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ロザリオとバンパイア 13RIDERS

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力の大妖と仮面ライダーの覚醒

 
前書き
途中で事故により最初からになってしまったので 少し短縮します 許してください 

 
モカは落ち込んでいた 月音の正体が人間だったというのもあるが 月音を一瞬ではあるが 拒絶してしまったことに後悔していた
話は少し前に遡る 月音が人間の学校に行きたいと涙を流しながらモカに行ったからだ しかしモカは人間が嫌いだった 中学生の頃まで人間の学校に通っており 自分だけが周りと違うという劣等感もあり 周りと全く馴染めないなどという事があったからだった だからこそモカは月音を引き止めようとするが 月音から『自分は人間なんだ!』という告白を聞いてしまった この時モカは無意識のうちに月音から後ずさってしまった
『モカさん・・ 俺が人間てわかったとたんそんな顔するんだ そうだよなやっぱりここは俺のいるところじゃない』

『・・・・! 待って 本当なの月音 私ー・・・・』
モカは月音を止めようとするが 月音は声を荒げて
『放してくれよ!人間なんて嫌いなんだろ 俺も妖怪の友達なんてごめんだ!』
『月音!』
しかしモカの静止も振り切り月音は行ってしまった




そして 現在に至るというわけである





『うそ うそだよ 初めて友達が出来たのに 生まれて初めて友達が出来たと思ったのに』
モカが泣いていると
『・・・よう!どうしたんだ? 一人ぼっちで』
突然後ろから誰かが話しかけてきた
『しっ真司!?』
城戸真司だった
『突然月音がバス停に向かって走っていったからなにかと思ったらモカが泣いていたんだ 何かあったのか?』
『うん・・・ 真司 実はね・・』
そしてモカはさっきどういうことがあったのかを話はじめた






一方 こちらはバス停にいる月音
(家に帰ればまた・・・ありふれた日常に戻れる でも本当にこれでいいのかな)
そんなことを考えていると
ブロロロロ バスがやって来た
『ヒヒ・・・やっぱり逃げ出すかい なぜか君はそうなるような気がしていたよ』
『運転手さん・・』
そう 月音と真司を連れてきた運転手さんだった
『いいんだな少年 思い残すことがないならバスに乗りな』
運転手さんの言葉に月音は詰まった
『俺は・・』









そして再び真司とモカ
『へえ 月音は人間だったんだ』
『うん・・・ あれ? どうして真司は驚かないの 人間だったんだよ!』
モカが困惑するのも無理はない 普通ならば『 そんなこと信じられない』とか、『うそー あり得な~い』などと反応するのに 真司は至って冷静だったからだ
『俺は月音とはバスの中でもう会っててその時点で人間ってのは分かってたからさ』
『そうなんだ 驚かなかったの ?』
やはり モカはそこが気になるようだ
『そりゃ 何で人間がいるんだ?ってのはあったけどさ 人間も妖もそんなに変わんないだろ 仲良く出来れば それでいいかなと思ったしさ』
そう言う真司にモカは
『そうだね人間であっても 仲良しならば関係ないよね 私月音に会ってくる』
俺も行くよと言おうとした真司だったが
『!! ちょっと待てモカ!』
『えっ何なの真司?』
モカはびっくりした 真司の声が本気の声だったからだ
『出てこいよ そこに隠れてるやつ』
真司はそう言って モカの目の前にある木を睨み付けていた
そこにいたのは
『砕蔵くん!?』
ずっとモカを狙っていた小宮砕蔵だったからだ
『へえ驚いたな どうしてここにいることがわかった?』
『そんなに妖気が漏れてたら誰だって分かるっての』
『ははは! こりゃいけねぇ 興奮していたせいで妖気が無意識のうちに出てたようだな! こうなっちまうと俺は駄目でな 人間の姿でいられなくなっちまう』
そう言いながら砕蔵は 身体の変化をしていた
『城戸ォ てめえと月音を殺して モカは俺がいただくぜ!』
そう言いながら真司に向かおうとすると
『モカさん!』
月音がこっちに向かって走ってきた
『月音ぇ!』
『モカさん 真司 ・・・俺 言いたいことがって 何だこいつッ 化物だァあアー!』
月音は完全に妖怪になっている砕蔵に驚いていた
『逃げて月音ー これが砕蔵君の正体なの!』
『嘘だろ 妖怪ってみんなこうなのかーっ』
(まさか モカさんと真司も妖怪になったらこうなるのか)
そんなことを考えていたせいで
『フン!』
砕蔵の拳を受けてしまった
『月音!』
『月音 大丈夫か!』
モカが月音のところに向かうと
パキィンッ
『・・・嘘 ロザリオが外れた』
その瞬間
ズゥン! と地面が揺れた









『どっどうなってるんだこれ!?』
月音は状況が読めなかったので真司が説明にはいる
『モカが言ってたろ ロザリオを外すとバンパイアになるって』
(そういえば)
月音は思い出した それは学園寮を見学していたときだった



(私はね ロザリオを外すと怖ーい本物のバンパイアになるんだよ)



真司は月音を介抱すると
『それじゃ月音はここにいてくれ』
『えっ真司はどうするの?』
『俺も友達がこんなことされて黙っていられないんでね モカのとこにいってくるよ』
そう言い、真司はモカのとこにきた





『なっ何だこいつッ 別人だ 赤夜萌香じゃない!』
砕蔵はとにかく慌てていた
そして
『貴様程度がこの私をものにするだと?』
『確かにさっきとは全然違うな』
モカが隣を見ると真司がいた
『どうした?こんな奴 私一人で十分だぞ?』
『いや モカが正体を現したのなら おれもした方がいいと思ってね』
そう言いながら真司は何かを取り出した
『それはなんだ?』
『これはカードデッキ まあ見てれば分かるよ』
そう言いながら 真司はカードデッキを前に出すと




[ギュウウウン キイイイン]



Vバックルが真司の腰に装着された そして




【変身!!】


カードデッキをVバックルに入れると



左肩から 鋭利な角のようなのが飛び出した




仮面ライダーガイに変身した 
 

 
後書き
ようやく 真司が仮面ライダーに変身しました
次回 ファイナルベントを出すつもりです 
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