『野』にある恋。
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友達
前書き
愛望と神野の初めての会話。
「おい、てめぇぇ!ふざけんなよ!」
誰か知らないけど、りこちゃんをからかってる人がいる...
「やめなよぉぉ!なにやってんのさぁ」
あたしは、止めなくちゃ!って思った。
だから止めに入った。
「あぁ?お前誰だよ」
え...
この人の目は確かに怒っているのに、目の奥は優しい瞳だった。
あたしは怖かった。
でも、なぜかその目から離れることはできなかった。
「あ、うん...ごめん。あたしは中野です!」
「あ?中野?しらねーわ!ま、でも、俺は神野です。よろしくお願いします。」
「う、うん。神野くんよろしく...ね?」
なんか、イメージと違う...?
優しいようで、怖いようで。言いようがなかった。
でも、それから全然話さなかった。
話す内容もなかったし...
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