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ドリトル先生学校に行く

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第三幕 トミーの到着その六

 そうしたことも決めてす、先生は考える顔でこうも言いました。
「日本に来てから僕もどんどん変わっていくね」
「これまで携帯とかパソコンに縁がなかったからね」
「うん、僕はね」
 先生はガブガブにも言葉を返します。
「だからね」
「そうだね、それでだね」
「うん、自分でも驚いているよ」
 先生自身もだというのです。
「ここまで変わってきているなんてね」
「日本に来てね」
「というか日本の生活がね」
「イギリスと全然違うよね」
 皆はこう先生にお話しました。
「パソコンも携帯もイギリスっよりずっと多いし」
「車だってそうで」
「あと電車もね」
「何でも日本より多いんだよね」
「そうなんだよね、思った以上にハイテクだね」
 先生は日本の生活についてこう述べました。
「機械が一杯あるよ」
「古風なイメージがあったけれど」
 ポリネシアは日本のかつてのイメージ、自分の中にあったそれを言いました。
「実は違うのね」
「いや、歴史とね」
 先生はそのポリネシアにお話します。
「それとなんだ」
「機械もなのね」
「そう、電脳もね」
 それもだというのです。
「両方共備わっている国なんだよ」
「それが日本なのね」
「そうみたいだね、どちらもね」
 先生はこうポリネシアと他の皆にお話しました。
「この国にはあるんだよ」
「そうした国なのね」
「だからね」
 それでだというのです。
「日本にいるとね」
「パソコンや携帯も必要なのね」
「僕の研究室にも入れるよ」
 先生はポリネシアに言いました。
「パソコンをね」
「お家には入れないの?」
 ホワイティは先生にパソコンをお家の中にも入れるかどうか尋ねました。
「そうしないの?」
「ああ、このお家にだね」
「そう、それはどうするの?」
「そうだね」
 少し考えてからです、先生はホワイティの問いに答えました。
「そうしようかな」
「そうするのね」
「やっぱりね、パソコンは必要だからね」
 そうした時代だからだというのです。
「入れようかな」
「それじゃあ私パソコンのコードとかには気をつけるわね」
「かじらない様にだね」
「今までもお家のものはかじらなかったけれど」
 ホワイティは礼儀正しい鼠です、だからお家のあちこちをかじったりせず先生がこれをかじって欲しいと言ったものだけをかじっています。 
 そしてです、パソコンのコードとかもだというのです。
「かじらないからね」
「そうしてね」
「うん、気をつけるよ」
 こう先生にお話するのでした。
「だから先生もね」
「パソコンや携帯の使い方を勉強しないとね」
「出来るよね」
 お馬さんがこのことを尋ねてきました。 
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