地雷原
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みっけ 第一部
前書き
2012 9/14
この物語は2人の男の子の視点を中心に書いていきます。
今回はニート1号の成田比古君です。
がんばります!!!
成田比古
げふっ
飲んだ炭酸の効能が出てきやがった。
おれの高校生活2度目の夏休みが終わって2週間
うるさく執拗に言ってくる先生や、いつも冷たい視線を浴びせ続けた
親たちもいい加減諦めがついてきたようだ。
おれはいよいよニートってことを・・・
閉まったままのカーテン、そこら中に散らばった昔使ったプリントの山
いつも熱心に向かっている机の上にはパソコンと常にスナック菓子が
おいてある。
「ふんっ」と、とりあえずそんなもやもやを吹き飛ばそうと思い、とりあえずはパソコンを
起動。パソコンがせわしなく動いて出す動作音に、おれは毎日がんばってんのに、
おまえは毎日なにやってんだかーと説教されている気分になった。
自分で考えたことのくせに自分ひとりでイラついて、小声で
「うるせぇよ」って小声で言い返し、左手でスナック菓子つかんで
バリバリ食べた。
そんなこんなを考えている間にスタンバイ完了。
今日何する?ゲーム?スレ?
なんかそんな気分じゃないしなー・・・だったら勉強しろってパソコンに
また叱られそうだな。
よしっとりあえず最近なんかおもしろいことやってないか調べるか。
なにやってるかだって?政治でなんかの法案だしたとか、
残暑が厳しいですねとか自分とまったく関係ないニュースばかりだ。
そんなのをさらさらーと見ながらスナック菓子食べてたら、おれの油で汚れた
手が止まった。
人生やり直しませんか?
どうせこんなの最近よくある手の詐欺とかそんななんだろう。
おれはこんなのにひっかかるほどネット初心者なんかじゃないぜっと
そのままスルーしようとした。
が、おれのなにかが手を止めやがる
なんなんだよこの違和感は。
しかしべつに見ることもやることも他にないし、開いてみていつもどおり
ああやっぱりどこにでもある詐欺に似たいたずらじゃないかと思ってやるのも
いいじゃないか_____
そしておれはゆっくりとマウスをもち、カーソルを合わせ、二度すばやくクリックし、
何かを期待する目にページが変わっていくのが映った。
後書き
稚拙な文でごめんなさい。
感想とかきてくれたらむちゃうれしいです。
これからよろしくおねがいします!!!
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