緋弾のアリア 真実の皇偵
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皇帝の血を受け継ぎし少年
前書き
前回の続きです。
「座り為え蒼太、、、、、、、、、、、、、、、、」
そこで伯父はフリーズした。
何か合ったのか?
「どしたの?
ホームズ?」
「いや、座り為えと言う前に座っていたとは
それは流石に私も推理しきれなかった。」
俺が椅子に座る事を推理出来なかった?
意外な事を推理してなかったな、世界一の名探偵シャーロックホームズも
「で、ホームズ
俺を何で此処に呼んだんだ?」
今、俺が居る部屋はホームズの書斎(日本版)
何時も本や訳の解らない検討の付かない物をゴロゴロと置いてある。
綺麗に整頓、整えられているのだが初めてこの部屋に入る人は違和感を感じるだろうな、
「呼んだ理由は他でも無い。
蒼太、君の皇偵の継承についての話だ。」
そこで俺は自分の顔付きが変わった事に気付く。
何時もより表情が固くなって少し怖い顔付きになっているだろう。
「君は私が出した試練をやり遂げ見事、成功した。
よって今日から晴れて皇偵になる権限を与えられた訳なのだが、」
「なのだが?」
「君は皇偵に成って何をしたい?」
それは予想もしていない質問だった。
何の為に皇偵に成るか?
それは曖昧な答え、俺は納得出来ても他の人は納得出来そうに無いそんな答え
「君は何がしたいんだ水無月 蒼太?
いや、皇帝の血を受け継ぎし我が孫よ。」
何をしたいか、それはたった1つの答え
俺は何時の間にか口を開き言っていた。
「約束を守る為、守りたい人を護る為に」
そこで世界一の名探偵シャーロックホームズはまたしても意外そうな顔をした。
そしてにわかに笑いこちらを見る。
「それが君の望みか?」
「ああ、俺の望みだ。
夢でも有る。」
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