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花天の椿

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序章 黒い花

 
前書き
初めての投稿、処女作です。
始まりが大事たと思うので
がんばります。 

 



序章 黒い花



武蔵アリアダスト教導院
その学園の持つ、学生寮その一室から目覚ましの音が鳴り響く
音のする部屋の中には、最低限の物しかなく生活感があまり感じられない
そんな部屋のベッド、その上には毛布にくるまった一人の少年がいた。


「う~ん」


少年は右手で叩くように、目覚まし時計をとめる
そして時計を掴み時刻をみる。


「8時?、オイオイマジかよ」


少年は、毛布を退けてベッドがら立ち上がる
少年の名は、刻風・椿 《ときかぜ つばき》
その顔立ちは整っており、童顔のため少し幼く見える
黒い前髪が少し目にかかっている


「確か今日は、酒井学長の護衛で一緒に三河に降りるから、自由出席だったよなぁ」


カレンダーを見ながら今日の、予定を確認する椿


「つっても、目が覚めたからな~仕方ない学校行くか」


そう言うと椿は制服に着替えはじめた。


5分ほどて着替え終わり最後に、制服の上に黒の長袖の羽織を着ると


「よし、後は最後に」

そう言うと椿は、ベットの下から二本の刀身の大きさが違う刀を取り出す。
その刀を左の腰に挿し込む


「これで、準備完了じゃあ行くか」


そう言うと椿は自分の部屋を後にする。











武蔵アリアダスト教導院
その学園の門と校舎の、間にある橋の上から女性の声がヒビク


「ハーイ、三年梅組集合、これから体育の授業を始めるけど、誰かいない人とかいる~?」


声の主三年梅組の担任、オリオトライ・真喜子の問いに目の前にいる三年梅組の生徒達は、それぞれの顔をみわたす。


すると、黒い三角帽をかぶった金髪の少女第三特務、マルゴット・ナイトが答える。


「ナイちゃんがみる限り、ミリアムと東以外だとセージュンと総長、あと椿君が居ないかな」


その彼女の言葉に、続くように隣にいる黒髪の少女、第四特務マルガ・ナイゼが答える。


「正純は小等部の講師をしに、多摩にいってるし、しかもその後は酒井学長を三河に送るから今日は自由出席だと思うけど、総長と椿はしらないわ」


「そっか~、じゃあトーリか椿の事知ってる人いる?」


その問いかけに、一人の短い黒髪の少年、ノリキが答えた。


「トーリのバカは知らないが、椿なら昨日いきなり、酒井学長から三河に降りる時の護衛を頼まれていたから、本田と同じ、自由出席じゃないか?」


「さすがは、第零特務仕事が多いで御座るな」


ノリキの言葉に、第一特務、点蔵・クロスユナイトが呟く


「ふ~ん、じゃあ椿はきょ「スミマセン、遅れました。」って、来たよ」


オリオトライの後ろにある階段から上がってきた、少年
第零特務、刻風・椿の姿があった。


「アンタ今日は、自由出席なのにきたんだ」


「まぁ一応」


オリオトライは意外そうな表情で椿を見る
そして椿はノリキの隣に並ぶ


「じゃあ、トーリについて知ってる人いる?」


「つーか、喜美お前は知らないのかよ」


トーリの居ないことに、驚いた椿はトーリの姉、葵・喜美に問いかける


「あ~ら、皆そんなにあの愚弟の事が知りたいの?、でも残念教えないわ」


その気味の言葉に周囲が、驚く


「だってあの愚弟、私が起きた時にはもういなかったもの、私の朝食も作らずに早起きとは地獄に墜ちるといいわ」


喜美の言葉に、皆が呆れていた。


「じゃあトーリはサボりね」


「教師、オリオトライ今日の体育の内容の説明を」


トーリの事がわかると、生徒会会計、シロジロ・ベルトーニがオリオトライに質問をしていた。


「そうね説明ね、わかったわ先生ちょっと品川にあるヤクザの、事務所までヤクザ殴りに全速力で走るからついてきなさい、そっからは実技ね」


その説明聞いた全員がなぜヤクザ?と疑問を抱く
だかその中で椿が言葉を発した。


「地上げか」


「椿、始まる前から死にたい?」


オリオトライの脅しに両手を上げる椿


「一応その間に、私に攻撃を当てたら出席点五点、プラスつまり五回サボれるの」


その言葉に生徒達は、反応しそれぞれ構をとる。


「いいねぇやる気満々じゃん、それじゃあスタート」


その言葉と同時にオリオトライは、後ろに大きく飛び上がる
そして、体育の授業が始まった。






































 
 

 
後書き
今回は少し短めです。
次は出来るだけ速く、更新するつもりです。
花天狂骨の登場はもう少し先になります。 
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