ハイスクールX×X
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有名人に似てるってかなりめんどい
XANXUSside
ピッピッピッピ
「超音波レーダーに反応有り
コレは…形からしてお前のターゲットだ、咲夜…勝て…」
『「ええ、勝つわ
このチャンスを逃せば永遠にツキは回ってこない』」
ああ、だからこそ此処で終わらせろ
先程チョイスが開始されエアーバイクを走らせる咲夜達
バハムート使っているが一気に来る事はフィールド上無理なので
翼をはやして此方に全速力で向かってきている
ぶっちゃけ言うが走っていった方が速いんじゃないだろうか?
俺達がエアーバイク使うのは何処にいるか探知されない為で
彼奴等は探知される気満々で魔力を使ってるんだろ?
まーでも、俺が作った超音波レーダーと熱レーダーが有れば
カモフラージュ系のリングが無ければ意味が無い
どんなに気配を消す事に特化していようとも其処にいる事実は変えられん
「死ぬ気の炎コピー終わったで」
秀元が死ぬ気の炎のコピーを終わらせた
今回基地ユニットに居るのは俺と秀元だけで他は外に
作戦は既に伝えてあるし混合チームだと連携を取れない
わざわざレーティングゲームをやらせたのも連携を取れないようにするため
「しっかし
大地七属性って
いったいどんだけあるん死ぬ気の炎?」
「今度説明する
カテレア、もう直ぐ来る…ダミーを上げろ!」
画面越しに移るカテレアに命令する
『XANXUS!
私の相手はスルト・セカンドだ!』
ハム子からの連絡
相手がスルト・セカンドか…ツキが此処まで来るとはな
「大丈夫なん?
スルトのコピー相手はキツいちゃうんか?」
「秀元…なに言ってんだ?」
「いや、ハム子ちゃんの実力は本物やけどさ」
おいおい、舐めるにも大概にしろよ
「ハム子は大空の波動が有るから
どの幹部にも所属しない大空の隊員だ
彼奴はヴァリアー幹部と1対1で戦った場合確実に勝つ…」
「え、マジなん?」
大マジだ…そう言えば此奴はヴァリアーの幹部だが後から入った奴だったな
「ハム子は三大勢力等に対抗するレジスタンスのリーダーだ
彼奴は特出する才能は無いが代わりに何でも出来るオールラウンド、悪く言えば器用貧乏
秀元、お前だって術師だ。魔術や仙術に陰陽術等一口に術と言っても数え切れない程存在する
ハム子はその術全てに平均的な才能を秘めているんだ」
「マジか、全然知らんかったわ」
「ヴァリアーの入隊条件を思い出せ」
最低でも魔王クラスだ
咲夜side
ッザ
「わざわざ地に足を踏むなんて」
腹を括ったの、グレイフィア・ルキフグス?
「貴女は…私と容姿が同じの為に命を狙われ私を憎んでいるのですか?」
真剣な目で私を見るグレイフィア・ルキフグス
「ええ、そうよ」
貴女が憎くて憎くてたまらないわ
「申し訳ございません
私が原因で貴女を傷つけてしまい」
土下座をするグレイフィア・ルキフグス…
「っで?
赤竜巻の矢!!」
ドゴーーー
私はグレイフィア・ルキフグスの土下座を無視し矢を放った
例え貴女が謝ろうとも私は許さない
「別にね
私は貴女と容姿が似ていて堕天使に殺されそうになった事は怨んでないのよ
そりゃあ昔はその事に関しても怨んではいたけども、人外関係者になってからは
有名アイドルと見た目が一緒でサインくださいとか勘違いされる事と同じだと思ってるから」
それにこの世界は弱肉強食だからね
「ただね、それだけなら我慢出来たの
私自身の容姿さえ変えれば良い事なの…けどね、その後が許せないのよ…」
一時期髪を伸ばし出したのよ、私
シュ
ブン
「右手が!!」
「停止世界の邪眼
貴女達の間ではそう言われている神器を私は持っているの
流石に魔王クラスになれば意識は奪えないけど空間は固定できるわ…」
私の発言に驚くグレイフィア・ルキフグス…はぁ
「停止世界の邪眼を時を止める物だと思ってるの?
アレは空間を固定して相手の意識を奪う事が出来る神器なのよ」
「そんな筈は…」
「この中二病が!
時間がどういった物かは誰も答えられないのよ!
地球が回っているのが時間細胞の劣化が時間人によって違うのよ!
少なくともコレは時間を止める神器じゃないのよ!」
シュ
大声を出して興奮したせいか神器が解けて動けるようになったが
すぐさま距離を取った
「…聞かせてください
何故私に怒るのかを教えてください」
…
「本当なら答えたくないけど
一応生放送されているから言った方が絶望させれるわね…」
「?」
貴女の子供にね
「…私は才能が有った
そして運がとても良かった、そして家族に愛されていた」
そしてXANXUSに救われた…
「私はアルビノで神器を宿していた
リアス・グレモリーの僧侶と同じ神器だから
どういった事が起こるか分かるでしょう?発動したのよ神器を
けど、私の両親は、父さんと母さんはそれがどうしたと
怖がらず嫌わず愛を持って一人の娘として可愛がって育てて貰ったわ」
今でも言える私は運が良かった、幸せ者だ
「成長した私は神器を使いこなせるように修行をした
そしたら何時の間にか普通の人間の器に収まらない身体能力を手に入れた
この時でも父さんと母さんは扱えるようになったかと喜んでくれたわ
赤龍帝と同じ年頃になった頃、私は貴女と同じ今と変わらない容姿になった
容姿が同じか襲われたけど神器に宿るバロールの断片と土地勘が強かった御陰で逃げて
神社に逃げ込む事に成功した…そう言えばその時初めて姫島朱璃と出会ったわね…」
あの時は本当に助かったわ
「神社に来た堕天使はやられ
私は其処で自分の身を守れる方法を身に付けたけど
この容姿のせいか格上の相手が絶対にくると思って
夢だった教師を諦めて外国のツアー会社の通訳者になったわ
外国の方が日本以上に神秘に溢れているから力が手に入ると思って」
御陰で今のリアス・グレモリー眷属なら倒せるぐらい強くなったわ
「念には念よと私は髪を伸ばした
神器持ちだと言う理由で理不尽に殺されるだけでなく
魔王の女王と間違われて殺されるのはごめんだから
容姿を変えてから襲われる回数は減った…ある時が来るまではね」
ボォォォォ
『おぃ、咲夜』
怒っているのかが原因かリングに炎が灯った
「安心して、XANXUS
ヴァリアーリングは壊さないわ」
私はヴァリアー1の天才よ?
「話を戻すわ
私は今までは堕天使と悪魔祓いに襲われていたけど
ある時を境に悪魔に貴女達偽の魔王派までに襲われるようになったの」
「その様な事をした覚えは有りません!?」
当たり前じゃない!
「サーゼクス・ルシファーが貴女の為に勝手にした行動なのだから!」
あの男が貴女の為に勝手にした事なのよ!
「サーゼクスが!?」
「ええ、そうよ!
私は貴女の影武者にされそうになったのよ!」
「何故サーゼクスがそんな事を…」
分からないの?
「貴女、妊娠したじゃない」
「!?」
理解できたようね
「まだヴァリアーが出来る前
XANXUSがカテレアと出会って数ヶ月の時
貴女はミリキャス・グレモリーをお腹に宿した
グレイフィア・ルキフグス、貴女の手は汚いわ、どす黒い程に
そんな女が妊娠して身動きが取れない状態になってみなさい
ヴァリアーの基礎を作っていた時でカテレアが何かをしているクーデターかと
思い込んだサーゼクス・ルシファーは貴女の影武者をたてようとした
貴女だって恨みを買われる事はかなりの心当たりが有るでしょ?
この手の世界で恨みが買われるのと命を狙われるのは当たり前だけど私は関係無いの!
サーゼクス・ルシファーは変身系が得意な者ではなく容姿その者が瓜二つな女を捜して」
そして私が見つかったのよ…
「…サーゼクス…本当なのですか…」
通信機で通信するグレイフィア・ルキフグス
「その男が言うわけ無いでしょう!
ただでさえ悪魔の闇を隠し続ける偽善者だから!
私は家族の元に帰れずずっとずっと逃げ続けた
元々やっていた仕事はやめて住み込みでのバイトをこなして
サーゼクス・ルシファーが送った悪魔や神器持ちで殺しに来た堕天使を倒して
悪魔が来たら直ぐに別の場所に逃げて逃げて逃げて、最後に辿り着いたのはイタリアよ」
あの時は苦しかった…でも救われたわXANXUSに
「其処で…ギャングスターをしていたXANXUSに会ってヴァリアーに入れて貰ったわ…
1年ほど其処でXANXUSのメイドをしてイタリアを落とす事に成功した後日本に家に帰れたの」
ポタポタポタ
「嬉しかった…私、嬉しかった
もう二度と会えないと思っていた父さんと母さんに会えたの
XANXUSは私を家に帰らせてくれたの。
でもね…私はもう後戻り出来ないの…海外の逃亡中不法滞在しちゃったの
血では繋がっていたけど1から十六夜咲夜を消して新たな十六夜咲夜を作ったけど」
親との戸籍はおなじにできない
そう言った
私は十六夜咲夜であって十六夜咲夜じゃない…
「楽に死ねると思うな、世界!!」
私の叫びと共に何もかもが止まった
コレが私のとっておき 世界
神器の禁手とは全く別の人間の心の力を具現化させた
私の場合は停止世界の邪眼が宿っていた為に
ヴァリアーリングを持つ者と停止世界の邪眼を持つ者以外を止める力と
心を原動力とした幽波紋と言う人型の霊体のようなもの
時間を止めると言ってもほんの十数秒だけ
バロールその物がいれば1時間ほどになるけども断片だから
停止世界の邪眼を奪えば時間が増殖する
「先ずはコレからよ!」
ブスリ
グレイフィアのお腹の下を突き刺し
グチュチュチュ
掻き回した…コレよ
ドバ
シュパ
「そして時は動き出す」
私の言葉と共に止まった世界が動き出した
「っがぁああああ!!」
「どう、子宮を取られた痛みは?
第2第3の私を作らない為にも子をなせない身体にしたは」
例え万能薬である不死鳥の涙でも無ければ治せない
「まだよ!
もう一度苦しめてあげる!世界!」
時はふたたび止まった…
コォォォォ
「銀色の波紋疾走・赤竜巻の矢!」
一番最初に習った身体に太陽の加護と同等の力を手に入れる波紋を込めて矢を放つ
ドゴ
腹に穴が開いたけどまだよ!
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」
波紋をのせた世界でグレイフィアを殴り倒し
「そして時は動き出す…」
時はうごきだした
「っがぁああ!!」
「ワーオー
流石に上半身の殆どに穴が開いたら動けないわね」
天照大神がグレイフィアの元にむかい転移魔法陣が書いた紙を投げて転移させた
「グレイフィア・ルキフグス
貴女の実力は本物よ、幹部以外なら負けてる可能性も有った
幹部でも下手すれば1時間以上の時間稼ぎの陽動員にもなったけど
貴女は1番最初に負けた…理由は一つ 『貴女は私を怒らせた』」
父さん、母さん、ツェペリさん、XANXUS
私勝ったわ、恨みをはらせたわ!
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