するかだ。
まぁ、最悪はあの人に頼むとするかな。あの人なら確実にDホイールを持っているだろうから貸してもらえるだろうし、それが教え子のためなら尚更だろう。
ということでDホイールの問題は片付いたとしよう。問題は肝心のデュエルの方だ。
世界の猛者と戦う為にも力をつけないといけない。とりあえずはデッキの強化だろうな。

俺はそんな事を考えながら近くのカードショップにいくためにその通り道である公園に来ていた。
「オゥー!ユーの名前を教えてくださーい」
いきなり変な人にあった。何だか日本語と英語が混ざったような日本にきたばかりの日本人の雰囲気だった。
「オゥー!ユーはデュエリストですね」
「えっ?まぁ、一応そうですけど。あなたは?」
「オゥー!自己紹介を忘れていました。私の名前はペガサスといいまーす。どうか、覚えておいてくださーい」
へぇ~。ベガサスさんか。えっ?……………!ペガサスだって!
「もしかして、あなたはあのペガサスさんですか?」
「あなたがどのペガサスの事を言っているか存じませんが。私はデュエルモンスターを作りあげたペガサスでーす」

本物か?いや、でも偽者の可能性も高い。

「おっと?私を偽者か怪しんでいるようてすね。なら、私のマインドスキャンであなたが今考えていることを当てましょうー。そうすれば私が本物だと分かるでしょうー。あなたも聞いた事があるでしょう。私のマインドスキャンの力を」

確かにペガサスさんが相手の心を読めるというのは有名な話だ。その力で初代デュエルキング武藤 遊戯さんを追い詰めたのは有名な話だ。
「良いですよ。なら、俺が今考えていることを当ててください」

作者の好きなましろ色シンホォニーのキャラはみう先輩。
これなら俺のことでも無いから本当に能力でもない限り当てられないだろう。

「オゥー。それくらいの事なら簡単でーす。ユーは作者の好きなましろ色シンホォニーのキャラをイメージしましたね」
正解だ。本物なのか?

「まぁ、私が本物なのかはあまり関係ありませーん。今からミーとデュエルをしてくださーい。もし、あなたが勝てば素晴らしいプレゼントを差し上げまーす」
というかメタ発言はスルーするのか!まぁ、良いや。デュエルか………。まぁ、仮に本物なら貴重な体験だからな。やるだけやるかな。
「良いですよ!デュエルしましょう。どこかデュエル用の台があるところでやりますか?」
「いいえ、その必要はありませーん。私はこれを持って来ていまーす」
そう言ってペガサス?さんは鞄から何かを取り出した。
それは2つのデュエルディスクだった。
デュエルディスクだと!あれはかなりの値段が張るものだから買うのが困難なのにそれを2個持っているだと!
「これをユーも着けてくださーい」
俺はペガサス?さんに貰ったデュエルディスクを装着した。

凄い腕にフィットしている。
流石だな。

「では、デュエルディスクのセットも完了しましたからデュエルを初めましょう」

デュエル!!ペガサス?さん・昴LP4000

「私の先攻でーす。オゥー。どうやらユーは相当ついてませんね。今から面白いものを見せてあげまーす」
面白いもの?何をするつもりだ!

「私はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティングしまーす。ペンデュラム召喚でーす」
「ペンデュラム召喚だと!!そんな召喚方々聞いた事がないぞ!」
「当たり前でーす。これは今私が作製途中の召喚方法でーす。知らなくて当然でーす!」

デュエルディスクではオリジナルカードを使う事は出来ない。
これは海馬コーポレーションがソリッドビジョンシステムの仕組みを独占しているからだ。そのせいで正規のカード以外は読み込む事が出来ないのだ。
つまる、あのカードは海馬コーポレーションが認めたらカード。つまり、ペガサス本人だという事が今証明された。
しかき、ペンデュラム召喚か!一体どんな召喚方法なのだろう。

「私は手札の3枚のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをペンデュラム召喚しまーす」
ペガサスさんの場には3体のドラゴン召喚された。
レベル7の3体のモンスターを一気に特殊召喚するなんて!これがペンデュラム召喚か!
確かに凄い展開力だけど、その分手札の消費も激しいみたいだな。何せもうペガサスさんの手札は0だ。
これなら、あの3体のドラゴンを片付ければこっちに流れは来るはずだ。
よし、先ずはあのドラゴンを片付けよう。

「俺のターン。ドロー!」
俺の今の手札で出来る事は……………。これかな?
「俺は手札からマジックカード ブラックホールを発動!フィールドにいる全てのモンスターを破壊する。でも、俺の場にはモンスターはいないからペガサスさんの3体のドラゴンだけが破壊される!」
「オゥーノゥー!!」
ペガサスさんの場にいたドラゴン達は破壊さた。しかし、墓地にはいかなかった。墓地にはいかずにシンクロモンスターや融合モンスター、更にはエクシーズモンスターのいるエクストラデッキにいた。

「残念ですがペンデュラムモンスターは破壊されても墓地にはいきませーん。エクストラデッキに眠るのでーす」
ペガサスさんはそう言った。
エクストラデッキに眠る?
そんな事をして何の意味があるのだろう?手札に戻るのなら再召喚の可能性もあったかもしれないけどエクストラデッキじゃ意味が無いだろうに。
でも、相手はカードの創造者。油断出来ない。
「俺はモンスターをセット。カードを1枚伏せてターンエンドだ!」


「私のターン!ドロー!私は再びペンデュラム召喚を行いまーす」
「何だって!でも、あなたの手札は1枚。さっきのような展開は行えないはすだ!」
「そうですね。確かに私の手札は1枚。更にこのカードはモンスターではありませーん。しかし、先程のような事なら出来ますよ?私はペンデュラム召喚。エクストラデッキの3体のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをペンデュラム召喚しまーす」
エクストラデッキからモンスターを召喚だと!
ペンデュラムモンスターは破壊させるエクストラデッキに眠り、そして次のターンに舞い戻るって所か。
確かに厄介なカードだ。
「まず1体目のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでユーのセットモンスターを攻撃しまーす!螺旋のストライクバーストー」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃により俺の場のセットモンスターであるガード・オブ・フレムベルは破壊された。
何だかガード・オブ・フレムベルが最近過労死が多いな。
まぁ、このまま何もしないと残りのオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンに八つ裂きにされるので早目に対処をするかな。
「俺はトラップ発動!ブロークン・ブローカー!このカードの効果により戦闘破壊された攻撃力よりも守備力の高いモンスターをデッキから2体まで特殊召喚出来る。俺の場に現れろ!2体のガード・オブ・フレムベル!」
俺の場には2体のガード・オブ・フレムベルが現れた。しかし…………。
「それならばそのモンスターを破壊するだけでーす。2体のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでガード・オブ・フレムベルを攻撃しまーす」
俺の場にいた2体のガード・オブ・フレムベルはオッドアイズの攻撃により破壊された。

「私はカードを1枚伏せてターンエンドでーす。次はユーのターンですよ」
ペガサスさんはそう言ってターンを終了した。
多分、俺の実力をみたいのだろう。
まぁ、出来るだけの事はしよう。

「俺のターン。ドロー」
さてと、今の手札で出来る事は…………。
多分、このカードを上手く使えれば勝てるのだろうが少し面倒なのだ。準備に時間がかかるのだ。
でも、するしかないかな。

「俺はミスティック・パイパーを召喚。そして、効果を発動!このカードをリリースすることでデッキからカードを1枚引き、そのカードがレベル1のモンスターカードなら俺は更にもう1枚カードをドロー出来る!」
俺はカードを1枚引いた。そのカードは………
「俺はレベル1モンスター速攻のかかしを引いた。よって、更に1枚ドローする!そして、俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ」


「なるほど、そう来ましたか。ではミーのターンですね。ドロー。私はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで攻撃しまーす。しかし、ユーはさっきのターンに引いた速攻のかかしの効果を発動するのでしょう?」

「その通りです。俺は手札の速攻のかかしの効果を発動!俺は手札からこのカードを墓地に送ることにより、攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させます」

「オゥー、なら私はカードを1枚伏せてターンエンドでーす、早くユーの本気を見せてくださーい。このままでは私は退屈でーす」


「俺のターン。ドロー」
そのドローカードは逆転の為のキーカードだった。

「俺リバースカード発動!王宮のお触れ。このカードの効果により。あらゆるトラップの効果は無効になる。そして、俺は手札のカードを1枚コストにしてライトニングボルテックスを発動、ペガサスさんの場のモンスターを破壊する」
3体のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンは破壊されて再びエクストラデッキに眠った。
「ユーは忘れているのですか?ミーのモンスターは次のターンに再び召喚されるのでーす。今更破壊しても次のターンで再び召喚するだけでーす」

「あなたに次のターンがあったらの話だがな」

「俺は手札のカードを1枚セットしてジェスター・ロードを召喚。このカードの効果はフィールドにこのカード以外のモンスターがいないなら互いの魔法・トラップの数×1000ポイントの攻撃力を上昇する効果がある。俺とあんたのフィールドにある魔法・トラップの枚数は4枚。よって4000の攻撃力のアップだ」
ジェスタ・ロード 0→4000
「俺はジェスタ・ロードでペガサスさんにダイレクトアタック!」
「オゥーノゥー」
ペガサス 4000→0



「素晴らしいデュエルでした。まさか私が1ターンkillとジャストkillされるとは思ってませんでした。これは約束のカードでーす」
ペガサスさんは俺に1枚のカードを差し出した。
「ありがとうございます」
俺はそう言ってそのカードを受け取った。
そのカードは残念ながらペンデュラムモンスターではなかった。てっきりあのカードだと勘違いしたが違い。ペガサスさんが渡してきたのは真っ白のカードだった。

「これは何ですか?」

「これはユーの強い思いによって初めてその力を見せるカードなので今はですねまだ何も描かれていませーん。おっと、このカードにおそらくこのカード達がいるみたいですね」
そう言ってペガサスさんは更に俺に3枚のカードを渡した。そのカードは3枚とも同じ名前のシンクロモンスターだった。
「これもユーに差し上げまーす。上手に使ってあげてくださいね」

そう言ってペガサスさんは歩いて行った。そこには黒いリムジンと黒服のスーツの男が立っていた。
そして、ペガサスさんはそのリムジンに乗り込んでどこかに行ってしまった。





「お疲れ様です。ペガサスさん」
「オゥー、遊星ボーイですかー。あなたに言われた通りに昴ボーイにあのカードを渡しておきましたよ」
「ありがとうございます。新しいシグナーの5人のバスケットボールプレーヤーの少女とそのコーチが6人目のシグナー。運命なんでしょうかね」
「そうかもしれません。しかし、彼らならどんな困難にも負けないはずでーす」
「そうですね。では、また今度ゆっくりお話しましょう」
「そうですね。遊星ボーイ。今度はユーが開発中のアクションデュエルでもしますか」
「いいですね」
二人はそんな風に楽しそうに電話を終えた 
 

 
後書き
おー、今回は私、ひなたが次回予告をするよー。

ペガサスさんからカードをもらいデッキの強化をしたおにいちゃん。
すると、先生からの驚きの提案がおにいちゃんと私達はDホイールを手に入れられるのか!


『次回 伝説のキング!』
ライディングデュエルアクセラレーション! 
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