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次元大戦

作者:ウィング
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第二話-A

 
前書き
日本ルート 

 
海鳴市/八神家リビング


杏「さて…説明してもらおうじゃない」


尚哉「あははは…話さなきゃ…ダメ?」


茜「だーめ、私たちが納得しないもん」


渉「と、言うわけで…きっちりとしゃべってもらおうか?」


尚哉〈なあ…ここまで言われたがどうする?〉


はやて〈いや、流石に誤魔化すんはもう無理やで〉


なのは〈はやてちゃんに同感かな潔く話そう〉


尚哉〈そう…だな…〉




日本近海/孤島



???「…トく…キ…くん!」


???2「…うっ…くっ…!此処は…アスナ?」


アスナ「キリトくん!良かった…キリトくんが目覚めなかったら…私…私…!」


キリト「アスナ…ごめん、心配かけちまったな」


クライン「キリの字!漸く目覚めたか」


キリト「クライン!無事だったのか!」


クライン「あったりまえよ!それよりここら辺を見て回ってきたがどっかの孤島みたいだぜ」


キリト「ちょっと待て!孤島って…此処はSAOなのか!?」


アスナ「ううん…違うみたいなの、だってこれがあるんだから」


キリト「!?ナーヴギア!どうしてこれが!?此処は現実世界なのか…でもそれじゃあなんでこんな孤島に居るのか…」


アスナ「可笑しいでしょ、100層で団長に勝ってゲームがクリアされたはずなのに…でもそれだけじゃないの!」


キリト「まだ何かあるのか?」


アスナ「今は此処に居ないけどユイちゃんも一緒に居たの」


キリト「ユイが!それじゃあ此処はSAO…でも此処にナーヴギアがあるし…どうなってるんだ!?」


クライン「落ち着けキリト!今、考えても仕方がねえ、まずは今俺達が居る状況を説明する」


アスナ「今、私達は現在地不明の孤島に居るのそれで此処に居るのは私達とシリカちゃんとユイちゃん、後、シノのんだけ」


キリト「他のみんなは?」


アスナ「居なかった…多分私達とは違うところに…」


クライン「でも、あいつらのことだ生きてるって!」


キリト「…そうだな、あいつらならきっと!」


キリト(リズ、エギル、スグ、ダイン…絶対に生きてろよ)


海鳴市/八神家


尚哉「と、言うわけだ…わかった?特に渉」


渉「やべ…何が何度かわかんねえ」


杉並「まあ、渉ごときに理解できるものではないな」


杏「まあ、渉だしね」


茜「渉くんだしね~」


渉「ぐお!みんな…酷い…」


尚哉「あははは…まあそんなところだ」


茜「でも魔法か…やっぱり神族や魔族みたいに炎とか雷とか出せるの?」


尚哉「茜が言ってるのとは違うけど出せる人は出せるな」


なのは「私達の場合は純粋な魔法…じゃなくて超科学といった方がいいね」


杏「ふーんなるほどね」


ディエンド「マスター、私のレーダーに反応此処から50㎞離れた近海の孤島に転送反応を感知どうされますか?」


尚哉「どうするもこうするもいくに決まってるだろ?」
















2話-A『時の操手』






キリエ「うーんちょっと座標を間違えちゃったかしら…KTS、キリエちょっとショック」


シリカ「シノンさんあの人飛んでますよ」


シノン「人が空を飛ぶなんて…なんともメルヘンね」


ユイ「シリカさん!シノンさん!あっちからも複数来ます!」


そこに尚哉達が到着する。


尚哉「反応があったポイントは…ここら辺か…てかあいつだな」


キリエ「あらあら?そっちからお迎え来てくれるなんて」


尚哉「こちらは時空管理局だ、そちらの名前と目的を話してほしいんだが」


キリエ「そうね、言ってもいいわ、私の名前はキリエ・フローリアン、目的は…秘密よ」


尚哉「…あくまで目的は黙秘するんだな?」


尚哉はディエンドを構える。


キリエ「そうよ…ちょっとだけ話そうかしらね~まず初めの目的はあなた」


はやて「え?私?」


キリエ「そうそう、あなたには今日協力してほしいの嫌だと言っても痛め付けるから」


尚哉「そうはさせるか、はやてに触れる前に落とす」


キリエ「怖~い、でも勝てるかしら?貴方に?」


尚哉「勝てるさ」


キリエ「強気ねでも私も引くわけにはいけないの、だから力付くでも連れていく、闇統べる王『ロードディアーチェ』」


尚哉「っ!」


尚哉(まさかこいつ!)


尚哉はそう思った瞬間キリエがはやてに向かって飛んでくる。


尚哉「やらせるか!」


尚哉ははやてとキリエの間に入り鍔迫り合いになる。


尚哉「悪いがやらせるわけにはいかないな…それと」


キリエ「ちっ!…ラピッドトリガー!!ファイア!」


尚哉「そんな数!全部撃ち落とす!!」


尚哉はディエンドから放たれる魔力弾でキリエのラピッドトリガーを全て撃ち落とす。


キリエ「うっそぉ~!」


尚哉「接近戦に持ち込む!」


シュテル「ナオヤ、援護します!」


はやて「私らも行くで!リイン!」


リイン「はい!はやてちゃん!」


尚哉が前に出て後方からシュテル達がキリエに向けて援護射撃をする。


尚哉「はああぁぁぁぁっ!」


キリエ「ちょっ!あぶな!大剣を軽々しく片手で振るうってどんだけ力あるのよ!」


尚哉「まあ、そこは努力のたわものだ!」


キリエ「きつい!でも諦めてたまるものですか!」


尚哉「往生際が悪いぞ!」


キリエ「このままじゃあ!…ん?あれは…」


キリエは孤島にいるシリカ達に気がつく。


キリエ(あの子達…悪いけど利用させてもらうわ)


そういてキリエのデバイスは孤島にいるシリカ達に銃口が向く。


尚哉「!?…っ!あれは!まさかあいつ!」


キリエ「じゃあね…ごめんね…」


キリエは謝罪を他の人に聞こえない程度の声で言って砲撃を放つ。


シノン「!?こっち来るわ!」


シリカ「此処から離れないと!」


シリカ達は狙われていることに気づきその場を離れようとしたが砲撃直撃で爆風が巻き込ませる。


尚哉「Dファンネル!間に合え!」


尚哉はファンネルをシリカ達の元に向かわせ砲撃直撃の爆風が巻き起こりシノンとギリギリファンネルでシノンとシリカを守ることがて来たがユイだけが間に合わなかった。


尚哉「そんな…あの子は!」


煙が舞うなかあのシリカ達がいた場所を見つめる。


キリト「…くっ!…大丈夫…か…ユイ… 」


ユイ「パパ?」


キリト「良かった…無事…で…」


ユイを守るように庇ったキリトは力尽きる。


ユイ「っ!パパ!パパ!!目を開けてください!パパ!」


尚哉「まさか…あの子を庇ったのか…って!そんなこと言ってる場合じゃない!リイン!!」


リイン「はいですぅ!」


尚哉(キリエっていうあの人はこれを機に逃げたか…それにしてもやっぱりあの人の狙いは…)




海上



キリエ「はぁ…はぁ…ここまで来れば大丈夫ね」


キリエ「最小限で接触は避けようと思っていたんだけど…ごめんなさい…」


キリエ「でも私は止まらない!博士とエルトリアを救うために!」



 
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