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わたしの見る世界

作者:
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私の居場所



中学2年生はあっという間に過ぎた。
きっとかけがえのない友達ができたから。

こんなにも時間は早く過ぎていくものなのかと
実感した。


こんな時間がずっと続いてくれたらいいのにって
願ってみたりもした。




そして春が来て。私たちは3年になった。



5人は私ともう一人が同じクラスなだけで
あとはみなバラバラになった。

離れてしまったクラス。

クラス数もそこそこあって、教室も遠くなった。

5人はこのままバラバラになってしまうのかと思った。



あの、小学校の頃のように。
仲良しでいたって、離れて行ってしまうって
どこかでそう思っていた。










休み時間、昼休み。
毎日のように自然と5人は集まった。
まるで吸い寄せられるように。


友達の意味を知った。
友達の嬉しさを知った。
私の居場所なんだって。
心からそう思える仲間に出会えた。




中学3年生。


悩みがなくなって、学校が好きで、楽しくて。
5人にあえて、景色が変わった。







そして。




初めての彼氏ができた。









 
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