神の子は世界を巡る《緋弾編》
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第一部 原作前
第Ⅰ章 人工天才
第005弾 「脱走」
2001年 12月 9歳
俺はフィフスが泣き止むまで胸をかし続けた。
「ん・・もう大丈夫だよ。フォ-スごめんね」
はあ・・流石にフィフスをここに置いてくのはまずいか。サ-ドやサラは言ってもここに残るだろうし。
聞くだけ聞いてみるか・・。
「なあ・・フィフス、俺とお前だけがここから出られるとしたらどうする?」
「・・・それは・・行けないかな、私は人間じゃなくて兵器だから」
「そっ・・か」
うん、これは俺には無理だ。フィフスのことは、キンちゃん様に何とかしてもらおう。他力本願でもいいと思うんだ。
「さて、早くシャワ-浴びてこいすぐサ-ドが出てくるから」
俺はフォ-スにそう言った。
夜、サ-ドとフィフスが眠りについた後。俺はむくりと起き上がる。
眠っているサ-ドとフィフスの頭をなでながら俺は。
「ゴメン」
と、呟き直死の魔眼の発動を念じる。そうすると自分の視ている世界に赤黒い線と点が出現する。
「ん?最初から物の死まで視えるのか」
《**やっと能力を使用したのか遅いぞ?》
《ん?この感じは親父か、どうしたんだ?》
《反応薄いの?ま、よいが。今回は能力に関してじゃ。まずは、見稽古に関してじゃが七実のような眼がなくとも技をコピ-できるようにしたからの。まぁ、身体スペックのコピ-については最初からできるようにしておったがの-。そうしないと**簡単に死ぬし》
《うん、それに関してはきずいてた。ありがとな-》
《うむ、後の直死の魔眼と座標移動に関しては神の子スペックで使いこなせるの-では切るぞ?》 プチッ
「うわ、今回も適当だな-。つか切られたし」
まぁ、脱走するための力も使えるようになったし行くか。
俺は座標移動で廊下に転移するが廊下に配置してあった赤外線センサーに引っかかった。
『製品名GⅣ逃走した。基本は捕獲、抵抗すれば射殺せよ』
無機質なレン博士の声がスピ-カ-から流れ、多人数の足音がちかずいてくる。
「アメリカ軍の武装軍事かな?まぁ、追ってこられるのも厄介だしここで仕留めるか」
そんな事を言っている間にアサルトライフルを構えた20人の武装軍人に囲まれた。
「抵抗するな、抵抗しなければ我々は危害を加えない」
「はぁ・・アサルトライフル構えたままゆわれても、信用ゼロだぞ?。つか、我々だろほかのだれかは俺に危害を加えるだうが。・・・そもそも交渉にすらなってないぞ-」
「そうか・・では死ね」
その一言と共に20人のアサルトライフルが俺に向かって火を噴いた。
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