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ポケットモンスター ~名と過去を隠した元チャンピオンのシンオウ冒険記~

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第14話

 
前書き
どうも、メイウィルです。
2か月も空いてしまい、申し訳ありませんでした。
ナタネ戦での勝ち筋が少々無理やりですが・・・
では、どうぞ! 

 
どうも、ケイジだ。
すごく久しぶりな気がするな。

「キョウジさん、どうしたんですかー?」
「いやなに、画面の向こうの人に挨拶をな」
「?」
「いや、意味はわからんでいい」



~~~ハクタイジム~~~
「よく来たわねチャレンジャー!あたしがここのジムリーダーのナタネよ!」
「キョウジだ」
「ヒカリです!ジム戦お願いします!」
「うん、全力でいくよ!」


「使用ポケモンは3体、どちらかのポケモンがすべて戦闘不能になった時点で決着とします!交代はチャレンジャーにのみ認められます!」
「んじゃいっくよー!チェリンボ!」
「チェリチェリー!」
「ほう、なかなか珍しいポケモンだな」
「こっちもいくよ、ロゼリア!」
「ローッゼッ!」

ヒカリの先発は、つい最近進化したばかりのロゼリアだ。
草・毒だから有利だな。

「まずは毒針でけん制、隙をついて一気に仕掛けて!」
「ローーッゼゼゼゼ!!!!」

まるで、弾幕のような毒針でチェリムを袋叩きにする。

「チェ~」
「な、チェリンボ!」
「チェリンボ戦闘不能、ロゼリアの勝ちです」

うん、いい出だしだ。

「やるわね・・・ナエトル、頼むわよ!」
「ナウワウ!」
「このままお願いね、ロゼリア!」
「ロゼッ!」
「では、はじめ!」

「体当たり!」
「横に流して毒針弾幕!」
「ナーーウーー!」
「ロッゼ!」

ズダダダダダ!

またしても毒針の弾幕が襲いかかる。
なんとか耐えたようだが・・・

「ナエ・・・ナウッ」

ドサッ

「ナエトル戦闘不能、ロゼリアの勝ち!」

なるほど、毒の追加効果で倒れたのか。
まあ、あれだけ打ってならないほうがおかしいな。

「どうですか!あたしとロゼリアのコンビは!」
「なるほどね・・・でも、あたしもまだまだ負けてはやれないわ!頼むわよ、ロズレイド!」
「ロズレッ!」

・・・これは少々まずいな。
ロズレイドはロゼリアの進化系・・・パワー負けする可能性が高い。
それに、後ろはポッタイシとムウマ・・・厳しいな。

「ロゼリア、頑張って!毒針弾幕よ!」
「悪いけど、マジカルリーフで迎撃!そのまま倒しちゃいなさい!」

ズガガガガガガガガ! ザシュシュシュ!!

「ロ・・・ゼ・・・」

ドサッ

「ロゼリア、戦闘不能!ロズレイドの勝ち!」
「そんな・・・」
「なめないでよ、簡単にバッジはあげれないわ」
「お願い・・・ムウマ!」
「ムマー!」
「なるほどね・・・マジカルリーフ!」
「ロズ!」
「どうにか怪しい風で迎撃、そのあとに恨み!」
「ムー・・・」

怪しい風とマジカルリーフが激突し、抜け出た葉が一部ムウマに直撃するか・・・
これはジリ貧だな。

「ムウマ、どうにか耐えて!もう一度!」
「何度やっても同じよ!」

そして、幾度となくマジカルリーフと怪しい風が激突し、そのたびにムウマにダメージが入っていた。
そして・・・

「もう限界みたいね、とどめのマジカルリーフ!」
「ロズレッ!」
「最後にもう1回だけ頑張って!恨み!」
「ム・・・ムウマー!」

ザシュッ!

トサッ

「ムウマ、戦闘不能!ロズレイドの勝ち!」
「お疲れ様、ムウマ。ゆっくり休んでてね」
「さあ、どうしたのかしら?あと1体よ?」
「ええ、でも負けません!頼むわよ、ポッタイシ!」
「ポター!」
「あら、ロズレイドとじゃ相性が最悪だけどいいの?」
「ええ、それは覚悟の上です!」
「なら、マジカルリーフ!」
「回転でダメージを抑えながらつつく!」
「ロズ・・・レッ!」
「ポッタアアアァ!」

ザン!ドスッ!

・・・お互いに大ダメージのようだが・・・まだロズレイドのほうが体力があるな。
対して、ポッタイシはもう限界寸前だな・・・

「どうやら、これまでのようね。ロズレイド、とどめのマジカルリーフよ!」
「ローズ・・・ッ!?」
「な、どうしたの!?」
「これを待ってた!ポッタイシ、全力のバブル光線!」
「ポォッ・・・タアァァァァァァァ!」

ポッタイシの全力で放たれた激流バブル光線で、まともに受けたロズレイドは地に伏した。

「ロズレイド、戦闘不能!ポッタイシの勝ち!よって勝者、チャレンジャーヒカリ!」
「やったぁ!」
「ポッタァ!」
「まいったわね・・・戻って、ロズレイド」
「見事だ、ヒカリ」
「ありがとうございます!キョウジさん!」
「さっき、ロズレイドがマジカルリーフをしたときに急に動きが止まってたけど、あれはなにがあったの?」
「パワー切れです。マジカルリーフを撃つ為のパワーをムウマの恨みで削ってパワー切れを誘発させたんです」
「そんな方法が・・・」
「まあ、今回はムウマが気合いで恨みを立て続けに打ってたことが勝因になったな」
「はぁ、見事にしてやられたわ。これがフォレストバッジよ」
「ありがとうございます!」
「じゃあ、次は俺だな」
「ええ、そうね」

「お互いの最高レベルの手持ちでタイマンでやりません?」
「面白そうね・・・いいわよ」
「じゃあ、行きますよ。GO!レヴィア!」
「フォウッ!」
「頼むわよ、ドダイトス!」

「それでは、試合開始!」
「レヴィア、高速接近から背中に冷凍ビーム!」
「な、近づけさせないで!」
「フォウウォウッ!」
「ド、ドダ・・・」

タッ!
ピキピキ・・・

「ド、ドダイトス戦闘不能!アブソルの勝ち!よって勝者チャレンジャーのキョウジ!」
「参ったわね・・・あたしのドダイトスが一撃だなんて」
「まあ、経験の差だよ」


「やりましたね!キョウジさん!」
「ああ、そうだな・・・?」
「・・・どうしたんですか?」
「・・・ギンガ団だ」
「えっ!?」
「行くぞ、ヒカリ」
「ええ~!?ちょっと待ってくださいよ~」
 
 

 
後書き
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今回のジム戦でしたが、かなり難産でした・・・
では、アドバイス、ご指摘、ご感想などお待ちしています! 
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