| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮想空間の歌う少年

作者:ケンケン4
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

3ー顔見せ(台本及び道具探し)

 
前書き
ホーンデッド・キャンパスにはまり、森司さっさと告れよと考えてる僕です。
それでも問題無いぜ!という方はどうぞ! 

 
仕方なく俺は詩乃と共に詩乃のマンションに行く。母さんに「荷物はもう送ったから。ちゃんと整頓もしたから。詩乃ちゃんと一緒に帰りなさい♪」とか言われた。
…解せぬ。
電車などを乗り継ぎ、駅からの帰り道。もう道は薄暗くなっていた。沈黙が漂う中ふと詩乃に聞きたい事があった。

「お前…学校はどう?」
「…」

あ、どうやら言いたくないらしい。…またいじめられてるのか…
俺は記憶をなくしてたのと、ハチャメチャハイテンションで特に無かったのだが、少し内気な詩乃はやはりいじめれられてたらしい。
…大方銃関係のことでトラウマを呼び起こして、なんかやってるのが目に浮かぶが。

「今はいいよ。」
「え?」
「詩乃がどうしても相談したい。助けて欲しい時に言って?俺は…二度と忘れないから。」
「佳…」
「ははは!今まで詩乃のこと忘れてと奴が何言ってるんだと思うかもしれない。だけど、」

少し恥ずかしいけど俺は言葉を紡ぐ。だけど詩乃の顔を直視できすふないから俺の顔は明後日の方向を向きながら言った。

「俺は…詩乃の味方だから。」
「…⁉︎」

詩乃が驚いた顔をする。俺はいつも通りの笑顔で詩乃を見て

「あーもう‼︎そういうことだから!…だけど忘れないで」
「うん…」

お互い真っ赤になって話しているといつの間にかにマンションにたどり着いた。

「んじゃ…またね。」
「うん…また」

俺はこの時詩乃の顔が少し軽くなっていたことに気づいた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

部屋に入ると少し驚いた。

「本当に部屋しっかりしてる…」

これから住む部屋は少し狭いがバスルーム、キッチン、ベランダ、リビングと1人暮らしにはもったいないくらい広く、快適な空間があった。俺は家から持って来たナーブギアとALOのパッケージを見て

「とりあえずやってみるか…」

俺は早速ゲームの準備をする。
ナーブギアという鉄の冠を被りそして…

「リンク・スタート!」

仮想空間に飛び込んだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

OPが始まりアバター設定画面に入る。
名前はいつも通り”スノードロップ”
問題の種族だが…

「もちろん♪これ!」

俺は迷わず音楽妖精プーカを選択する。
では!

「よいしょっと。クールに決めようか、妖精世界に飛び込んで♪



















































…うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ⁉︎」

本日二回目の驚き(涙)
選んだ瞬間いきなり空中に放り出された。もちろん重力というものがあるらしく落ちていく。
!確かこのゲーム空を飛べるはず!そう。自由に空を飛べるはず!背中に羽あるし…これを動かす感じか

「…は!」

そうすると俺の着いてた羽が動き始めて落下のスピードが落ちていき…空中で停止した。

「こんな感じか…はい!」

なるほど。背中に架空の筋肉があると考えて羽を動かすイメージか。
俺はその場で1回転してみたり、
練習すると自由に動けるようになった。

「んー。こんな感じか。以外と簡単なんだな…」

実は難しいと知るのは少し先なのだがそれはさておき。どうやら落下地点がプーカの領土らしく大きなサーカステントが至るところにあった。
いったん着地し、少し考える。
あ、そういえばステータスチェックして無い…

「⁉︎Do you koto⁉︎」

ステータスを見ると明らかに初心者じゃない能力になっていた。…?あれ?これって…

「ひょっとしてSAOのデータ…?」

間違いない。この筋力パラメータは間違いなく『音の死神』スノードロップのデータだった。アイテム欄を見ると破損データがたくさんあり、お金ーーーユルドも初心者ではあり得ない膨大の金額がそこにあった。
ちなみに自分の容姿はほぼSAOのアバターに髪を茶色にして、羽がある感じ…もはや何処ぞの演劇部の部長…あれ?ということは。

「なるほど…SAOのデータが引き継がれるということか…つまり…」

やはりアスナがこの世界にいる可能性が高いということになる。何らかの理由でログアウトするときにこの世界に飛ばされた…という感じだろう…だが。

「なんで…?この世界に…?ん?」

破損データを少し抵抗しながら破棄しつつ少し思考を中断して、あるものが目に止まった。

ーーー『プーカ領主募集中』ーーー

ふむふむ。どうやらプーカ領主を募集しているようだ。前調査では確かにプーカはALOの中では人気はあまりないらしかった。しかも領主が討ち取られると他の種族に領土を占領され、アイテムなどが高くなるらしい。その代わり領主は他種族と同盟を組んだりその領のアイテム設定などができるらしい。

「選定方法は『選定専用リズムゲーム』で最後まで勝ち残った人か…お、今日やってるみたいだな。」

少しにやっとしながら。

「ちょっと領主になってきますか!面白そうだし。」

俺は領主選定戦があるというサーカステントに向けて今さっき覚えた空の飛び方で飛ぶことにした。
 
 

 
後書き
スノー「少し短めだね?」
作者「…」
スノー「ホーンデッド・キャンパスに夢中な作者は置いて置いて、感想募集です!どSな方はぜひぜひ…」
作者「言わせねえよ⁉︎」
スノー「うわ!ビックリした!まあ、とりあえず」
スノー&作者「「次回もよろしくお願いします!」」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧