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The End is Beginning

作者:羅生門
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One talk 「The beginnig of the God of Death」

 
前書き
小説を読む前に注意してほしいことが一つあります。
この小説には残酷な描写があります、心臓の悪い方や苦手な方は見ることをお勧めできません。
M.G.E.Nの二次創作の小説です。なので、キャラ崩壊などが含まれますので、それらが嫌な人は見ることをお勧めできません。
注意事項を呼んで、それでもいいという方は物語をお楽しみください。

 

 
ただただ、雨が降る音しか聞こえない、静まり返った夜だった。
雨が降っているにも関わらず、青年は外に立っていた。
青年の周りは血の海で人の死体が4つ程ころがっている。
ある死体は頭がなく首元から血が出ていて、またある死体は見るも無残な姿となっていた。
「あはは…あっはははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
青年は突然笑いだした、その笑い声はとても狂っている声だったが、少しだけ悲しみもあった。
青年は笑いながら泣き始めた、その夜は雨の降る音と青年の狂った笑い声しか聞こえなかった。
次の朝は、青年のいた場所に二人の人影があった。
一つは背が低くく子供のような影で、もう一つはその影よりも大きく大人の影。
「青年の名前は「アルフェルト・レインズ」だそうだ。それで殺されたのはその家族、レインズ一族らしい。」
「確かこの国の王家だったっけ?」
「あぁ、そうだ。」
一人の声は女性の声で、もう一人の声は子供の女の子の声だった。
「ねえねえ、殺人姫。」
「ん、なんだ?」
「何でアルフェルトだけ、殺されずに家族だけ殺されたの?」
少女は殺人姫と呼ばれる黒いコートを着た女性に質問をした。
「なぜ、アルフェルトだけが殺されたかは分からないが…たぶんレインズ一族に恨みがあってやったんだろ」
「へぇ…そうなんだ…。あっ、後犯人は見つかったの?」
「見つかったよ、バラバラになってな」
「え!?バラバラになって?」
少女はとても驚いた声を上げた。
そのことを気にせずに殺人姫はどんな状態だったのかを少女に説明した。
「私の予想だが……アルフェルトは何らかの能力は持っている…」
殺人姫は煙草を銜え、火をつけた
「どうするの?これから会いに行く?」
「そうだな……もし、アルフェルトの能力が殺人に特化しているのなら、私たちにとってはありがたいことだからな……会った方がよさそうだ」
殺人姫はそう言って、コートを脱ぎ、少女の上にかぶせた。
「寒いから着ていろ…不死火…」
「ありがとう♪」
殺人姫は不死火と呼ばれる少女と共に闇へと消えて行った。

                     One talk「Thebeginnig of the God of Death」 END 
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