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「ONEPIECE」転生しちゃった少年

作者:リュウヤ
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21 意外とドSなあいつ

~ロビンside~

困ったわ、遺跡のない場所へおバカさんを誘導させないと、

これ以上遺跡を破壊されたら理性が飛んでおバカさんを血の海に沈めてしまいそう




!?また人が来た、あれは!?

「あら?こんな所で会うなんて奇遇ね。ミス・オールサンデー。」

「・・・・・・・・久しぶりね。ロビン」



「ダブルフィンガーにクロウリー!?あなた達が何故ここに?」

どういう事かしら?バロックワークスはもう崩壊したはず。




まさか、昨日見た船が・・・・



「とある人に拾われたの。1も2も5も一緒にね。で、今は鍛えられてる最中なのよ超スパルタで最近はお肌が荒れるのが悩みなのよね」

「・・・・・・正直きつい」

何か話し始めた・・・その時

「おやおや、お嬢さんが増えましたね・・これはこれは美しい。」

「なに?この百貫おデブちゃん。」

「・・・・・ふとっちょ」




「メ~~!!失礼な口を!許しませんぞ!」

このおバカさん、沸点が低すぎないかしら。

体当たりを仕掛けるけど彼女にはかすりもしないわ、あんなに素早かったかしら

「おっそいわね~」

「・・・・本気?」

確実に身体能力が上がってる。最後にあってから一週間ぐらいしか経ってないというのに何があったというの?


「ニードルキャノン!!」


「ぎゃああああああ!!」

あの巨体が全身串刺しにあれはもう生きてないわね

「あれ!?アッサリ通じたわね。あの男には全く傷をつけられないっていうのに」


「・・・・・・・・・・火葬にしちゃお。フフフフフフ」

そんな人がいるの!?このおバカさんを倒す算段はあったけど体力温存が出来たと考えれば良いかしらね。


それにしても、クロウリー怖いわ・・・


「じゃ、あなたのダイアル頂いていくわね…斬撃貝って奴かぁ。まぁ10個もあれば無いよりマシかしら・・」


ダイアルが目当てだったようね



「それじゃあね、ミス・オールサンデー。船長はかなり気まぐれだから、次いつ会えるかわからないけど、元気だったらまた会いましょ。」


「私を排除しないの?」



「麦わらの一味には手出しするなって言われてるから、まだ私死にたくないし命令違反はしないわ。」

途方もない人のようね、しかも彼女より年下の可能性

「もう、あの組織は無いのだからロビンでいいわ。フルネームは多分有名だから言うまでもないでしょうけど」


「そうじゃあね、ロビン。」


「・・・・じゃあね」

そして、姿を消した彼女。何か大きな事が起きているような
























~カマキリside~

「ふあああ。おっと、居眠りをしていたか。!あぁ、まだやってたのか。ヤハハハ。」

目の前にいる男、おれ達の宿敵エネル。こいつにとっては安らかな午後のひと時とでもいうのか!?



体中が雷によって痺れて思うように動けなくなってきた・・・・・

「おれはお前に勝てないのか」


「あぁ、そう「やっと会えた!」正体不明が来おったか」



「貴様は!?あの時の…」

侵入者だと思ったら観光客だった。その奴らがなぜ戦場に・・・・





「おぉ、確かあの時のグラサンモヒカン。頑張ってんな。ま、とりあえず休んどれ。ちょっとこの自称神様(笑)に用があるんで。」

「私も貴様に用があった。青海人の男、この私が心を読めなかったのは貴様が初めてだ。貴様を倒せばその謎も解るのであろうな。」


この男、エネルに全くひるんでいない・・


「倒せるんならね。きな。井の中の蛙。」


なんでニヤニヤしていられるんだ!?




「では、小手調べといこうか、200万V放電(ヴァーリー)!」



凄まじい雷が男を直撃した。あんなのを食らったら死ぬ!



「うん、イマイチピリッと来ない。と力出してよ。100分の1の力なんてカス。」


!?む、無傷!?い、いやそれよりあの雷が100・・・



「ほう手加減しすぎだか、ならば少し強く行くぞ?簡単に死んでくれるなよ?」


エネルが手に持つこん棒で右肩辺りの太鼓を叩いた!?なんだあれは!?雷の鳥!?





「3000万V雷鳥(ヒノ)!!!」


「竹壁」(バンブーウォール)


不思議なやつで防いだ!?


雷鳥は破裂して男に感電した。
「やっぱきかない。もっときてよ」


「!?まさか雷鳥をまともに受けてその程度のダメージとは、恐ろしいほどタフなようだ癪だが電撃ではラチがあかんという訳か。」

こん棒を取り出した?


「我がのの様棒を侮るなかれ。雷治金(グローム・バトリング)!」

エネルがこん棒に雷を流すと三つ又の槍に変形しやがった


「スピード勝負と行こうじゃないか。」


バリっ


エネルが消えた!?


「ほい」


ドゴォ!!




「ガハァ!?」


エネルに攻撃を当てた?なぜ雷の速さに追いつけるんだ!?


「ぐぬ、貴様、なぜ私に触れられるのだぁ!?何をしたぁ!?」


「自分で考えてみ。しかしもったいないな。下の海ならもっと大暴れ出来るだろうに。あそこは自分らをこの世で1番偉いと勘違いしてる救いようのない屑共や、自分が1番強いと思ってる戦士が山ほどいる。アンタもそこで揉まれたら今みたいな訳分からん事にならんで済んだのに。」

「よ、よく分からぬ言葉で謀ろうとしても無駄だ!おれは雷人間!最強の力を持っている事に変わりはないんだ!1億V放電(ヴァーリー)!」

エネルが雷の如きスピードで男の懐に潜り込み雷を放った!



辺りが光に包まれる。とてもじゃないが耐えられん!


「さっすが1億V!ちと効いた!」


なんと男が生きていた。もう何が何やら

「貴様なぜ生きているおれは見たぞ。雷は確かに貴様に直撃した。」


「ああ、素はまずいんで武装色の覇気を使わせてもらった。」

「武装色の覇気だと?どういう力だ!?」


「訓練に訓練を重ねた者が発現させる偉大なるパワーだ。見聞色の覇気はお前らの心網(マントラ)と同じく相手の気配を感じ、読む事が出来る。武装色の覇気は体に覇気を纏っていかなる相手をも捕らえたり、いかなる攻撃も防ぐ事が出来るのさ。」



「それを貴様が使いこなしていると・・」


「まぁ見聞色はアンタの方が少し上だが。でも、残念かな武装色が未熟。武装色を纏えれば覇気使いにも触れられなくなるけど」


「私は神だ。こんな所で朽ちる訳にはいかん例え修行不足だったとしても、貴様に勝ってみせるぞ!」


エネルの全身が雷を放ち徐々に巨大化していく!?


「MAX2億V!雷神(アマル)!!!」


「森壁」(フォレストウォール)


あまりに巨大な雷が男を…飲み込んだ。

「!やったか!?」





「残念。草は電気をあまり通さないんだ。武装・回蹴!!!」


零距離からの回し蹴りの様だが




「ガハァ!」

ブッ倒れたエネル。倒したってのか!?

「くそ、私はまだ終われん。ここは引かせてもらうっ」

苦悶の表情で逃亡したエネル、信じられなかった。


終始あのエネルを圧倒するなど。だがおれもエネルの雷をわずかに食らってしまった、動けん、男が近づいてくる。やられるのか!?

「別に取って食わない。それに、奴は麦わらのルフィが倒す。安心して寝てろ。」

その言葉を最後に耳にしておれは意識を失った。

 
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