勇者指令ダグオンA's どっこい
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第八話 リリカルクエスト2
第八話 リリカルクエスト2
データをロードします・・・
回復の泉にて・・・
「ふぅ~・・・とりあえずレベル上げはこんなもんか?」
泉の女神アルトを散々こき使ってしこたまレベルを上げた勇者力ご一行様。
「もう・・・勘弁して・・・」
凄まじい労働でグッタリしている回復の女神アルト・・・早い話が回復がタダなのを良いことに炊事洗濯全て押し付けられてしまい凄まじい割に合わない労働をさせられたのだ。尚門番は面白そうに見てるだけだった。
尚現在の戦況は・・・
「ゆけえええ!!勇者が全然襲ってこないから暇でしょうがないから世界に進軍するの!!恐れるものは何もないいいいいいいいいいいいいい!!!」
そう言って魔王から大魔王に出世した高町なのはは着々と世界を進軍している。
「大魔王様!」
大魔王なのはにひざまづく暗黒騎士フェイト。
「なんなの!?騎士団長!?」
「既に世界の99,9999%は制覇しました!!」
「よおっし良い成果なの!それじゃあ後は任せたなの!!ユ~ノ君♪」
そう言って側近ユーノのもとに行く大魔王なのは。
それを見ていた暗黒騎士フェイトは・・・
「なのは・・・殆ど労働してるの私だよね・・・」
等とやつれていた。
泉の女神は・・・
「そろそろ話進めないと世界征服されちゃいますよ・・・」
「そうだな~んじゃ行くか・・・」
などと言って初期装備のまま泉の女神アルトの元を去ろうとする勇者力。
(ふぅ・・・これで重労働から解放される)
等と思ったアルトだが・・・
ザバン
何故か泉から出されてしまった。
「え?どういう事?」
「このまま着て」
「えええええええええええええええ!!」
こうしてRPG初、泉の女神をパーティに加えるといった暴挙に走った勇者力だった。そしてついでに連行される門番ユウ。
ジョブチェンジの神殿
流石に泉の女神のままだと卑怯なのでジョブチェンジさせる事にしたパーティ。
「えっと・・・白魔導師で良いか?」
「え!ちょっと待ってください!白魔導師って前半では大活躍するけど後半になればなるほどその戦闘での使い辛さで泣きを見るキャラじゃない!!」
「ああ・・・細かい事は一々うるさい」
「そんなああああ!!」
そう言って白魔導師にジョブチェンジさせられ降格してしまったアルトだった。
尚
「んじゃ~ユウ君は銃士になってもらおうか」
「ちょい待て!何で俺が射撃!?」
「だって決め技射撃じゃん」
「・・・・・・」
賢者楓の偏見で銃士にさせられたユウだった。
現在の世界情勢に至って既に世界の殆どが征服されている為勇者力は今更行動を開始するのだった。
「えっと~装備もボチボチ変えようかな~お金お金・・・」
そう言って資金見てみると・・・
「あら~たんまり給っていらっしゃる~」
「これだよね・・・・やりこみゲーマーの無駄なレベル上げで資金だけガッポリ溜まるって・・・」
「あと居るよね・・・初期装備で頑張る奴・・・そういう人ってRPGに何を求めてるんだろう・・・」
「自由という名の作業じゃないの?」
そう言って征服されてない町に向かう。
すると早速魔王軍が町に進軍している真っ只中だった。
「あれは!!」
勇者力達が見たのは・・・
「くぅ・・・この町だけはこいつが居るから全然征服できない!」
「この町の平和が僕が守ってみせる!!」
モンスターに向かってそう言ってRPGスタイルで槍を持っているRXの姿が・・・
「お!兄さん!その姿はザ・グレイトバトルⅢの水の槍の姿!!」
勇者力に言われ光太郎は・・・
「そうそう!丁度この話に良いかなって思って持ってきちゃった」
8頭身でザ・グレイトバトルの姿を披露する光太郎。
「俺達を無視するな!!」
そう言ってモンスターが襲い掛かるが・・・・
「必殺アイテム!巻物!!」
そう言ってRXが巻物を披露すると空から巨大な水が舞い降りサーフィンでモンスターを倒した。
「おぉ・・・この技は正しくザ・グレイトバトルの技・・・・」
「光太郎さ~ん」
「やっぱり居たか・・・」
そう言って本来設定では武道家だったが作者の思いつきで大地の鉄球を持って現れるライダースバル・職業・闘士。
「何でこんな姿なんだろう・・・」
「多分必殺技の豆まきとかやりたかったんじゃないの?」
等と思っているとりあえずストーリーが進む。
「・・・お母さん」
「畢!どうして町の外に食材盗りに行っちゃダメでしょ!!」
そう言ってお説教されるバーサーカー畢だが・・・
「けど美味しそうなもの見つけた・・・」
「何?」
「・・・これ」
「!!!」
畢が鷲づかみにしていたのは・・・
「こらああ!!あたいをとっとと離せ!!ていうか!!ミツキひでえよ!!あたいに子守をさせるなよ!何度丸呑みされそうになったか!!」
そう言って半泣きのノア。
尚ミツキは・・・
「だって~畢ちゃんノアのこと大好きって言うし~「本心は?」そんなの面白そうさだったからに決まってるじゃない」
「姉貴・・・楓さんみたいにデビル化ならぬダーク化してねえか?」
「ユウ~ちゃ~ん何か言った~?」
「・・・何でもありません」
怒らせたら怖そうなので放っておく事にしたユウだった。
「とりあえず・・・困ってるならウチの宿に泊まれば?」
「おお!一般宿!!」
そう言って光太郎の経営している宿に行く一行だった。
「はい!ライダーハンバーグお待ち!!」
「おお!美味しそう!!」
食卓に着いたメンバーは光太郎が作った特性ライダーハンバーグとやらを食べ始めた。濃厚なソースが自慢である。
「美味しい!一級シェフ顔負けや!!」
そう言ってがっついて食べる盗賊はやて。
「一方!!」
「お父さんおかわり・・・」
「私も!!」
そう言って一家の食卓ボードで大量にハンバーグカレー食べるバーサーカー畢と闘士スバル。
「・・・兄さん苦労してそうだな・・・嫁と娘の食費が・・・」
「うん・・・養ってくの大変です」
一家の大黒柱は大変なのだろう苦労している事が目に見えて分かってくる勇者力だった。
その後も一向は温泉に入り旅の汗を流すと風呂上りの牛乳で一杯飲み
恒例の部屋割
担当者、魔導師ミツキ
その担当者に嫌な予感がしたパーティ。
「あ!そうそう!力君はやてと同じ部屋にしておいたから♪」
「「なぬうううう!!!」」
部屋同室ということで絶叫する力とはやて。
「いや~私って本当に優しいお姉ちゃん♪あそうそうユウとアルトも同じ部屋にしておいたから~」
「「なんだってええええええええええええええええ!!」」
そう言って悪魔の尻尾が見え隠れしながら女子部屋に入っていくミツキ。尚ユウとアルトが放心していたのは言うまでもない。
その結果
「ZZZZZZZ」
「・・・・・・」
気持ち良さそうに眠ってるはやてと床で雑魚寝している力。
理由は
「しかもダブルベッドでやんの・・・・」
ダブルベッドなんて物を考え出した奴を絞め殺そうと思った力だった。
翌日
「寝不足・・・」
「マジだ・・・」
そう言って目をこする勇者力と銃士ユウ。
それを見ていた魔導師ミツキは・・・
「もう二人とも張り切っちゃって~」
その言葉にユウは・・・
(俺のラスボスはこいつか?)
等と思っていた。
尚一行に南ファミリーも加わり戦力が格段に上がっていた事は言うまでもない。
「ていうか・・・ゲストキャラにはチョイスの基準があるのか?」
「いや・・・恐らく何かやっても怒らなさそうなのがよく出てるんじゃね?」
「まぁ・・・一歩間違えれば滅茶苦茶怒られそうなネタしかやらないからな」
等とくだらない会話が進む勇者力と戦士飛鳥だった。
「そういえば次の町は何処だ?」
「何でも凄い馬鹿力が居るからそいつを仲間にするんだとよ」
「味方か?」
「凄い馬鹿力って言ったらあいつしかいねえだろ」
等と言って最後の一人が居るであろう町に向かおうとする勇者力。
道中
「ん?」
何かに気づいた勇者力。そこに倒れているのは仮面ライダーDこと飛鳥だった。
「は!力兄!んべ!!」
起きて早々ハリセンで頭殴られる飛鳥(見分けがつかないので次回からカッコ内にDと表記する)。
「お前な・・・ノリが悪いじゃねえか!!仮面ライダーまんまで来るなよ!!」
「いや・・・その・・・」
勇者力の意見にタジタジになる飛鳥だが・・・そこで救いの神のように大先輩が・・・
「飛鳥(D)君!どっちが良い?炎の剣と風の弓」
そう言って衣装を提示する槍士光太郎。
「兄さん・・・それF91とロアが使ってた奴じゃん・・持ってきたの?」
「いや~誰かが困ると思ったし~RPGのノリだから良いかな~って」
「なるほど・・・」
果たして飛鳥(D)の選択は・・・・
セーブします・・・現実世界に戻ります。
後書き
本日!管理局の為に防犯訓練をすることになった俺たち6馬鹿!ついでに言っちゃうと銀行強盗らしいぜ!よっしゃ!真っ向勝負で1億円を奪った成績を更新しちゃる!!
次回!勇者指令ダグオンA’s どっこい 管理局防犯訓練
勝負だ管理局!
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