アイドルマスター ~世界を渡る少女~
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小さな一歩、大きな始まり
前書き
と、言うわけで気分転換も兼ねた作品です。原作重視いいながら初っぱなオリジナルですが・・・第1話は簡単なアイドル紹介とさせて頂きます。ではどうぞ!
「~~~♪」
・・・あ、皆さん初めまして!私はこの物語の・・・一応主人公ってことになるのかな?自己紹介します!私は神無月 玲奈(かんなづき れな)16歳の女の子だよ。趣味は知らない事を探すこと。苦手なものはお嬢様みたいな演技や洋服。好物はハンバーガーです!
「スリルのない愛なんて~」
さて、そんな一見平凡な私ですが、とある事をやっています。それは・・・
『アイドル』
そう、アイドルなのです。765(ナムコ)プロダクションという事務所に所属しています。所属しているアイドルは私以外には12人!今回はそんなアイドルの仲間について説明しまーす!
「ねえ玲奈、さっきから誰に向かって話してるの?」
「あ、いや・・・何でもないよ、春香ちゃん」
天海 春香(あまみ はるか)17歳
頭に付けた二つのリボンがトレードマークの元気な女の子。この子が一応ヒロインなのかな?と言ってもこの世界のヒロインは人それぞれだし・・・と、とにかく。春香ちゃんの趣味はお菓子作りとカラオケと長電話。春香ちゃんに以前作って貰ったクッキー美味しかったなぁ・・・
「あ!ねぇ玲奈。千早ちゃん見なかった?」
「千早ちゃん?千早ちゃんなら・・・」
「・・・ここにいるわよ」
如月 千早(きさらぎ ちはや) 16歳
青味がかかった長い黒髪でスラッとしたクールな女の子。趣味は音楽鑑賞で、音楽には並々ならぬ思いがある。それには理由があるけど・・・それはまた今度の機会に。
「千早ちゃん、一緒にレッスン行こ?」
「そうね・・・春香はまだ音程が不安なところもあるし、ボーカルレッスンにしましょう」
「ふぇ・・・今日はダンスレッスンしたかったのになぁ・・・」
千早ちゃんはあまりコミュニケーションが得意じゃなく、初対面の時は・・・もう凄かった。一応今では・・・
「玲奈、あなたはどうするの?」
「ごめんね?今日は予定が入ってて・・・」
「そう・・・」
何とか名前を呼んで貰えるまでにはなった(ていうか必死でお願いした)
「じゃあ私達は行くわね。・・・行きましょう、春香」
「うん。じゃあ玲奈、またね」
「ばいばーい」
さてさて、次に紹介するのは・・・
「玲奈ちゃん、お茶が入ったよ」
「一緒に飲もうよ、玲奈」
「うん、ありがとう雪歩ちゃん、真ちゃん」
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ) 17歳
菊地 真(きくち まこと) 17歳
雪歩ちゃんは茶髪のボブヘアーでとってもおとなしくて、一言で言うなら儚く可憐、かな?趣味はお茶と詩を書くこと。苦手なものは男性と犬。・・・春香ちゃんのお菓子と雪歩ちゃんのお茶のコンボは最高なんだ。真ちゃんはボーイッシュなショートヘアーの女の子。カッコよくて運動神経抜群、ハスキーボイスと・・・基本的に女性受けしそうな見た目だ。どうやら男子が欲しかった父親の教育で色々あり、一人称も“ボク”だ。といっても本人は女性らしくなりたいそうで・・・趣味はスポーツ全般とぬいぐるみ集めだ。
「雪歩ちゃんたちはこの後どっかいくの?」
「うん、真ちゃんと一緒にお買い物」
「なんなら玲奈も来る?」
「うー・・・ごめん!やることあってさ・・・」
「そっか。じゃあまた今度誘うよ!」
「お茶、お変わりあるからね」
「うん」
さてさて・・・まだまだ紹介する人は山ほどいる。
「だーれだ!」
「わっ!?」
背後から誰かが目隠しをしてくる。
「ん・・・真美ちゃんかな?」
「だいせいかーい!さっすがレナっちですなぁ」
「亜美もこの間当てられちゃったし・・・」
双海 亜美・真美(ふたみ あみ・まみ) 13歳
765プロで最年少の双子アイドル。向かって左側で髪をパイナップル型に縛っているのが妹の亜美ちゃん。向かって右側でサイドポニーにしているのが姉の真美ちゃん。趣味はメールやモノマネにゲーム。モノマネの実力は凄く、一部のモノマネは本人と聞き分けが付かない程だ。また、イタズラ好きでもあって・・・
「くぉら!亜美、真美!私の書類にイタズラしたわねぇ!?」
「ぎゃああ!?律っちゃんだー!?」
「あ、アレは真美はやってないよぅ!?」
「まぁまぁ、律子ちゃんも落ち着いて・・・」
「玲奈は二人を甘やかし過ぎよ」
秋月 律子(あきづき りつこ) 19歳
髪型をアップスタイルにしていて眼鏡をかけている。・・・まぁ、律子ちゃんはアイドルではないのだが。
「子供の内ははしゃいだ方が特なのになぁ」
「限度ってもんがあるでしょ・・・」
律子ちゃんはこの765プロのプロデューサーなんです。といっても少し前まではアイドル活動もしていたのだけれど・・・元々律子ちゃんはこっち志望なのだ。事務所内ではまるでお母さんのように皆を叱ったりする。趣味は資格取得や分析・実践とか。ただ、想定外の事態にパニックになりやすいなどの意外な一面もある。
「レナっちだってこう言ってるじゃーん」
「律っちゃんもここは乾杯にいこうよー」
「フォローしてるんだから謝ろうよ・・・後亜美ちゃん、乾杯じゃなくて寛大じゃない?」
「そだっけ?まぁいいや!」
「さてと、真美たちはそろそろお出掛けを・・・」
「あら?まだ私の話は終わってないんだけど・・・?」
「(笑顔で怒ってる・・・)」
「・・・逃げるよ、真美!」
「アイサー!」
「こぉらぁー!待ちなさーい!!」
どたばたと三人が走っていく。
「あふぅ・・・なんだか騒がしいの・・・」
「美希ちゃん、おはよー」
「おはようなの、玲奈・・・」
星井 美希(ほしい みき)15歳
金髪に染めた内巻きロングの髪と、真ちゃん、律子ちゃんもそうだったがぴょこんと飛び出たアホ毛が特徴的な女の子。後中学生なのにスタイルが物凄い良い。趣味はバードウォッチングとお喋りとネイルアート。おにぎりが大好きで1日1個は食べないと体調崩すとは本人の談。また暇さえあればお昼寝してしまう。そこを度々律子ちゃんに怒られているんだけど・・・え?アイドルなのに暇があるのかって?・・・察してください。まだ人気がまったくなくて・・・仕事も合ってもアシスタントとか・・・努力はしてるんだけどなぁ。
「はいさい!誰かいるー?」
「あ、響ちゃん」
「貴音もいるの」
「おはようございます、美希、玲奈。本日もよい天気ですね」
我那覇 響(がなは ひびき) 16歳
四条 貴音(しじょう たかね) 18歳
小柄な身体に小麦色の肌で長い髪をポニーテールにしてるのが響ちゃん。ウェーブのかかった腰まである美しい銀髪で、どことなく面妖な雰囲気を持ってるのが貴音ちゃん。響ちゃんの趣味は編み物や卓球に散歩。沖縄から単身で上京してきてるんだ。そして・・・
「ぎゅぎゅっ」
「ハム蔵も元気だね」
響ちゃんは沢山動物を飼ってるの。頭に乗せているハムスターのハム蔵や、家には猫とか犬とかワニとかモモンガとか・・・もっといた。
「貴音ちゃん、今日はレッスンだっけ?」
「ええ。精進を怠らなければ、必ずやトップアイドルへの道は開かれるでしょう。ですので、今日も励んで参ります」
貴音ちゃんは・・・なんか色々不思議な人だ。名前や年齢に、血液型とかスリーサイズとかは公表してるけど、出身地や経歴がまるでわからないのだ。何を聞いても「とっぷしぃくれっと」で返されてしまう。一応趣味は天体観測や舞台鑑賞とからしい。ちなみにラーメンが大好き。横文字が苦手みたいで、若干発音がおかしいのは貴音ちゃんの可愛いとこだと思う。・・・でも銀髪が地毛ってスゴいなぁ・・・
「ほら美希。自分達はレッスンに行くぞ」
「えー?ミキはそんなのしたくないの」
「そんなこと言ってるとまた律子に怒られるさー・・・」
「律子は怒りやすいの。ああいうのはすぐに老けるって思うな」
「誰が老けるって?」
「それは律子・・・」
「律子ぉ?」
美希ちゃんの背後に律子ちゃん。
「・・・さん」
美希ちゃんが青ざめて顔をひきつらせる。
「・・・ひ、響!貴音!レッスンに行くの!」
「あ、美希!?・・・もー、いっつもこうなんだからー!」
飛び出した美希ちゃんを響ちゃんが追いかける。
「ふふっ・・・では、私も失礼致します」
「またね、貴音ちゃん」
「まったくあの子は・・・」
「律子ちゃん、美希ちゃんのお母さんみたいだよ」
「あんな娘がいたら気苦労が堪えないわよ・・・ていうか、アンタもいい加減ちゃん付けは・・・」
「やだ。私にとって・・・」
「分かってるわよ。・・・ただ美希や伊織にも言ってるから・・・」
「うん・・・でも、伊織ちゃんと美希ちゃんは納得してくれてるし・・・」
「・・・ま、玲奈は外での態度はしっかりしてるから、見逃してあげるわ」
「・・・!ありがとう、律子ちゃん!」
「どういたしまして。・・・じゃあ、私は書類纏めちゃうか。小鳥さん、書類増えましたか?」
「少しだけですから、作業時間は変わりませんよ」
音無 小鳥(おとなし ことり) 2X歳
小鳥さんは765プロの事務員さん。趣味は妄想することだそうで・・・どんな妄想なんだろ?緑色っぽい髪にインカムが特徴な事務員なのです。あとはこの事務所の社長である高木 順二朗(たかぎ じゅんじろう)社長・・・この事務所は三人で回っています。・・・はい、事務所も貧乏なんです。事務所の位置とかの説明は後でするとして・・・
「あら~?玲奈ちゃんだけかしら~?」
「うっうー!おはようございまーす!」
「あずささん、やよいちゃん!やっほー!」
三浦 あずさ 21歳
高槻 やよい 14歳
あずささんは千早ちゃん同様青味がかかったロングヘアーでアホ毛が一本生えている。やよいちゃんはちっちゃくて、ウェーブがかかったオレンジっぽい茶髪をツインテールに縛っている。首からはカエルのポシェットであるべろちょろを下げている。
「あずささん、今日は平気だったの?」
「それが・・・コンビニに入ったら方角が変わってて~」
「私が案内したんですよ!」
・・・あずささんは765プロ最高のバストをお持ちです。ただ、少々天然なところがあり、重度な方向音痴だ。趣味はカフェ巡りと犬の散歩。・・・大丈夫なのかな、その趣味。典型的な癒し系お姉さんな人でもある。
「よっし、やよいちゃん!何時ものやろっか!」
「はい、玲奈さん!うっうー!ハイ・・・」
「ターッチ!」
「「いぇい!」」
やよいちゃんはよくお約束でハイタッチをする。趣味はオセロや野球、家庭菜園とかだ。なんと八人家族の大家族の長女だそうだ。とてもしっかりしてて、事務所では自主的に掃除やゴミだしをしてくれている。何度か律子ちゃんや小鳥さんも止めたんだけど・・・うん、やよいちゃんは止めないよね。とにかくとっても良い子で、私は妹が出来た感覚なのだ。
「うふふ、玲奈ちゃんは何時も元気なのね」
「それが取り柄だからね!」
本当はあずささんや小鳥さんもちゃん付けで呼びたいけど・・・律子ちゃんや貴音ちゃんの時も実はちょっとだけ戸惑いがあったし・・・二人とも呼ばせてくれたけど。あずささんも小鳥さんも嫌とは言わないかもだけど・・・
「ごめんなさいあずささん・・・」
「え?」
あずささんが首を傾げる。・・・さてと、あと紹介してない人は・・・
「あら?やよいにあずさに・・・玲奈じゃない」
「伊織ちゃん、おっは~」
「相変わらず能天気な顔してるわねぇ、アンタは」
「ひどっ!?あっていきなり能天気は酷いよ伊織ちゃん!」
水瀬 伊織(みなせ いおり) 15歳
ワンレングスに纏めた髪と、抱っこしたウサギのぬいぐるみが特徴の女の子。そして、多分、765プロの中で一番仲がいい子かも。伊織ちゃんは私の秘密を知ってるし、私も伊織ちゃんの苦労が分かるつもりだったり・・・趣味は海外旅行とショッピング。趣味で少しだけ分かるかもしれないけど、伊織ちゃんのお父さんは水瀬産業の社長さんで、伊織ちゃんはご令嬢ってことになる。更にお兄さんが二人いて上のお兄さんはコンサルタント会社の社長。もう一人はアメリカに留学しているらしい。みんなが伊織ちゃんをワガママだとか思う時もあるけど、本当は凄く優しくて、便りになる・・・確か、ツンデレって言うんだっけ?
「・・・今日も頑張ろう、伊織ちゃん!」
「な、何よ?何時にまして勢いがあるわね・・・」
「うん!これから自主トレしようよ!私の用事も終わったし!・・・トップアイドル目指さないと!」
「・・・そうね。このスーパーアイドル伊織ちゃんがまだ売れてないなんておかしいものね!にひひっ♪」
これが私が今いる場所・・・大切な居場所。みんながアイドルになった理由とか、基本的な活動とかはまた機会が会ったら話します。それではみなさん、私はこれからレッスンに行きますので・・・応援、よろしくお願いします!
「やよいちゃんとあずささんもどう?」
「はい!一緒にやりまーす!」
「あらー、私も負けてられないわ~」
「ふふん、まぁ勝つのはこの伊織ちゃんで決まりよね!」
「あはは、伊織ちゃんの自信は私も見習いたいよ~!」
目指せ、トップアイドル!!
後書き
それでは細かいプロフィール紹介です。
神無月 玲奈(かんなづき れな)
性別 女
年齢 16
血液型 AB
身長 159センチ
体重 53キロ
スリーサイズ 79-56-78
誕生日 10月7日
一人称 私
趣味 知らない事を探すこと、娯楽全般
嫌いなこと お嬢様の服装や演技
好物 ハンバーガーなどの手軽なファーストフード
見た目 モデルはひぐらしのなく頃に、に出ている“園崎 魅音”というキャラクターです。そこから髪を黒く、ポニーテールから一本縛りに変えてくれれば分かりやすいです。また、服装は動きやすいラフな物を好み、所謂カッコイイ系を着ています。
性格 基本的には明るく元気というありがちな性格だが、その実一度怒ると手がつけられなくなる程怒りを露にする。仲間想いだが、とある事情から全員に後ろめたい気持ちもある。友好関係はほぼ全員と良好で、主に一緒によく遊ぶ双海 真美、自分の秘密を知り、相手の苦しみが理解できる水瀬 伊織とは特に仲がいい。
得意楽曲 ダンス系の楽曲。
苦手楽曲 ゆっくりとした高音の曲。
質問等があったらドンドンどうぞ!それではこれからよろしくお願いします!
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