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曹操聖女伝

作者:モッチー7
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曹操聖女伝第4章の重要登場人物

 
前書き
趣旨は封神演技を題材とした作品やPSPのJEANNE D'ARC等の様々な作品の様々な設定をパクリまくる事で、曹操が三国志演義内で行った悪行の数々を徹底的に美化していくのが目的です。
モッチーがどの作品のどの設定をパクったのかを探すのも良いかもしれません。

ここでは登場人物を紹介しますが、一部ネタバレがあります。

この作品はpixivにも投稿しています→http://www.pixiv.net/series.php?id=376409

この作品は星空文庫にも投稿しています→http://slib.net/30572
 

 
●荀彧

所属:曹操軍
種族:人間
性別:男性
字:文若

曹操軍筆頭文官。
日に日に堕ちていく漢王朝を憂い英傑探しの旅に出ていたが、そこで曹操と出会い、曹操に自分の夢である漢王朝再建を望む。その際、袁紹は荀彧を上賓の礼を持って迎えたが、荀彧は袁紹は大業を成す事の出来ない人物だと判断した。
若くして「王佐の才」とも称揚され、後漢末の動乱期においては、後漢朝の実権を握った曹操の下で数々の献策を行い、その覇業を補佐した。王佐とは徳治を旨とする王道を行なう君主を補佐する事である。
政治家としても軍師としても高い能力を持ち、曹操をして「子房(前漢の張良の字)」と評される程の人物。しかし、劉協に禅譲を迫る曹氏過激派反対した事で曹丕と対立し、晩年は不遇だった。
冷静沈着で生真面目な性格。

●陶謙

所属:陶謙軍→人間に転生した魔王その②軍
種族:人間(?)
性別:男性
字:恭祖

徐州刺史。
人間に転生した魔王その②の精神操作を受けて曹嵩とその一族郎党を惨殺し兗州を治めていた曹操の仇敵となった。
陶謙は曹操の侵攻により領内の十数城を奪われ、彭城での大戦や曹仁率いる別働隊と戦った傅陽戦を始め、取慮・雎陵・夏丘の各地で敗退した。陶謙は郯の地でようやく侵攻を押し留めたという。一方の曹操は、兵糧を切らしたため撤退した。この一連の軍事行動の中で、曹操は各地で邪凶を殺戮したため、泗水の流れが堰き止められるほどであった。これによって、中央の戦乱からの避難民で豊かとなっていた徐州は、壊滅的な打撃を受けた。
張邈・張超兄弟と陳宮らが呂布を引き入れ反乱を起こしたため、曹操軍が撤退することになり、一時的に危機を脱したが、張邈軍が無数の蝗の群れに阻まれ進軍出来なくなり、五城は陥落させられ、さらに瑯邪を越え東海まで攻め込まれた。結局敗死し徐州を車冑に譲る結果となった。齢63だった。
幼い頃から好んで学問に励み、誰の世話にもならず生計を立て、良い評判が立ったとされる。だが、次第に道義へ背くようになり、感情に任せて行動するようになっていった。更に徐州中の邪凶の陰惨で傍若無人な暴虐の限りを許した事と、曹操軍の進撃による徐州壊滅により評価が大急落し、陳寿に「論じるに値しない」と言われてしまった。

●曹嵩

所属:漢王朝
種族:人間
性別:男性
字:巨高

曹騰の養子。
官僚として司隷校尉・大司農・大鴻臚を経て、中平5年(188年)には太尉まで昇った。当時、売官制が横行しており、曹嵩も一億銭にも上る金額を霊帝に献上し、宦官に賄賂を贈って、太尉の職についたという。
その後、黄天軍に始まる後漢末の大乱を避けるために、徐州東北部にある瑯邪郡に家族と共に避難していたが、曹操が兗州に地盤を確保したことから帰還しようとした。だが、人間に転生した魔王その②の傀儡と化した徐州牧・陶謙は曹操に先んじて兵を泰山郡華県に滞在していた曹嵩達の元へ派遣し、彼等を攻撃した。曹嵩達は曹操を当てにして警戒を全くしていなかったため、あっさりと一族郎党を殺害されてしまった。
曹嵩や曹徳の殺害を聞いた曹操は、自ら徐州に進軍し、復讐のため徐州を攻撃し邪凶を虐殺することになる。
その性格は慎ましやかで、忠孝を重んじたという。また、曹操とは親子の様に仲が良かった。

●張邈

所属:張邈軍
種族:人間
性別:男性
字:孟卓

曹操の幼馴染。曹操や袁紹と親友のように仲が良く、頭脳の明晰さと徳行で官界において知られる。
袁紹を盟主として反董卓連合が結成された時、張邈は曹操らと共に参戦した。曹操が戦をするよう呼び掛けると、張邈は鮑信と共に曹操の求めに応じ、部下の衛茲を曹操に同行させた。しかし、曹操達は董卓軍の徐栄に苦戦し、衛茲を戦死させてしまった。
また、董卓を討つべく集まった諸侯に対し己の振る舞いを改めるよう諫めたが、逆に袁紹の怒りを買って殺されそうになった。この時は、曹操が袁紹に取り成したため、危うく難を逃れている。張邈はこの事を知ると、曹操に対し恩義を感じるようになったという。
だが、人間に転生した魔王その②の配下の邪凶である陳宮にそそのかされ、また曹操と不仲だった弟の張超にも諭されたため、彼らと結託して呂布を迎え入れ、曹操に対し反乱を起こした。
これで天の怒りを買ったのか蝗害による飢饉に襲われ、勢いを盛り返した曹操に敗れ、兗州から撤退。部下の裏切りに遭い捕縛された。
陳宮に騙されたという事情があり、若い頃から男伊達で気前がよく、困っている者を救うための散財を惜しまなかった為、曹操は張邈を許そうとしたが、張邈は死刑を望み心の中で自分を笑ってくれと叫んだ。
曹操は張邈の三族(父母・兄弟・実子と養子)を引き取って厚遇し、娘も嫁ぐまで面倒を看たのだった。

●陳宮

身長:176cm
体重:60kg
所属:人間に転生した魔王その②軍(表向きは張邈軍→呂布軍)
種類:邪凶
邪凶ランク:中凶
性別:男性

人間に転生した魔王その②の配下の邪凶。
張角、蚩尤、董卓の失敗を見て来た人間に転生した魔王その②は、自ら曹操と戦う事はしなかった。そこで、曹操に裏切り者の烙印を捺させまくる作戦に出た。
そこで陳宮は張邈軍を曹操を裏切った存在に仕立て上げる作戦の実行役を買って出た。張超が曹操を不快に思っていたのもあり、あっさり張邈軍に裏切り者の烙印を捺す事に成功する。
だが、欲張って呂布まで巻き込んだ事で陳宮の策謀は鳴りを潜める事となる。さらに、呂布を祖父の仇と付け狙う董白に足を引っ張られ、董白が人間に転生した魔王その②の本名を言おうとしたので邪凶としての本性を出して曹操に敗れ、知謀に長けた策士らしくない末路を迎える事となる。
狡賢い性格で、人間のフリをして悪事を働く。

武器・技

悪辣な智謀
口先三寸で人間を騙し、味方にして上手く動かす。

馬絆蛇(ばはんだ)
普段は人間の姿をしているが、有事の際は全長25m、体重625kg、胴回り直径75cmの猫耳大蛇に変身する。獲物を鎌首をもたげて威嚇し素早い噛み付きで捕らえ、長い体で巻き付いて締め上げる。その気になれば人間の子供を飲み込む事も可能。

 
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