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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!

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一夏の決断

一夏が休学してから1ヶ月、IS学園はISコアの大量流通によって混乱が起こっていた。IS学園にも新しく男子生徒が来るのかっという疑問や訓練機が増えたりと様々な事が起きていた。さすがにIS学園に新しく男子生徒が入る事は無く、新しく学園を作るという事に落ち着いた。そして騒動も落ち着き始めたが1年1組はどんよりした空気と雰囲気で包まれていた。その理由は龍神 一夏の休学だった。自分達を守る為に戦って、片目を抉られるという大怪我を負った事を知って一夏の事が心配でならないのだ、特に一夏と同室で仲良しだったのほほんさんは酷く落ち込み、不眠症に掛かってしまってまともに寝られていなかった。その為に簪が傍について無理矢理寝かせるという事が続いていた。それでも目には隈が出来ている。教室に居ても席に着いたまま微動だにしない。

「一夏君…もしかしてこのまま学校辞めちゃうんじゃない…?」
「目を抉られただもんね…退学しても何も言えないよね………」

不安に気持ちを言葉にする女子達、彼女達の中では一夏はとても大きな存在に変わっていた。頼りになって、困った事があったら気軽に相談出来て、何でも出来て、料理が上手で、優しく、強くて、お兄さん。彼女達の中では恋愛対象っというよりも彼は既に家族のようなものになっていた。自分達の兄として、少しでも思えば彼の言葉が自動的に脳内再生される。

『ん?重かったら貸しな、俺が運ぶから』

『ほうほう、正直に思いをぶつけてみるのが一番だな!それが一番の解決方法だと思うぜ』

『それだな、つまりここの公式を使って、ここをこうすると簡単に解けるって訳さね』

『ほい!低カロリーの上にコラーゲンにビタミン豊富な料理の完成だ!』

『こらこら無理するなって』

『いえい!!』

「おい」

「なんだか…一夏君の声が聞こえてきた気がする…」
「私も…」
「「「「「私達も………」」」」」

「………おいごらぁぁぁああああああああああああああ!!!無視するなぁぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「「「「「あ”い”え”す”!!!??」」」」」

突然の怒号に女子達はほぼ全員ひっくり返ってしまう、いきなりの事にびっくりしながらも立ち上がって声の元の方向を見ると……

「ったくなんだなんだなんですか?人が折角登校して来たっていうのに御通夜ムード全開ですってか?全く持って…バカばっか」

そこに居たのは紛れもない龍神 一夏本人だった。そして、何よりも片目が抉られていない、両目が健在だった。一夏が現れると女子達は一斉に一夏に群がって喜ぶ、特にのほほんさんは一夏に抱きつきながら涙を流しながら喜んでいた。一夏は困りながらもその好意を有難く思ったが

「一夏ぁ!!」

そこへ場違い且つとんでもない馬鹿である空気を読まない生徒ナンバー1、掃除用具と掃除ロッカーが似合う事間違い無しの篠ノ之 箒と織斑 千冬のご登場だった。二人はズンズンと一夏に近寄っていきマジマジと右目を見る。

「んだよ、人の顔をじろじろと気持ち悪ぃな」
「右目をどうやって………」
「答えろ龍神」
「答える義務は無いな、俺とお前達は赤の他人でありお前達に教える必要性もない。ああそうだ、今回はそこの教師と掃除用具を除いた皆にお知らせがあるんだ」
「お知らせ?いっち~なになに~?早く教えて~」

一夏の肩の上にいるのほほんさんは無邪気に知りたがる。一夏は笑いながら口を開いた。

「実はな………俺、結婚するんだ」
「「「「「………ぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????」」」」」

いきなり現れて次にはいきなりの爆弾投下、女子達は大混乱。

「「「「「どどどどどどどどういうこと!!?」」」」」
「落ち着けって…そのままの意味だぞ?結婚するからその結婚パーティの招待状を配りに」
「「「「「相手は誰なの!!?」」」」」

これはクラスの誰もが気になっていることだ。女子達は目を輝かせてそれを聞きたがる、一夏は相手かっと聞かれて、はにかみながらうれしそうに答えた。

「俺の結婚相手は龍神 優奈、IGONEOの会長補佐さ。そして俺の愛する義理の姉さんさ」
「「姉と結婚するだと!!?」」

それに申し立てを立てたのは千冬と箒だった。顔を憤怒に染め、血走った目で一夏を睨みつける愚かな女達。

「そんなことが許させると思っているのか一夏!!姉と結婚するなど出来る筈がない!!」
「千冬さんのいうとおりだ!!お前は狂っている!!」

千冬と箒は一夏の考えをどうにかして捻じ曲げようと努力しているように見える。姉と結ばれるなど世間が許すわけがない、報われない、幸せになれないなどどいって来る。が………そんなことを発言する権利が彼女らにあるだろうか?ある訳がない、当然一夏は激怒する。

「報われない?幸せになれない?狂っている?いってくれるじゃねぇか………俺と優奈姉は義理、血の繋がりが一切無い者同士、そんな二人が結ばれるのがどうして可笑しい!!?ふざけた事抜かすのも大概にしろよ………」
「がぁぁああ………!!!?」

一夏は怒りに身を任せて千冬の顔面を掴み、そのまま持ち上げて壁に押し当てながら頭を締め上げ始めた。メシメシと痛々しい音が響いている。

「いっとくけどお前とそこの掃除用具は招待しねぇからな、よく覚えとけよ、次変な事抜かしたら首をへし折る」 
 

 
後書き
一「一夏と!!」

ナ「ナタリーと!!}

リ「うp主(作者)の!!」

一、リ、ナ「「「後書きコーナー!!!」」」

リ「はいっという訳で今回も始まりましたこのコーナー」

一「俺も復帰だぜ!!」

ナ「それと作者、なんか今回は作成裏を語るんだろ?」

リ「そうそう、最初はね。ドロドロとした人間関係にしようと思ってたんだよ、一夏は千冬の事を心の奥底から憎んで殺す為ならどんな手段も取る感じを予定してた。そして千冬は龍神兄弟を憎む。そして当初の予定なら最初のGTロボの乱入で死人が多数出る予定だったからな」

一「随分と重い設定だったんだな…」

リ「うん、本当なら福音の時には山田先生にクラスメイトの一部は死んでる予定だったから」

ナ「うわぁ………」

一「学園祭の戦いでは原作キャラもバンバン死ぬ予定だったからな。でもさすがにやりすぎかな?っと思って編集した結果こうなりました」

ナ「こうなって本当によかったよ………」

一「全くだ………」

リ「編集せずに掲載した場合、今に至るまでに…85人死んでることになるな」

一、ナ「………」

リ「それでは皆さん!!作品を読んだら感想を送ってください!これを習慣にして貰えると助かります!感想は私にとって、最高の栄養剤のような物なのです!」

ナ「感想が来ると、作者の創作意欲が湧くから宜しく頼むよ」

一「質問なんかも募集中だぜ!」

一、リ、ナ「「「それでは待て!次回!!」」」 
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