とある科学の煉獄魔王
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一部
第1話
前書き
この話から本編です。
東京の西部を開拓して作られた学園都市、総人口は230万人にも上るがその8割は学生が占めている。
その学生の一人である不知火優夜は暗部の任務をこなすため、第17学区に来ていた。
今回の任務は良からぬことを企てているらしいスキルアウトの殲滅だ。
レベル5の不知火にとっては、楽な任務である。
スキルアウト達が潜伏しているであろう裏路地に入ると、殺気だった気配が感じとれる。
すると背後から二人の男が鉄パイプで殴りかかってきた。
それを華麗によけ、一人の男から鉄パイプを奪い取り、そのまま二人の男の後頭部に一撃ずつくらわせてやる。
「おいおい、こんなもんで俺を倒せると思ったのか?」
だが返事はない、二人とも気絶しているようだ。
しかし、殺気だった気配は消えるどころか強くなっている。
自分のことをきちんと敵として判断したようだ。
敵の数は気配から察するに20~30人
「少なすぎだな、せめて3桁は用意してもらわねーとこっちもつまんねーぞ」
鉄パイプを投げ捨て、両手から炎で出来た剣を創る。
「さて、さっさと終わらせますか」
こうして彼の世界はいつもどうりに過ぎていく。
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