魔法科高校の有能な劣等生
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子供じみたウィード達
前書き
前回の続きです。
気になる事、脱字が有りましたらコメントを下さい。
近々、魔法科高校で重大なイベントが有るらしい?
そのイベントは体育会やら修学旅行とはまた違うその逆とも言っていい。
いや、イベントと言うよりはデモ的な物とも言える。
それはウィードとブルームで起きた喧嘩とも言えなくは無い。
魔法科高校、この高校に入学を許された事自体エリートで有る。
それなのにそんな子供じみた喧嘩が始まろうとしている。
入学を許された事自体、魔法という才能を認められたエリート
確かにウィードとブルームとでは魔法の出来は違う。
だが、それは大した問題では無いと無月は考えている。
近々、行われる公開討論会?
そんな物、必要なのか?
そんな疑問すら、ウィードの頭を悩ませるようで考えるだけで皆、子供だな。
そう言いたくなる。
公開討論会はウィードの優遇upを目標にされた
言わば格上げさせろ宣言
無月は思う。
なら、何故、魔法科高校に入学したんだ?
それしか言いようが無いし言う言葉も無い。
魔法科高校は言うなら魔法の専門学校
魔法が上手い者は上に行き、苦手あるいは普通の者は下かそこに留まる。
これは他の学校でも例えられる。
頭の良いエリート校なら勉強が出来たら優遇され
スポーツが専門的な学校ならスポーツが出来たら優遇される。
魔法もそれと同じ同格なのだ。
それをウィード達は差別されていると勘違いされ、
いや、実際に差別も存在するがウィードとブルームでは対した差別をされるような事はそもそも
存在しないのだ。
ブルームだと魔法に詳しく熟知した先生方がわかり易く丁寧に教えてくれる。
だが、ウィードにはそれは無い。
自分達で努力し成果を出さなければならない。
でも、それも良いんじゃないか?
とある二人のウィードはそう感じているしなんの戸惑いもなんの不満も感じていない。
いや、感じていないと言えば嘘になる。
だが、特に変な事は思っていない。
ウィードとブルーム
そもそもを考えるならお互いに罪の塊で出来た人間なのだから、
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