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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!

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会長来訪の理由

 
前書き
何度も何度も諦めずに足を進めてきたんだ

この思いが何度も、何百回裏切られようと諦めなかった

人は僕をいろんな呼び方で呼んでいた

でも、僕はそのどの呼び方も望んでいなかった

人は便利で、自分勝手な心を持ってる生き物なんだ

僕もそれを持ってる

自分勝手な心で苦しんでる人が居る

自分勝手な心で生きていける人が居る

僕は・・・どうしたらいいんだろうね  

 
「もう直ぐ出来る・・・。この時をどれだけ待ち望んでいた事か・・・」

闇の中、一つの影が蠢く。影は闇に飲み込まれずに不思議なほど目立っていた。影という光といった方が正しいかも知れない。本来なら影など闇に埋もれてみないはず、だが、その影はぬらぬらと動きながら一つの形を作り上げていく。だが・・・。 

それは影というには妙に穢れていた。ただ穢れている、これだけだ

「これが出来上がれば・・・」

蠢く謎の影。それが齎すものはいったい何か、誰も知らない

「私は貴方だけを求める、でももう私は人形じゃない、人形であって人形じゃないの。わかってくれるよね?そう、解ってくれるのね嬉しくなってきちゃったな。クククククククク、アハハハッハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!」

狂った声が響く、闇に響き、罅割れていく悲しくも苦しげな声

「もう直ぐよ、もう直ぐ復讐してあげるわ」








「んで」
「ん?」
「何の用で来たんだよ」

砂浜で海を眺めながら会話する龍神兄弟。他の生徒達は水着などに着替えて海に繰り出している。この二人は制服とスーツ姿という服装でビーチに立っていた、だが他の女子生徒は何処かここに居てはいけないのではないかという気がしてならない。IGONEOの会長が自分達の目の前に居るのだ。そういう感覚に襲われても致し方ないというものだろう。

「ご丁寧にアリトさんまで引き連れてきやがって」
「いや遊びにかな?」
「・・・おい」

一夏の言葉は本心から出た自然な言葉だった。こいつは自分の立場というものは理解出来てるのだろうかと、IGONEOの会長。全世界に途轍もない影響力を有している男だという事を

「仕事しろよ馬鹿野朗」
「おい一応俺兄貴だぞ」
「何それおいしいの?」
「・・・。まあいい、仕事はちゃんと片付けてきた。今日もちゃんとした仕事で来たんだ」
「仕事?」

一夏が首を傾げながら訪ねると龍人はそれはな・・・っと呟いた所で口を閉じて懐からリボルバーを取り出して、近くに置かれているっというのか解らないが、コンテナに銃を向ける。

「そこに隠れてる奴出て来い。人の会話を盗み聞こうたぁいい度胸だ。お前の母国は何処だ?正式に抗議してやらぁ、場合によっちゃ報復に視野に入れとくがな」
「・・・バレていましたか」

コンテナの陰から一人の女性が出て来た。その女性に一夏は覚えがあった。フィンランドの国家代表、モニカ・バイシュタインだった。

「一夏、誰だこいつは」
「少し前に特別講師で学園に来たモニカ・バイシュタインだよ。まあ俺の敵対してる奴だよ。フィンランドの国家代表らしいよ」
「ふ~んなるほどね。フィンランドか、最近ウザイんだよな。自分勝手な主張ばっかして来る癖してなんも対価を払おうとしない。今、上層部でも報復でもしてやろうかな~って議論してるんだ」

サラッととんでもないことを口走る龍人、その事を聞いたモニカには動揺が走る。

「誰にさせるつもりなんだよ?俺でもいいぜ?」
「いいや樹炎にでもやらせようかなって」
「おいおい、フィンランドの主要都市が崩壊するぜ・・・IGOでもトップ5に入るぐらいの危険人物だろあの人・・・」
「お前がいうなマグマダイバー」
「ぐはっ!!」

ちょっと楽しそうな会話をしている龍人と一夏だが、モニカにとっては気が気ではないだろう。ここで下手な対応をすれば祖国がどんな目にあうのか解らないのだから。

「んで俺に何か用か?」
「いえ・・・滅多に会える所か表舞台に出る時でさえ代理人を出すだけのIGO会長の顔を見て見たかったっという理由では不十分ですか?」
「ああ不十分だ」

龍人はばっさりとモニカの理由を切り捨てた。

「お前はマナーってものを知らないのか?それと知ってるのか?好奇心は」
「っ!!?」
「自分を地獄へと誘う招待状だってな」

気付くと、自分は命をこの男に握られていると解った。この男なら今すぐにでも自分を殺す事が出来る。それに、この男なら自分から襲ってきたっという事にすれば何の罰も与えられないだろう。そこまでの力を持った男、龍神 龍人。モニカはカリスマ性溢れる龍人の威圧するような言葉に汗をたらしながら立ち去った。

「んで本題は?」
「ああ、兎が来る。これを警告しに来た」
「兎・・・?」
「ああ、厄介な糞兎だ。殺すも生かすも好きにしろ」

そういって龍人は去って行く。一夏は龍人兄にいわれた言葉がどういうことなのかと考えるが、解らなかった。

「どういう事なんだ兎・・・まさか、篠ノ之 束?」




「いっくんまだかな~?」 
 

 
後書き
一「一夏と!」

リ「うp主(作者)の!!」

一、リ「「後書きコーナー!!!」」

リ「はいっという訳で今回も始まりましたこのコーナー」

一「今回は色々と謎な回だったな」

リ「ふふーふ、実はこれ、私が原案した回ではない」

一「え?」

リ「友達(セシリーン)に書いてもらったものを訂正改良したものを分割して投稿したんだよ」

一「セシリーンっていうのは作者の彼女で渾名な。理由はにじファンでアルト姫と、調べてその活動報告を見ると詳細がわかるぜ」

リ「結構いい感じだったけど」

一「っというか他人に書いてもらうのは如何なものかと」

リ「いや、一方的に書かれて送りつけられたんだけど」

一「おいおい」

リ「それでは皆さん!!作品を読んだら感想を送ってください!これを習慣にして貰えると助かります!感想は私にとって、最高の栄養剤のような物なのです!感想が来ると創作意欲が湧くのでよろしくです!」

一「質問なんかも募集中だぜ!」

リ「こんな感じになるなんて」

一「さすがだよな俺ら」

一、リ「「それでは待て!次回!!」」


何度怨んだ事か、でも怨んではいけないと思った

怨んでしまったはゆめが終わってしまうと思った

でも・・・

どうしたらいいんだこの思いは 
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