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ハイスクールD×D 異界の力を持ちし者

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第8話

 
前書き
どうも、メイウィルです。
相変わらず、学校からの投稿です(笑)
では、どうぞ 

 
Side イッセー
おう、俺は今、元カノの堕天使、もといレイナーレと対峙してる!
「お前なんかにアーシアを殺されてたまるか!」
「そう、でもあなたは私には勝てないのよ?」
「うるせー!セイクリッドギア!」
『BOOST!』
よし、力も倍増してきてる。
「あら、何かと思えば竜の籠手(トゥワイス・クリティカル)じゃない。どうして上はこんなありふれたものを危険視したのかしら・・・まあ、どっちみち死んでもらうわ!」

ドスッ

「グッ・・・」
「苦しいでしょう?私の槍は地味だけど、光力が高いから悪魔には効果抜群なのよ?それにしても、しぶといわね・・・」
「当たり前だ・・・アーシアの受けてきた痛みはこんなもんじゃない・・・」
「ふん、だったら次で終わりにしてあげるわ」
「悪魔だから・・・魔王様か。ちょっと俺のお願い聞いてくださいよ」
「あら?痛みで頭がおかしくなっちゃったのかしら?」
「一度でいい・・・こいつを・・・ぶん殴る力をください!」

『Explosion!』

!力があふれてくる・・・でも、一発限りみたいだな
「な、なんでよ・・・なんで私の力を超えて上級になってるのよ・・・あれはただの竜の籠手のはず・・・」
あいつがうろたえてるが、関係ねぇ!
「うおおおおおおおおお!!!」
「い、いやぁ!」
レイナーレの腕を掴む。逃がしてたまるか!
「わ、私は至高の・・・」
「ブッ飛べクソ天使!」

バキィ!

堕天使・・・レイナーレは協会の外に飛んでった。
やったぜ・・・うっ、力が抜けて・・・
・・・誰かが肩を貸してくれてる。こいつは・・・
「すごいよ、イッセーくん」
「おせーよ、色男」
「イッセー、やるじゃねーか」
「黒斗!」
「私があなたの戦いに手出ししないように言ったの」
「部長!」
「部長、持ってきました・・・」

ズルズル・・・

小猫ちゃんがレイナーレを引きずってきた。
持ってきたって・・・
「じゃあ、そろそろ起こして頂戴。朱乃」
「はい、部長」

バシャ

朱乃先輩の水の魔法で堕天使をたたき起す。
「ゲホッゲホッ」
「ごきげんよう、堕天使さん?」
「・・・グレモリーの者か」
「そうよ、私の領土で好き勝手してくれたみたいね?」
「・・・ふん、勝ち誇ってるのも今のうちだ。私には協力者がいる。時期に助けに・・・」
「彼らは来ないわ。ドーナシークとカワラーナは消し飛ばし、ミッテルトは黒斗が服従させたもの」
「うそだ!」
「本当よ」

ヒラヒラ・・・

堕天使の羽が2枚舞った。
「堕天使なら、羽で誰なのか判別できるのでしょう?」
「そんな・・・」
「いやー、すいませんね。レイナーレ様。ウチも殺されたくないんでこっちにつきました」
「そ、そんな・・・」
「あっれー?上司がピンチか?」
「フリード!」
「あいつは以前の基地外神父か」
「おー!あのときアーシアちゃんをさらってったお兄さんまでいるじゃん!イッセーくんとそこのお兄さんはぼくちゃんの殺したいやつリストに入れといたから、覚悟しといてちょ!」
「上等だ、返り討ちにしてやんよ」
「ってわけで俺は逃げる!バーイバーイ!歯ぁ磨けよー!」

・・・あいつはなんだったんだろうか。
「下僕にも見捨てられ、憐れね。さあ、覚悟はできたかしら?」
「イッセーくん、助けて!この悪魔が私を殺そうとしてるの!」
・・・!この期に及んで夕麻ちゃんになって・・・
「私、あなたのことあいs」
「黙れ・・・一度振って殺したやつに愛してるなんて言っても無駄だっての。手遅れだ」
・・・黒斗が怒ってる・・・あいつは普段温厚なのに・・・
Side out

Side 黒斗
「私、あなたのことあいs」
今更愛してるだと?ふざけんな、一度お前はその愛してる相手を振って殺したってのに命乞いか?・・・こいつは俺が処刑するか
「黙れ・・・一度振って殺したやつに愛してるなんて言っても無駄だっての。手遅れだ」
さて・・・あいつでいいか
「モード・・・デッドマスター」

ヴゥン

俺は、緑を基調とした角のようなものがある鎌を持った姿になった。
「ひっ!」
「お前に命乞いをする権利はない。さよならだ」
「待って、お願いこr」

ザシュッ! ズザザザザザザザザザザ!

・・・細切れになったか。
「部長さん、あとの処理はお願いします」
「わかったわ。その堕天使もしっかり目を光らせてなさいよ」
「わかってますよ」

さて・・・こいつの処遇を家で考えるか。

~~~黒斗の家~~~
「で、今回の議題はこれだ。この堕天使の処遇について」
「・・・で、どうしてこうなったの?」
「例の計画の片棒担いでた、実質的な行動なし、命乞いでこっちについた」
「わかったわ。じゃあ、これからはこの家で家政婦をしてもらえばいいんじゃない?」
「そうだな、そうすればお前らも学校に通えるか」
「わ、わかったっす!頑張って家政婦の仕事をするっす!」
「じゃあ、さっそく衣装でメイド服注文しておくわね」
「おい、どうしてそうなった」
「いいじゃない、可愛いし」
「はぁ、勝手にしろ」

こうして、うちにミッテルトというメイドがタダ働きで雇われることになった・・・

翌日 学校にて
「・・・で、なんでアーシアが悪魔になってんだ?」
「スカウトしたのよ、回復系の神器は貴重だから、僧侶に向いてると思って」
「ああ、なるほど。交渉の材料は寿命が伸びるからイッセーとずっといれるぞってか」
「そんなところね」
「イッセー、ちゃんと守ってやれよ」
「おう!任せろ!」
「おはようございます」
「・・・おはようございます」
「おはよう、小猫、祐斗」
「・・・黒斗先輩、昨日はありがとうございました」
「ああ、あれね。気にすんなよ・・・お姫様抱っこしたのはしゃーなしだから許してな?」
「・・・じゃあ、今度お菓子作ってきてください」
「わかったよ、毎日作ってやるよ」

まあ、小猫の頼みだったらお菓子くらい作るのは簡単だしな。
「さあ、新入部員の歓迎会をしましょう!」

パチン!

ほう、なかなかのケーキだな・・・
「私と部長で作りましたのよ?」
二人とも、なかなかの腕をお持ちのようで・・・
こうして、アーシアが仲間になった。
これから先、どんなことが待ってるんだろうな・・・楽しみだ。
 
 

 
後書き
読んでいただき、ありがとうございました。
では、恒例の能力解説を。
デッドマスター
緑を基調とした装備で、武器は両手大鎌。
デザインはアニメのデッドマスター。

なお、黒斗は仲間想いなので、今回のように仲間の思いを踏みにじるような行為をする相手には容赦しません。
次回からは、2巻の「戦闘校舎のフェニックス」編に行く予定です。
感想、アドバイスなどお待ちしております。
 
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