ハイスクールD×D 異界の力を持ちし者
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第13話
前書き
どうも、メイウィルです。
修行の後半はカットさせていただきます。
成果は、このあとの展開で書く予定です。
では、どうぞ!
Side イッセー
今、俺は駒王学園に来ている。
10日間の修行を終わって、レーティングゲームの日だ。
木場は剣をかけて集中して、小猫ちゃんはフィンガーグローブをして読書をしてる。
みんな服装は各自が一番だと思う服装で来いって言われたけど、やっぱりしっくりこなかったから、制服にしている。アーシアはシスター服だ。
黒斗はまだ来てないけど、どうしたんだ・・・?
「おくれましたー」
「黒斗、遅いわよ」
・・・やっと来た。
あいつは黒を基調としたジャンパーを着てる。
無駄に様になってるのがうらやましいぜ・・・
「みなさん、お揃いですね?」
お、グレイフィアさんだ。
ってことはいよいよか・・・
「これより魔方陣でゲームフィールドに転移します。ゲームが終了、もしくはリタイヤするまでは転移は使用できないのでご注意ください」
シュン!
・・・あれ?
部室だ・・・転移に失敗したのか?
って空が変な色だ・・・
「今回は、ライザー様の配慮によって駒王学園を舞台とさせていただきました。いくら破壊されても大丈夫なのでご安心を」
・・・どうやら、レプリカだったみたいだ。
本物同然の出来栄えだな・・・
さて、もうすぐ開始か・・・!
絶対に勝って部長を守ってみせる!
Sideout
Side 黒斗
さて、いよいよ開始か。
「では、時間は夜明けまでとします。ゲーム開始です」
「みんな、作戦を立てるわよ」
「その前に、ひとつ俺が行動させてもらいます」
「な、独断行動はやめてちょうだい!」
「大丈夫です、悪い方向には行かないので・・・モード、マズマ」
シュン!
そして、俺は赤い軽鎧のような格好で片目が赤いラインで見えない青年に変化した。
おい、マズマ。聞こえてるんだろ?
『なんだよ、急に』
最初から全開で行く。
『・・・わーったよ、いつでもOKだ』
「・・・スコープ」
俺がそうつぶやくと、目がせり出してフォーカスレンズのようになった。
「な、黒斗それは」
「黙っててください。狙いがつけれないので」
「・・・」
・・・よし、狙いが定まった。
あとはこの赤いスナイパーライフルの引き金を引くだけだが・・・あえて前口上でもやってみるか。
「さあこれより始まる悲劇の幕開け。舞台は学校、突如ゲーム直後に倒れる仲間。相手は戦慄し、恐怖に戦く・・・」
「黒斗、お前何言って」
「・・・ビッグスナイプ!」
ズドン!
轟音が旧校舎から轟いた数秒後・・・
「ラ、ライザー様の兵士3名、僧侶1名、騎士1名リタイア・・・」
・・・うまくいったな。
しかも、騎士と僧侶を一気に1つずつ奪えたのは大きいな。
「・・・いきなり無茶苦茶をするわね」
「それが俺なんで」
「・・・無謀特攻」
「はいはい、でも・・・今流れはこっちに傾いてる。早く行こうぜ」
「そうね・・・すでに数名がやられてるけど、ライザーとその眷族を消し飛ばしてあげましょう!」
「「「「「はい!」」」」」
Sideout
Side ライザー
俺は今、婚約者のリアスとのレーティングゲームが始まったところで作戦を立てている。
まあ、いつもどおりの策で・・・
ズドン!
ドガァン!
・・・どういうことだ?
いきなり爆撃だと・・・?
「ラ、ライザー様の兵士3名、僧侶1名、騎士1名リタイア・・・」
な・・・バカな・・・
いきなり俺の可愛い眷族が5人もやられただと・・・?
・・・リアス、やってくれるじゃないか。
だが、俺は負けんぞ。
Sideout
Side 第3者視点
現在、ゲームではリアス・グレモリーの眷族が3名体育館へ向かっている。
兵藤、塔城、伊守の3人だ。
「そこに隠れているのはわかってるわ!リアス・グレモリーの眷族さん!」
そして、兵士3名、戦車1名との戦闘である・・・
Sideout
Side 黒斗
さて、到着した体育館では4人が待ち構えてたわけだが
「あなたがさっきの爆撃を仕掛けたのね!」
「ああ、そうだ。あんたらに先制の一撃をってな。かなり効いただろ?」
「やかましいです!」
「「バラバラにしてやります!」」
「小猫、戦車のほうは頼んでいいか?イッセーはどうせこの前のやつにリベンジしたいんだろ?だったら俺が双子を相手するぜ」
「・・・わかりました」
「おう!やってやるぜ!」
「この!あたれぇ!」
「やだよ、お前らと違って人間なんだ。当たったらやばい」
「調子にのるなぁ!」
「おっと、じゃあそろそろ反撃といこうか・・・」
「キャーッ!」
「イッセー、どうした!?」
「ふはは!これが俺の必殺!洋服破壊だ!」
「・・・見損ないました」
「・・・同感だ。まさかあの野菜はこのための修行だったのか・・・」
イッセーは、魔力で相手の衣服を消し飛ばすという、なんとも女性に嫌われるような技を編み出したようだ・・・アホだ。
ハーレム王目指すって言ってるのにやってること真逆じゃねーか・・・
「隙ありです!」
「覚悟です!」
「・・・よっと」
ガギン!
「な!」
「うそ!」
今、俺はチェーンソーがそれぞれでぶつかる場所に移動して、わざとぶつけさせた。
こうなれば・・・隙だらけだ。
「ふっ!」
「うわ!」
「イル!よくもイルを」
「お前もだ!」
「あう!」
双子をまとめて吹っ飛ばした。
これでしばらくは動けないはずだ。
「先輩、準備ができたそうです」
「わかった。じゃあ引くぞ」
「な、ここは重要拠点なのに!?」
ビシャアァン!
朱乃先輩の雷が体育館に降り注いだ。
「ライザー様の兵士3名、戦車1名リタイア」
・・・うまくいったな・・・!
上空にむこうの女王!
こっちを狙ってるのか!?
狙ってるのは・・・小猫か!
間に合ってくれよ・・・!
ドガァン!
そうして、轟音が消し飛んだ体育館の近くで鳴り響いた。
後書き
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
いよいよレーティングゲームの始まりです。
最初に若干黒斗さんが大暴れしてますが、狙撃で開始直後に襲撃は前から考えていました(笑)
では、恒例のキャラ紹介。
マズマ
ブラックロックシューター the gameで登場した第2の使者。
武器は赤いスナイパーライフル。
映画「ビッグスナイプ」という映画を好んでおり、映画の脚本家をエキストラステージでするという、変わった性格。
また、マンガでは目がスコープのように飛び出てBRSを狙撃しようとしたものの、裏で謀反を企てていたシズとカーリーによってネブレイド(擬似的な捕食)された。
また、「魔王」などのオペラなども好むようだ。
では、今回はここまでです。
感想、アドバイス等お待ちしています!
ページ上へ戻る