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ハイスクールD×D 異界の力を持ちし者

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番外編 黒斗と小猫の甘味巡り(デート)編

 
前書き
どうも、メイウィルです。
ここ最近、新たに「DOG DAYS」の二次が書きたくてしょうがないです(笑)
では、番外編どうぞ! 

 
Side 小猫
・・・どうも、塔城小猫です。
今日は、黒斗先輩と甘味めぐりをするのですが・・・
これって実はデートのお誘いなのでしょうか?///
待ち合わせは10時なのでそろそろ出かけましょうか・・・

Side out

Side 黒斗
現在9時56分。
俺は今、小猫と待ち合わせをしている。
以前ライザーと戦ったときに2人で甘味めぐりをしようという話をしたからだ。
服装は、Gパンに黒のTシャツ、あとはジャケットだ。

「黒斗先輩、お待たせしました」
「いや、全然待ってないから大丈夫だよ。あと、その服すごく似合ってる。可愛いよ。」
「あ、ありがとうございます///」

小猫は、白のワンピースだ。
小猫が着ると可愛らしさがすごいな。

「じゃあ、さっそく行くか。最初はどっちだ?」
「あ、はい。こっちです」

ギュッ

「黒斗先輩、どうしたんですか?///」
「いや、今日は休みだから結構混雑してるし、はぐれない様にって思ってね」

手を繋いでいれば、はぐれることはないだろう。

「そ、そうですね///」

小猫、真っ赤だな。
まあ、今日は甘味処を2人で楽しんでまわりますか!

~~~数時間後~~~
「ここが小猫の1番のおすすめかー」
「はい、ここのショートケーキがとても甘くておいしいんです」
「じゃあ、入るか」
「はい」
『いらっしゃいませー!』

ふむ、なかなかいい店だな。
雰囲気のいい店だ。

「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりですか?」
「じゃあ、ショートケーキを」
「同じく。それと飲み物で紅茶もらっていいですか?」
「かしこまりました!」



「お待たせしました!ご注文のショートケーキ2つと紅茶でございます!」
「お、きたきた」
「じゃあ、食べましょうか」

・・・!
これは美味い・・・甘みも程よくしつこくないし、材料にこだわって作られてるな。
小猫も夢中で食べてるし・・・あ、ほっぺにクリームがついてるな。
ちょっと悪戯するか♪

Side out

Side小猫
私たちは今、私のお気に入りのケーキ店でショートケーキを食べてます。
やっぱり、ケーキはここのものが・・・

ペロッ

「にゃうっ!?///」

黒斗先輩にいきなりほっぺを舐められました。///
多分、クリームがついてたんだと思いますけど・・・恥ずかしいです///

「ほっぺにクリームついてたぞ♪」
「は、はい・・・///」
「小猫の味、ご馳走様♪」
「!?///」

な、なんでしょうか今の・・・!?///

「落ちつけ、お前が暴れたら俺じゃとめれないから!ほら、飲み物飲んで落ちつけ!」

そ、そうですね。ここは一旦飲み物を飲んで落ち付きましょう。

コクッ

・・・紅茶の香りがいい香りです。
・・・あれ?
でも、私は紅茶はたのんでな・・・!

「こっ、黒斗先輩!?これ先輩の」
「あ、ほんとだ」

これって、間接キスですか!?///

Side out

Side 黒斗
いたずらで、小猫のほっぺのクリームを舐めると、小猫は期待どおりな反応で慌ててくれた。ただ、まさかうっかり戦車の力で暴れそうになったから焦ったけどな。
今、お茶飲んで落ち付いてるし・・・あ、俺の紅茶じゃん。
ってことは・・・小猫と間接キスか・・・ちょっとばかしはずいな。///

「こっ、黒斗先輩!?これ先輩の」
「あ、ほんとだ」

わざと、すっとぼけたフリをしてみる。
無口な小猫がここまで狼狽するなんてな。予想外だった。



現在、午後4時半といったところか。
まだ時間はあるし、ゲーセンで写真でも撮るか。

「小猫、このあと時間あるならゲーセンでも行かないか?」
「あ、はい。わかりました」

~~~~~~
現在、クレーンゲーム中だ。
狙っているのは白ネコのぬいぐるみだ。
すでに1つとってるんだが、どうせなら1つずつ欲しい・・・!

ポトッ

「よっしゃ!」
「お見事です、黒斗先輩」
「まあな。ほら、お前の分」
「いいんですか?甘味巡りの時の代金も払ってもらったのに」
「いいのいいの、こんな可愛い小猫が見れたんだし、このくらいなら安いって」
「・・・そういう不意打ちはずるいです///」
「ん?どうした?」
「な、なんでもないです!」
「じゃあ、最後にプリ撮るか」
「あ、はい!」


「小猫、微妙に顔写ってない!もうちょっと上だって!」
「でも、台がないから届かないんです!」

現在、撮影の真っ最中だが、ここは子連れが少ないためか、補助台がないのだ。

「ったく、じっとしてろよ!」
「へっ!?にゃっ!///」

小猫の背中と膝下に手を入れて一気に持ち上げる。
いわいる「お姫様抱っこ」だ。

「せっ、先輩!恥ずかしいです///」
『じゃあ撮るよー! 3 2 1』

パシャッ!

結局、そのままシャッターが切られ、俺が小猫をお姫様抱っこしている1枚となった。




「あ、ちょっと待っててもらっていいか?」
「わかりました」

今のうちに、さっき見かけたアクセショップで・・・

「すみません、この白猫のヘアピンください」
「わかりました!これはプレゼントかしら?」
「まあ、そんなとこです」
「あら、いいじゃない。ちょっと待っててね!」


「お待たせ、綺麗にラッピングしておいたわよ!」
「ありがとうございます」
「頑張りなさいよ!」

どうやら、あの店員さんは俺と小猫がカップルと思っているようだ。
・・・しかし、今日を振り返るとほんとにデートみたいだったな・・・
さて、小猫は・・・

「なあ、俺たちとちょっと遊ぼうって」
「結構です、待ってる人がいるので」
「そう言わないでさ。ちょっとくらい問題ないよ」
「あ、先輩!」
「お待たせ。で、そちらさんは?」
「あ、いや、なんでもないです!」

・・・どうやら、待たせてる間にナンパされてたようだ。

「大丈夫だったか?何か変なことされなかったか?」
「はい、何もなかったです」
「そりゃよかった」

よかったー! 何かあったら小猫だけじゃなく、部長にも顔が立たないからな。
っと、そうだ。

「小猫」
「なんですか?」
「これ、プレゼントに」
「これって・・・」
「小猫に似合うと思って選んできたんだ」
「あ、ありがとうございます///」

喜んでもらえてよかった~。
でも、ほんとこれって恋人のやってることだよな・・・
俺は、小猫のことが好きなのかもな・・・

Side out 
Side 小猫
黒斗先輩との甘味巡りが終わって、帰り道を通って今は部屋で休んでます。
でも、先輩がプレゼントしてくれたなんて・・・嬉しいです///
ずっと大事にしないとですね。
この気持ちは、好きであってるんでしょうか・・・?

Side out
 
 

 
後書き
さて、読んでいただきありがとうございました!
今回、結構黒斗は小猫にイタズラしてますが、ほとんどカップルのイチャつきにしか見えないという(爆)
そして、ようやく黒斗も小猫への気持ちを自覚してきたかな・・・
次は、3巻「月光庭のエクスカリバー」編になります!
15話のラストでなにやら黒斗に異変があったようですが・・・
では、ご意見、ご感想などがございましたら、よろしくお願いします! 
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