| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

misfortune

作者:水奴
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第一部
  SlumⅣ

 
前書き
「私」と「皆」が出会った日に遡ります 

 
後の事なんて何も考えていなかった。偶然入った路地裏で出会った私より小さな子供たち。
—7人...
私と同じように汚れた服を着て、今にも死にそうな目でこちらを見ている。
その目に同情でもしたのか、私は自分が生きる為に死にもの拭いで盗ってきた果物を渡した。
その所為なのかは分からないが、その子供たちに懐かれてしまった。
盗みに行く時もついて来て、一緒に逃げ回った時もあった。
寒い夜も皆で寝ればあったかかった。
まるで、弟や妹が出来たようだった。不思議な感じ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧