ソードアート・オンライン handle a system
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43星の輝き
死銃事件から二週間。この日俺はアルンである人物と待ち合わせをしていた。その人物は………
「お待たせキリト」
「さっき来たばっかりだシノン」
ガンゲイル・オンラインで知り合ったシノンだ。シノンは今日からALO を始めるため俺が色々と教える必要がある。それにリュウヤが今日退院してALO にログインするらしい。俺とシノンはリュウヤと合流する予定だ。
「そういえばあんたとリュウヤって兄弟だったんでしょ?」
「ああ、リュウヤのやつ何で俺らを遠ざけたかわからないって」
リュウヤと俺が兄弟だったのは驚いたけど別にたいしてなにも思わない。それどころかいつも道理の日常のままで特にこれといって変わったことはない。
「あ、キリトさん」
話ながら歩いている俺達に話しかけてきたのはブラッド・ナイトのメンバーレンだ。
「レン、リュウヤ見なかったか?」
「リーダーならリーファさんとクエストに出掛けてるっすよ確か…………星の輝きだったっけ?」
…………それって確かヨツンヘイムの奥のダンジョンクリアするクエストだっよな?
「よしシノンその辺で適当に狩りするか」
「ヨツンヘイムに行かないの?」
ヨツンヘイムに存在するモンスター、邪神は正直初心者にはキツい。初心者でなくても結構きつい。ラグらせたりするリュウヤはともかく上級者でも何人かのパーティを組んで戦うモンスターだからな。そんなことを説明している間にリュウヤからメッセージが届いた。
『キリトちょっと手伝って欲しいことがあるアルンの空き家にリーファを迎えにいかせたから頼む』
てなわけで
「本当にいいのか?シノン」
「別にいいわよ強い方が燃えるってもんでしょ?」
アルンの空き家に行きリーファを待っていた。この空き家は売っているわけではなく多分何かのイベントに関係するものだってみんな考えてる。しばらく待つと中からリーファが出てきた。
「お待たせお兄ちゃんそっちの人がシノンさんねよろしく私はリーファ」
「よろしく」
俺達はリーファの後に続いて空き家の中に入っていった。そこには長い階段があった。その階段を降りながらリュウヤが何でよんだかを聞いていた。どうやらダンジョンの一番奥まで来たけどそこのボスか強くて俺に手伝ってほしいらしい。しばらく階段を降りると底無しに深い大きな縦穴にたどり着いた。そこでリーファが口笛をふく。するとしたから一体の邪神が飛んできてそれにリーファが乗る。
「リーファこれなに?」
「トンキー」
「いや名前を聞いたんじゃなくて何で邪神を飼い慣らしてんだ?」
「まぁ色々あって」
「それよりトンキーってもう少しましな名前無いの?」
「リュウヤの考えたガルハート・ドライブよりましでしょ?」
そんなことを話した後俺とシノンはトンキーに乗りヨツンヘイムにたどり着く。途中に何か見えたけど多分気のせいだろう。ヨツンヘイムについてしばらく進むとダンジョンの入り口があり俺達はそこにはいる。しばらく進むと大きな扉の前にリュウヤがいた。
「お、来たか」
「あんたもしかしてネ「みんな来たしボスに挑も」」
シノンの言葉リーファが遮る。シノンが少し不機嫌な顔をしたけど俺が事情を話すと納得してくれた。リュウヤが扉を開け中にはいる。すると獣の鳴き声ともに部屋に明かりがつきボスの姿が現れる。二つの顔を持つ《the Ortholoss 》………って
「こいつルグルーのときのか!」
「ああそうだあの時とは違ってちゃんと倒せる。リーファは魔法で支援。シノンはアイツの頭を打ち続けろ。俺とキリトで突っ込む」
「了解足引っ張るなよ」
「そっちこそな」
俺とリュウヤは同時に走り出す。シノンが弓矢でボスの顔を打つ。その一撃で叫び声を上げるボスに一気に接近した俺達は攻撃を始める。リュウヤが剣を呼び出しそれを地面に突き刺す。俺はそれを足場にして飛び上がりがら空きの背中に突き刺す。そしてリュウヤがオルトロスの左足を切る。オルトロスが叫び声を上げながら俺を振り落とそうとする。俺は剣を抜きスグに背中から飛び降りる。そしてスグにオルトロスを爆炎が包む。リュウヤの魔法だ。地面に着地した俺は地面に刺さっている剣を抜く。二刀流だ。
最近行われたアップデートでSAO のユニークスキル以外のスキルが追加されまた自分でソードスキルを作れるオリジナルソードスキルも追加された。ただ、OSS を作るのには条件が厳しすぎる。多分リュウヤ以外はまだ誰も作れていない。
俺は二刀流でアインクラッドの時に使ったソードスキル、スターバーストストリームを自分の力で真似る。その連続攻撃をする俺にオルトロスが攻撃してくる。ソードスキルでないぶん途中でキャンセル出来るのでスグに防御する。防御に成功はしたが体力の三割を持っていかれた。結構強いが俺達の敵ではない。ボスのHP ゲージを確認すると物凄い早さで減少し消滅、それと同時にボスは体をボリゴンにし四散した。リュウヤがOSS を使って倒したようだ。
「なぁリュウヤこいつそんなに強くなかったぞ」
「おかしいな?さっきは結構強かったんだけど……」
そんな疑問を残しながら何とかクエストをクリアした俺達はその奥に進んでいった。ここには 伝説武器 (レジェンダリィ・ウェポン)のひとつ七星剣について示されているらしい。最もこの剣は退院したリュウヤのお祝いにプレゼントするつもりだったからな。奥に進むとそこには石板があった。そこには
『星の力を求めし妖精よ時が満ちたとき天を仰げさすればそなたに星の力が与えられるだろう』
とかかれていた。結局どうすればてにはいるか分からずアルンへと帰っていった。結局てにはいったのはボスの落とした文字化けしたアイテムとクエストの報酬だけだった。
この時俺達は気づいていなかった。ボスの落とした文字化けしたアイテム、これが後々最悪の事態を引き起こすことになるなんて………
『リアルワールドへの招待状をターゲットに渡すことに成功作戦決行は予定道理行います』
「そうか……貴様には面白い最後を与えてやろう仲間が死にたった一人となった絶望の中で忌まわしき四賢者の一人卯月リョウ」
後書き
キ「次からはオリジナルのメモリーソウルだな」
リ「さてどうなるかそれは今回の話と作者のTwitterに少しヒントがあるな」
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