線は弄れるモノです
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第壱線 幻想入り!?
前書き
ども、アハトです。最近ハマっている東方で書いていきたいと思います。
なんか遅いとも思いますがまぁ気にしないでください
はぁ、憂鬱だ。
なんて言うくだらない事を考えながら歩いていく。どこに向かう訳でもなく単なる散歩、というなの死に場所探しである。何故こんなことをしているかと言うと俺、がもう生きれないからである。別に寿命とか難病とかじゃなく飽きた。 生きるのに飽きた。する事がない。たったのそれだけである。面白みが無い。これは自分にとっては物凄い問題だった。
「暇だ。本当にすることが無い。面白いことないかな~」
そう呟きながら歩く。その瞬間、奇妙な感覚が自分を襲った。目眩のような酔いのような不思議な感覚。
途端、一気に視界が真っ暗になった。
ふ、と気がついた。何時からだろう。何もかも面白く無いと感じ始めたのは。普通に小学生の頃は楽しんでた、と思う。中学生の頃は……どうだろう。あまり覚えていない。そして高校生、丁度今だな。もう今は何も面白く無いと思っている。というかそうじゃ無かったら何なのだろうか。まあ、それは置いておいて…………
「ここ、なんだ?神社か社か?」
そう。今、自分は自分の置かれている状況が上手く呑み込めない。自分が何故、ここに居るのかが分からない。ついさっきまでアスファルトの上を歩いていたと思ったのだが、何なのだろう。神隠しと言うのも考えたが現実味が無い。するとこれは幻覚か白昼夢なのだろうか…………
「とりあえず、ここから動くか。止まって何か分かる訳じゃないし」
「お賽銭ーー!!」
「!!どこだ!?どっからの音だ?地震か!?」
そう錯覚させるくらいの音を立てながら人影がこちらに近づいてきた。あのはどうやって出してるんだろう。何て下らない事を考えているとさっきの少女が近づいてきた。さっきのスピードで。
「危ない!ちょ、ストップ、ストップ!!」
「うわ、うわわ。ちょっとそこ退いて~!」
「了解!!」
「いや、どう見ても振りでしょう。いや、本当に退かないで……キャア!」
ゴン、と言う音を立てながらさっきの少女が神社?にぶつかった。さっきの振りは分かりづらすぎるよ。だからしょうがない。とりあえず少女を助ける事にした。
「へーき?骨とか頭とか逝ってない?」
「大分失礼ね、あなた。ところであなた、お賽銭……した?」
「まったく?」
「まったく!?あなた、少し位は、ってよく見たら変な格好ね。外から来たの?」
自分はその言葉の意味が理解出来なかった。外?じゃあこれは本当に神隠しか何かとでも言うのだろうか。
「おーい、聞こえてる?どうなのよ。」
「多分君の言っているので間違い無いとおもうよ」
「なら良かった。私は愽霊 霊夢。よろしく」
「えっと自分も自己紹介したほうがいいかな?天津 縫だよ。こちらこそよろしく」
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