管理局より遠い場所
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管理局より遠い場所3話
「翔さんって…そんなに頭良かったんだ」
あっけにとられるなのは
「あんな子供みたいな見た目なのに…」
呆然とするフェイト
「頭がいいなんて次元ちゃうで、あの人は本物の天才や」
それもそうだろう
何せ西陣翔は10歳にして大学を卒業した天才少年で
自分の成長と引き換えにレアスキルを手にした
という話だったのだから
「で、どんなレアスキルなの?」
フェイトは端的に質問を飛ばす
「それは教えてもらえんかった」
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【成長を止めて得られるレアスキル】
フェイトは自宅に戻りクロノ達と議論をしていた
「そもそもレアスキルがそんな方法で入手できるわけがないだろ」
「そう…だよね…」
「にしてもまたレアスキル持ちか」
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ピンポーン
「はい、って高町かなんだ?勉強か?」
「私はもう学生じゃないから…」
「ん?どうせ俺のことだろ?聞きたきゃ力づくで言わせてみろ」
「お姉ちゃんのケーキ、食べませ「食べない」んか」
「お前の姉の料理を食うくらいならここから飛び降りてやる」
ご近所さんのくだらない争いが始まった
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「翔君?聞いたわよー、私の料理食べるくらいならって」
「言った、間違く言った。そしてこの状況はなんだ?」
「あははは…」
端的に言えば西陣翔は椅子にぐるぐる巻きにされている
「新作できたから食べてもらいたくって~」
(いやー、うれしいなぁ)「笑顔が怖いぞ年増」
「心の声、ダダ漏れだよ?翔さん…」
その後西陣翔の記憶は途絶えることになる
(物理で殴るのはどうなの・・・かな)
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