剣を継ぐ者
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1話 始まりの鐘はいつ鳴った!? 1
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「何だこれ?」というのが最初の感想だ。
無理もないだろう?
自分の身に、およそ想定外の事態が降り懸かっているのだから。
泣いたり喚いたりしないのが不思議な位だ。
オレは古深河 春翠(こみかわ しゅんすい)、歳は17。
男性だ。
ああ、男性だとも。
だからその赤らめた顔をこちらに向けるな、男共。
というか...。
「ソードアート・オンライン、だったか...」
「はい? どうかしましたか、ジェイドさん?」
「ああいや、何でもないよシリカちゃん」
そうシリカだ。
確か[竜使い]とか呼ばれる原作キャラだったはず。
不確定要素であるオレといると、何処で影響するか知れないから離れないといかんのだが...。
「シリカちゃん、オレはそろそろ...」
「あぅ......」
「う.........一緒に来るか? 守れるかはわからないけど」
「はいッ!」
......仕方ないだろう!?
あんな涙目+上目遣いに勝てるものか!
とにかくシリカだけは死なせないようにする必要があるし。
まずは索敵スキルをセットして、防具買って、次の村までの道と、安全に移動する為のレベル上げと...やる事は山積みだな。
後書き
何でか本文入力ができないので、一旦カット
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