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バカとテストと学園都市

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第3話~バカとlevel5と体育館~ 

 
前書き
体育館にて 

 
体育館に着くとすでに学園長が壇上に立っており早く整列しろと怒鳴り散らしている
Fクラスは渋々と整列し、学園長の方を睨めつけた

学園長「全員揃ったね
これから召喚戦争の新ルールについて説明するからよーく聞いときな
今回は通常の召喚獣に午前に身体検査(システムスキャン)で判別した能力を付加した能力召喚獣を使って戦争をしてもらう
変更はこれだけさね」

Fクラスの睨みなど気にせず、説明だけさっさとして帰っていってしまった
続いて西村先生が壇上に立ちマイクを手に取った

西村「学園長の話はこれで終わりだ
続いて、転校生を七人紹介する」

壇上のバックステージが扉のように開き、そこからlevel5のメンツが出てきた
そして壇上の後ろに並んだ

最初に暑苦しそうな男が前に出てきた
マイクを取るなり大きく息を吸い込んだ

削板「第七位の削板軍覇だ!!!
根性見せられるやつ、かかってこいぃぃ!!!」

ザワザワザワザワ
文月学園の生徒たちは一瞬でざわつき始めた
続いて胸がやけに目立つ中学生とは思えねいような眼球シイタケの女がマイクを取った

食蜂「第五位の食蜂操祈よぉ
みんな仲良くしてねぇ」

まるでアイドルのように生徒たちに向かって手を振った
その容姿を見ただけで一部の生徒は能力を使わずとも掌握されたようだった

生徒に対して手を振っている食蜂が握っているマイクを強引に奪い取って次のlevel5の女が前に現れた

麦野「第四位の麦野沈利
キ○○マ潰されたくなったら気安く話しかけんな」

先ほどの削板や食蜂のときとは違って男たちが全員震え上がるような発言で黙らせてしまった
そして後ろにいる次の女の子にマイクを投げ渡した

御坂「ちょっと、危ないじゃないの!!もっと優しく渡してよ!」

その言葉を無視して元の列に戻っていってしまった
それとすれ違いになるように後ろの列から食蜂と同じ制服を着た可愛らしい女の子が前に出てきた

御坂「とりあえず、第三位の御坂美琴よ
よろしくねっ」

そう言い、すでに隣に来ていた次の男にマイクを渡した
その男は爽やかスマイルを作って壇上に立った

垣根「第二位の垣根帝督
周りからはていとくんって呼ばれてるぜ!
よろしくな!!!」

爽やかなイケメンであった
女子生徒がざわつき始めてヒソヒソ話や黄色い声を上げる女子生徒もいた

営業スマイルのような笑顔を浮かべていると後ろからコツコツと音が聞こえてきた
その音は人が杖を突く音だった
後ろからは学園都市の白いブランド服を身にまとったヒョロヒョロとした印象を与えるような体型をした男が前に出てマイクを奪い取った

一方通行「第一位の一方通行だ
ミンチになりたくなかったら俺に触れるんじゃねェぞ」

しかしそのヒョロヒョロとした体型とは似合わないような極悪な顔つきをした一方通行が言い、すぐに後ろに戻っていってしまった

そして先ほど暑苦しい自己紹介をしたはずの削板が前に出てきた
いや、削板だけではなく隣に削板に手を引かれて無理やり引っ張られてるようにも見える男もいた

削板「そして第六位の代役の上条当麻だ
みんな仲良くしてやれよ!!」

キャラが濃いlevel5の中から出てきたのは冴えない、目立たないようなツンツンした黒髪の東洋の男だった
なぜかボロボロになって顔が少し腫れていた

上条「level0の上条当麻れふ
あの、よろしくお願いしまふ」

島田「あの無理やり連れてこられた感なんだろう……」

西村「一人だけ例外がいるがここにいる六人は学園都市最強のlevel5の方々だ」

そこに学園長が戻ってきて再び壇上に立ち西村先生からマイクを奪い取った

学園長「言い忘れてたが、この文月学園の敷地内にいる時、能力は使えないから気をつけるんだよ
召喚獣は能力を使えるがね」

一方通行「それは全部アレイスターの野郎から聞いている
わざわざ説明する必要ねェよ」

学園長「そうかい
じゃ、学園都市専用クラスとしてSクラスに行ってもらう
といってもSクラスはlevel5の六人だけだがね」

学園長が帰ろうと壇上から降りようとしたとき、上条が慌てて学園長を呼び止めた

上条「あのー、level0の俺はどうなるんすか?」

学園長「あー、上条君は学園都市でも特別だと聞いている
だから、Fクラスに行ってもらう」

上条「はぁ……」

 
 

 
後書き
Fクラスと上条当麻が交わるとき物語は動き始める!! 
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