高校生殺人鬼
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エピローグ
この人生はなんだったんだ。
僕は夏帆を守ることができたのか?
愛することができたのか?
いまいる場所はどこなんだ?
暗い。
そこに、夏帆の顔が浮かぶ。
夏帆・・・。
夏帆は病院に駆けつけた。
夏帆は、すぐさま、先生にそう言った。
「先生、コウはコウはどうなんですか?」
すると、先生はそう言った。
「真村コウは死にました。」
と、先生は言った。
夏帆は泣き崩れた。
あれ、夏帆の声が・・・。
早く行かないと。
「コウちゃん」と名前を呼んでも返事はしない。
僕の方に夏帆が近寄ってくる。でも、すぐに離れてくる。
僕は「夏帆」と叫んだ。でも、近寄ってはくれない。
そして、そのまま意識が遠のいでいく。
私はある一つの決意をした。
私、高校生殺人鬼として、二代目の殺人鬼になるよ。
本当はコウちゃんは・・・。
ダメだ。涙が・・・。
絶対になるからね。
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