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魔法科高校の有能な劣等生

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目的不明?

 
前書き
前回の続きです。 

 
足は止まった。
そして掴まれた腕は解かれ俺はその場に座り込む。

「つ、疲れた。」

足は重い息は荒い。
それはそうだ。俺を引っ張って無理矢理に走らせた奴は自己加速術式を展開し常人では有り得ない速度で
俺を走らせた。疲れない訳がない。

「大丈夫か零?」

その声は達也の声
ふー、と一息を付いて安心

「大丈夫、ではないな。
目が見えん。」

不審者の魔法により目を潰され視界が失われた。
少しすれば目は見えるようになるだろうが、それまで霞んだ状況しか把握出来ない。

「それは仕方がない。
不審者のフラッシュ魔法を直撃したんだ失明はしないだろうが
当分は大人しくしてろよ。」

「へいへい。
で、これからどうすんだ?」

「どうって?」

「不審者の件だよ。」

奴等は魔法を無効化する兵器、それにCADを所持、武装中まっしぐら
このままだとピンチのピンチ、ドピンチかな。

「それなら多分、大丈夫だ。
確信はないがな、」

「多分って、お前な。
理由はあんの?」

「理由は有る。
不審者は俺達を攻撃する意思はないからだ。」


意味が解らない。
なら何で俺達に攻撃を仕掛けて来たんだ?

「理由は1つ
奴等は俺達、いや魔法科高校が目的で侵入して来たんじゃないんだ。」

「じゃ、何で?」

「不審者の目的は俺の推測だが、魔法の試しだ。」

 
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