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転生者が赤龍帝!?

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原作前
  新しい生活

ピンポ~ン

「はいは~い」

中から人の声が聞こえるな。
この声はアリサだな。

「どちら・・・イッセー!!!おかえりなさい。
さみしかったわ。」

アリサは俺を見た瞬間抱ききいてきた。

「後ろの人たちは誰なのかしら?」

と不思議そうに見ている。

「みんなは俺が旅をしていた時に知り合って仲間になったんだ。」

なんかアリサが黒いぞ・・・

「・・・そうなんだ。・・・イッセー?」

「ん?何・・・?」

「女性がいるけど手を出してないわよね?」

と尋ねながら頬を引っ張ってくる。
絶対に怒ってますよね?さっきと声音が違うよ。
・・・痛いよ・・・・・それに・・・怖い・・・。

「していませんよ?」

「それならよろしい。」

よかった~。怖かったよ~。怒りを鎮めてくれたようだ。

これを見ていたヴァ-リたちはというと・・・

「最強はイッセーじゃなくてあの人だな。」

「「「「「「うん」」」」」」

と全員が頷いていたのだった。これを見たらみんなそう思うよね・・・。

「イッセーおかえりにゃ~。」

「イッセー兄様おかえりなさい。」

黒歌と白音も出迎えてくれたようだ。
二人とも元気そうでよかったよ。

「ただいま。久しぶりだな。
みんな中に入ろうか。ここにいてもじゃまになるしな。」

中に入ってお互いに紹介が終わると、
アリサと黒歌、白音が驚愕の声を出す。

「「「えっーーーーーーーーー」」」

「白龍皇光翼に黄昏の聖槍に絶霧に魔獣創造だってーーーー!!」

「何でそんなに驚いているんだ?」

「神滅具が目の前に四つもあるからよ!」

そうでございますか。
俺はあまり気にしていなかったな~。目標が似ている人を仲間にしていてあまりそういうことを気にしていなかったもんな。

逆にそのほかは・・・

「俺たちからすれば創造神が目の前にいることの方が驚きだ。」

「「「「「「「「うん」」」」」」」

こんなにも人数がいるとこの家で住めないな・・・
あいつのところに行って、あの約束を果たしてもらおうとするかな。

「アリサとヴァ-リとゲオルク・・・オーフィス、行きたいところがあるから一緒に来てくれ。」

「別にいいわよ。」

「ああ、俺も問題はない。」

「俺もだ。」

「我、行く。」

来てくれるようだ。
持つものはいい仲間だよな。

「今から出発だ。」

「それでどこに行くんだ?」

「それは・・・次元の狭間だ!」

「何をするつもり?」

「それは着いてからのお楽しみだ。
オーフィス頼むぞ。」

「ん、わかった。」

オーフィスは頷くと右手の握り

「えいっ」

拳を前に突き出し、次元に俺たちが通れるくらいの穴をあけた。
これでいけるな。
そして俺たちは穴の中へと入っていった。




☆★☆★☆★☆★





着くとそこには巨大な赤い龍がいた。
あの時と同じ状況だな・・・。そして周りには何もない無の空間だ。

「貴様は赤龍帝か。それに白龍皇もいるな。我に何の用だ?」

「まーな。あのときの約束を果たしてもらうために来た。」

「わかった。」

ヴァ-リ、お前は闘いたいという顔をするなよ・・・

「その約束って何かしら?」

「次元の狭間に建物を建てて住むことだ。」

そういうとオーフィス以外の三人はポカーンとしている。
何か驚くようなことがあったか?

『相棒が予想を外れるかのようなことを言うからじゃないのか?』

そんなに驚くことかねぇ~。

「でもそうなったのかしら?」

あ、復活した。
俺はグレートレッドとのことを話してみると・・・

「倒したーーー!?」

「あ、ああ。そうだけど。」

めっちゃ強かったな。
いや~懐かしいね。

「どんなけ強くなったのよ・・・。」

「こっちに来てよかったな。もっと強くなれるな。」

「どうりでバカ強いわけか・・・。」

上からアリサ、ヴァーリ、ゲオルクがそういう。
アリサとゲオルクは驚いているが、ヴァ-リだけは目をキラキラしている。そんなに戦闘が好きなのか?この先が思いやられる・・・
さて、やってもらわないと・・・

「アリサ、ここに大きな家を建ててくれ。
あと、トレーニングルームとかもろもろよろしくな。」

「ええ、わかったわ。」

すると、目の前が光だしあたりが醜くなったが、
光が収まるとそこには・・・
めちゃくちゃでかい家、めちゃくちゃ広いトレーニングルームに庭、温泉などあって充実している。
”すごい”この一言しかでてこない・・・
特に家なんて地上八階ぐらいはあるんじゃないかと思わせる大きさだ。

「ゲオルク、ここを囲むようにとびっきり強い結界を張ってくれ。」

「了解。」

これで完成だな。ほかのみんなも連れてくるか。
そして俺たちはここで一日楽しく過ごした。




☆★☆★☆★☆★




次元の狭間に家を建ててから5年経過して15歳となった。
この5年間はみんなで特訓をしていたな~。
たとえば・・・
・神器を持っている人は全員が禁手に至ることができた。
 だけど・・・亜種になっちまったんだよね~。特に曹操なんてチート級だわ・・・。
 負けはしないけどね。
・ヴァ-リも極覇龍を使えるようになったこと、アルビオンの肉体を作った。
・俺も新たな力を手に入れることができた。今はまだ教えないよ~
・勉強もちゃんとしていました

突然、携帯が鳴り始めた。
いったい誰だよ?
携帯の画面を見てみるとそこには冥界の魔王の一人、サーゼクス・ルシファーからの電話であった。

「もしもし、イッセーくんかい?」

「そうですけど、いったい何の用ですか?」

「実は君に頼みがあってね。」

魔王が俺に頼みがあるとはな。いったいなんだ?

「それで用とは?」

「実は私の妹とその友人が昨年から駒王学園というグレモリー家が経営している学校に通っていてね、護衛をしてもらいたくてね。」

シスコンめ!学校には通いたかったからいいか。

「何かあれば助けてやってくれということですか?」

「そうだね。もちろんタダでとは言わない。それなりの対価を用意するよ。」

これなら俺の夢が・・・俺たちの夢が叶うかも。

「わかりました。やりましょう。」

「本当かい?ありがとう。大家は何がいいかな?」

「悪魔の駒がほしい。」

「悪魔の駒か・・・。悪魔になるつもりかい?」

「悪魔にはならない。駒を改造してレーティングゲームに参加をできるようにしたいんだ。」

「・・・いいだろう。用意するよ。」

「ありがとうございます。少ししたらグレモリーの屋敷に行きますね。」

「わかった。先に待ってるよ。」

そして電話が切れた。
あいつを連れて行かないとな。・・・ルシファー。
あと、学校に行きたい奴がいるか聞いてみないとな。
そして聞いてみると行きたいといったのは俺を含めて五人いた。

「ヴァ-リ、今から冥界に行くぞ。」

「なぜだ?」

普通こういう反応だよね・・・

「現魔王ルシファーに少し会ってくれ。」

「そういうことか。いいぞ。」

俺たちはすぐに昔もらった紙に書いてある魔法陣でグレモリーの屋敷へ転移した。




☆★☆★☆★☆★




~到着~

グレモリーの屋敷についたが・・・いつ見てもすごいと思う。
でかすぎる。ヴァ-リも言葉が出ないようだ・・・。

すると、俺たちのところにサーゼクスさんがグレイフィアさんと一緒に来た。
いつも一緒にいるな~。夫婦かな?

「さぁ、中に入ってくれたまえ。」

促された部屋へ入るがやはりこの部屋も豪華だった・・・。

「この箱に入ってるのが悪魔の駒だよ。」

と言われ赤い箱を渡された。

「ありがとうございます。」

すると、サーゼクスさんの目線がヴァ-リへ向いた。

「彼は誰だい?」

「ヴァ-リ自己紹介でもしてくれ。」

「ああ、
俺の名はヴァ-リ。ヴァ-リ・ルシファーだ。
死んだ先代魔王ルシファーの孫のである父と人間との間のハーフなんだ。
そして、白龍皇—―—『白い龍』。」

ヴァ-リは悪魔という証拠に悪魔の羽を幾重にも生えだした。

流石に旧魔王の子孫ときて驚きを隠せないのだろう。それに白龍皇ときている。
サーゼクスさんもグレイフィアさんの顔を見ればわかる。

「ルシファー!?それは本当かい?イッセーくん、それに白龍皇って。」

「その通りだ。ヴァ-リは旧魔王ルシファーの血を受け継ぎ白龍皇だ。」

「イッセーくんは赤龍帝だよね?」

「ん?そうですけど何か?」

「赤白の戦いはしないのかい?」

赤龍帝と白龍皇が一緒にいるとそう思うものなのか?

『今まで俺たちは会うたびに戦っていたからな。』

それならそう認識されてもしょうがないか・・・。

「しませんよ。いろいろあって仲間になったんです。
それとヴァ-リを連れてきたのは教えておこうと思ったからです。
あと学園に通うのは俺と・・・の五人です。よろしくお願いします。」

「こっちで手配しておくよ。」

「ありがとうございます。俺たちは帰りますね。では。」

そして俺たちはその場を去った。



サーゼクスside

まさか旧魔王ルシファーの子孫が目の前に現れるとは。
人間とのハーフだったのか。だから私たちは分からなかったのか。

「サーゼクス様まさか彼が旧魔王ルシファーの子孫とは。」

「ああ、私も驚いているよ。」

「だが彼らならリアスたちを守ってくれると信じているよ。」

「はい。」

よろしく頼むよ。イッセーくん。ヴァ-リくん。
赤龍帝と白龍皇が横に並んでいる姿を見る日が来るとは・・・。
彼は本当に面白い人だ。できれば彼を悪魔側に入れたいね。




イッセーside

「ただいま。」

「あかえりなさい。」

もちろん俺たちを出迎えてくれたのはアリサだった。

「アリサに頼みがあるんだけど、この悪魔の駒を改造して悪魔になる要素だけを取り除いてくれないか?」

もちろんそれは悪魔に転生しないでレーティングゲームに挑戦するためだ。

「ええ、いいわよ。できるまで少し待ってて頂戴ね。」

「ありがとう。」

悪魔の駒を手渡して、俺はアリサのほっぺにキスをすると・・・
アリサはキスをすると顔から湯気を出して真っ赤にしていた。
水を沸騰させることができるんじゃないかと思わせるぐらいの勢いだった。



~数日後~

「悪魔の駒の改造が終わったわよ。」

お~できたか。

「アリサ、ありがとう。」

明日は入学式だ。
・・・これから面白いことが起きそうだな。
ちなみにアリサにキスをしようと言われたのはいうまでもない。



そして入学式当日


駒王学園の校門の前に五人の男女がいた。

 
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