ボンゴレ雪の守護者は可愛い天使!?
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一話
前書き
年もとらず、老いもしない。
男女どちらかの姿をしているが、当の本人達はそういった概念をもたず、
ただひたすら仕事をこなす。
天界に住むといわれている背中に翼のはえた者を人は「天使」と呼ぶ
<ノベルの、リンが元パートナーと別れるところから私が勝手に考えます!分からない方はスルーしてください!!>
リン「・・・・・・・」
彼と別れてからもリンはその場を動くことができなかった。
今では形見となったピアスに触れ、ただじっとしていた。
『リ~~~~ン!!何してるのー?』
背後からかかった、聞きなれた声に振り返る。
リン「グミこそ。ここで何してるの?」
先程の声の主、緑髪をきれいに編み込んだ同色の瞳を持つ天使。
グミと呼ばれたその子はリンの同期である。
グミ「ちょっといい話があるんだー♪」
そのセリフのあとに続くとんでもない計画に嫌でも付き合わせられると
リンは長い付き合いから学習している。
リン「・・・今度は何を企んでるの?」
グミ「うん!実はねえ、私達下級天使は明日から休暇をもらえるんだって!!」
リン「休暇?」
天使には一応階級のものがあり、ちなみに下級天使は
階級が下から二番目である。
グミ「そう!しかも、課題として人間について何でもいいから研究してこい、って言われた の!」
リン「人間?・・・・でも天界の書物じゃ限界があるんじゃない?」
グミ「リン以外はね」
リン「え?私以外・・・・ってどういうこと?」
グミ「リンだけ、見習い天使時代のサボってた分を埋めるためじゃない?
だから、リンはここの書物以外に実際に人間界に行けるんだよ!」
「だから・・・ねぇ?」と上目づかいにリンを見るあたり、、、、
リン「・・・自分の分もやってきてほしい、と?」
グミ「・・・(コクコクコク)」
リン「ダーメ!課題くらい自分でやってよね」
ええ~、とねだる同期を横目に、人間界に行く準備をした。
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