魔法科高校の有能な劣等生
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溜め息
前書き
前回の続きです。
静かな空間だった。
俺は1人、自分の席に座ってのんびりとリラックス
たまに学校の方が落ち着けると思う事が合ったが今がその状態
落ち着ける何も考えず何も動かずただ時間だけがゆっくりと過ぎてっいた。
(今は4時か、)
時計の針は4時を刺しており俺の思考を悩ませる。
(帰るか、帰らないか?)
たった2つの選択肢は俺の思考回路を悩まし新たに疲れを生じさせた。
(やっと落ち着いて来たってのに、、、)
なんでそんなどうでもいい事で頭を悩ませなければならないのか?
これも全部、影のせいだ。
奴は急に現れ俺の過去を呼び覚ました。
思い出したくも無い記憶を無理矢理サルベージされジジババが呼んでると忠告もされた。
このまま俺が此処にいると誰が犠牲になるか解らない。
そんな事は考えたく無い。
でも、影の出現により考えたくもない事を考えてしまう。
「ハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
自分でも呑気な溜め息
溜め息よ空気を読め空気をと心の中で連呼するがそんな願いは通じず段々と眠気がやって来る。
(今日はもう帰ろう)
俺は席を後にし鞄とCADを持って教室を出る。
開いたドアは勝手に閉じ鍵をかける。
今、この世界では鍵は大抵オートロックが主流となっている。
俺が知る限り例外は達也だけかな、
アイツはオートロックを信用してないらしいかなら。
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