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さんすくみっ

作者:noonpa
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第一部
序幕
  序幕

 
前書き
こんにちは。初めまして。
あんまり文才の類はありませんが、一生懸命書いてみたつもりです。
初めて投稿するので右も左もわかりませんが、どうぞよろしくお願いします 

 
 人間の世界には『詩』というものがある。
 比較的短めな言葉の羅列に、その何倍もの『心』を乗せる。
 更にそれを曲を加えればカエルの好きな『歌』になるし、道筋を加えればナメクジが好きな『物語』となる。
 俺は人間の世界に来てから沢山の『詩』と出会った。
 それらは言語すら操れなかった俺達畜生には、考えつかないような素晴らしいものばかりだ。
 その中でも俺の好きな『詩』は、この世に存在するものの中でも最も短いもの一つであるのだろうが、そこらの『詩』とは比べものにならないくらいの沢山の『心』がこもっている。

「ありがとう」

 俺は確信している。
 この『詩』と出会うために俺は人間になったのだと。 
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