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木漏れ日色の記憶。

作者:音無咲夜
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妹でも愛さえあれば関係無いよねっ!

俺は赤坂に留守を任せてショッピングに来ていた。
「・・・・・・・・・・・・・・」
「三咲?」
「・・・・・・・・」
「三咲!」
「はっ!はい?何ですか?」
「お前・・・なんか隠してないか?」
「・・・・・・」
「三咲、なんか俺にできることがあったら言ってくれ・・・・」
「・・・・・・・・」
「俺は・・・・・・・・・・・・・この前見たいにしたくないんだ。」
「!?・・・・わかりました。」
「話してくれる?」
「はい、・・・・私は・・・・・・
あなたの妹です。」
「「!?」」
「私は・・・ずーっとお兄ちゃんを探してました。・・・・・」
「・・・・・・・なんだ、そんなことか。」
「えっ?」
「えっ?ってお前が妹だからって接し方が変わるわけねーだろ?」
「・・・・・・」
「私もライバルが減っただけだからね♪」
「私は奏先輩を諦めませんよ?」
「へ?」
「だって先輩は私が妹だって関わり方は変わらないって言ってくれましたからね」
「我ながら失言でした・・・」
「むっ!私も妹に容赦しないよっ」
「望むところです!」
夜空と三咲の間には火花が散っていた。
「人通り多くなるから女の子にする。」
「先輩も難しいですね。」
「お察しありがとう。」
「奏ちゃん!手繋ごう?」
「いいよ♪」
俺は夜空の手を握った。
「じゃ、私は腕組みます!」
三咲もくっついてくる。
「妹の癖にいいの?三咲ちゃん」
三咲は口に立てた人差し指を当てて言った。
「妹でも愛さえあれば関係無いよねっ!!」
俺は深いため息をつきながら言った
「まぁ、いいかな♪」
俺達は美少女三人で歩き出した。
いつ元に戻るか分からない体に戸惑いながら俺達天文部はこうあり続ける。 
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