仮想空間の歌う少年
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17幻想曲ーD.C.(楽譜の最初に戻り、Fine又は複縦線の上にあるフェルマータがあればそこで演奏を終了する。)
前書き
更新遅れた?最近ノーゲーム・ノーライフにはまってしまって…
そんな作者が書いたやつでも問題無いぜ!という方はどうぞ!
「ほい!『友切包丁』これで強化できるよね?」
「あんた…これをどうやって…」
「ん?ただ、とあるレッドプレーヤーに譲ってもらった(物理)だけだよ。」
僕は48層のリズのお店に来ていた。理由としては、ぶっちゃけた話『アリオーソ』の強化だ。中層クラスの攻撃力しかないこの武器だが、『奏剣』スキルで上手くさばいていたが少し限界を感じていた。現にPOHとの対決でも、あまり防御力が高くないあいつに対してもダメージが高くなかった。
「それにしても…本当にこの武器の強化条件たち悪いわね…『プレーヤーキルが30以上した短剣で合成』って…」
リズがため息つきながら話した。そう、この武器の強化条件が『プレーヤーキルが30以上した短剣で合成』なのだ。普通のゲームならまだいいけど残念ながらこれはデスゲーム。殺したら本当に死んでしまう世界なのだ。だから僕は…
「まさか、あのPOHから短剣をかっさらうとわね…」
「んー。まあね。それより強化頼むよ。」
「そうわね…少し待っててね。」
そう言うとリズは工房に入っていった。さて、僕は…
「暇だな…あっ、そうだ。」
僕は、前から作っていた歌を歌い始めた。
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「スノー出来たよわよ…って。」
「『今』という現実を歩いていかなくちゃ…♪」
「また、その歌?好きね、それ…」
リズがあきれながら言ってきた。
「うん、これは僕自身を歌った歌なんだ。これは僕が僕がいる。というための曲なんだ。」
この曲は実際そうだ。なんせあいつのために作った曲だからね。まあ、それはともかく…
「武器はどうなったの?」
「できたわよ…えっと名前は『サウンド・デスサイズ』ね。」
「音の死神にピッタリの名前だね!」
僕がどんどん死神になってきてる。とは言わないようにしよう。僕は新たな相棒『サウンド・デスサイズ』を受け取り、
「ありがとうね!リズ!それじゃ…また!」
「待って!スノー!」
「なに?」
なんだ?まだ何かあったか?僕は振り返るとリズはいきなり手を出してきた?
「何?ダンスの誘い?」
「違うわよ!あんたに言う言葉はただひとつしかないわ!」
なんだ⁉︎僕への声援か…仕方ない。受け取ってあげようじゃないか!
「代金。」
「デジャブ来た!これで2回目‼︎・゜・(ノД`)・゜・。」
どうやらこの僕スノードロップは死神の名にはまだまだ程遠いようです。
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さあ、またまた僕はアーブルのホームでのんびりしていた。
…え?仕方ないよ?あのPOH相手に交渉(物理)をやったんだよ?それはそれは疲れたに決まっている。だけど。
「この武器試したいな…」
うーん。試したいけど最前線行くのは少し危険だし、試すのにも持ってこいの60層の敵は理由がない限り戦いたくない。そんなこと考えているとメッセージが届いたので見ると…
「ん?キリトからか?…『始まりの街の教会に来てくれないか?』だって?」
このデスゲームがスタートした街。それが第1層始まりの街。ここにあるのは多くのプレーヤーのトラウマと…あ、軍の本拠地もあるんだっけ?
「とりあえず行ってみるか…まあ、何かあるんだろな…」
とりあえず、僕はいつもの服装で黒のジーンズに真っ赤のコートでシャツは黒のシャツ。さあ、行こうか!
後書き
スノー「今回短いね?」
作者「さあ、ゲームをはじめy…」
スノー「ノーゲーム・ノーライフネタはいいから!」
作者「んじゃ、違う話?次からは子守歌!まあ察しのとうりです!」
作者&スノー「「では次回もよろしくお願いします!」」
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