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東方幽々曲

作者:茅島裕
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プロローグ... 始まりの助けを求めて

 
前書き
はい、作者の妹紅です
二作目となります

この作品は一作目の東方夢想録の主人公、幾斗の過去となっております
一部始終東方夢想録と関連させて進めるので、最終的にはこの作品と夢想録をくっつけて三作目をだそうかとおもいます 

 
???side(主人公)

ここは冥界、そこら中に幽霊やら魂やらが飛んでいる
そう、オレはこの冥界に住んでいる
冥界から地界への行き来が簡単になった今は冥界の民でもいろんな所へ行けるようになった
そして今その冥界から出て人里にショッピングへ出掛けた帰りだった...


???side(今 ヒロイン)

「ハァハァ...ケホッ」

逃げても逃げても逃げても...逃げられない
私、死んじゃうのかなぁ~?
あっ、死んでるんだった

でも、追いかけ回されるのはもう嫌!!
誰か... 誰か助けてっ!!


???side(主人公)

「さて、これで一週間は持つかな、オレ...ボッチだしトホホ」

片手に大きな袋を持って家(冥界)に帰るため森の中を歩いていた
森の中と言ったら、ここは妖怪の森だ、いろんな妖怪がうじゃうじゃいる
今突然襲われても可笑しくない、いざとなればスペカを使おう
いつの間にか持っていたスペカが山ほどある、未来の物だったりな

それでもダメなら能力を使えや良いだろう?
自慢にならないがオレの能力は変わっている
他人の能力コピったり、老いや素を操ったりする
攻撃的な能力が無いな...

無駄なことを考え歩いていると

?「誰かぁ~... 助けてぇ~!!!」

助けてと女の子の声が聞こえた
声の方へ行くと、ピンク色の髪をした少女が熊みたいな大きい妖怪に襲われていた

「あぁ~あ、助けるっきゃないな」

オレは妖怪に近づき後ろに立つ
そして妖怪の背中をトントンと叩く
そうすると妖怪は奇声を上げギロッとオレを見る

「吸符『レーヴァーテイン!!』」

オレは一枚のカードを手に取りそう唱える
すると、手には赤透明な大きいレーザーソードが握られていた

「お前も物好きだなぁ、森の中で幼女に手ぇ出すとはよぉ」

オレは妖怪に向かいそう言う、妖怪はそれに答えるように奇声をあげる
うっせーなこいつ、殺さない程度にっと

「心配すんな」

その一言と共に妖怪の両足が消え、ストンと膝から落ちる

「殺しやしねぇから」

妖怪「ぐぎゃぁぁぁあぁ!!」

「よし、今のうちだ、逃げるぞ」

と襲われて腰を抜かしていた少女をお姫様抱っこし
遠くへ逃げた

 
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