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緋弾のアリア 真実の皇偵

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1人だとちょっと

 
前書き
前回の続きです。
短くてすいません。 

 
雨が降り始めた。
ポツポツと雫が地面にバウンドし周囲の音を書き換える。

(マズイな雨は、)

まだ、プロトブラドは五体以上はピンピンしている。
それに雨により音が聞き取りづらい。
この状況で複数のプロトブラドに襲われたらゲームオーバー=死
何処かのゲームみたいな状況だな、
だが、現実では起こって欲しくない。

(時間は後、四時間か、それまでに終わらせないとな。)

この試練は皇偵に成る事の許される武偵しか受ける事の出来ない試練
俺はとある名を受け継ぐ為にこんな面倒くさい試練を受けている。
武偵は警察と同等の力を持った組織
だが、皇偵はその権力を自由に扱う事が許される職業
なればある意味で一つの国の王様になるとも言える。

(しかもこれってSSSランク言わばSランクの2つ上だぞ?
こんな難しいか微妙か簡単かも判断しかねない物にチャレンジするのも一興だな、)

ガルルルル
狼の声が近付いて来る。
雨の音により距離は把握出来ないが近い
約30m以内には確実に息をし鼓動を続けている。

(さっきから一匹ずつ楽でいいけどなんだか誰かに仕組まれた試合みたいだな)

まとめて相手をしても勝つ自信は有る。
だが、こんな悪状況でプロトブラドをまとめて相手するのは俺でも骨が折れる。
現実拳銃弾丸数は三発
まだ、ストックは有るので装填すれば問題はない。

カチャッと鉄と鉄が擦れる音
マガジンが銃からスリ落ちる。
新たに弾丸を詰め込み銃に送り込む。

(これで2体位なら余裕だけど一気に来られるとな、)

やはり1人だと少し怖いな
こんな所に男子高校生とプロトブラドって場違いじゃね? 
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