FAIRYTAIL~パラレルの世界~
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第二十六話百VS一
前書き
文化祭、大会、そしてテスト期間・・忙しすぎんだろ
マグノリアおもちゃ屋前
エ「天輪・繚乱の剣(てんりん・ブルーメンブラット)!!」
エルザに向かって来ている傀儡がその一撃を食らいバラバラに壊れる。
サ「なかなかやるな」
そのサソリは、人では、なくまるで人形のような姿をしている。
エルザとサソリの戦いが始まった時先制したエルザだ。しかしサソリは、強力な防御力を持つ傀儡ヒルコを出して対抗してきた。ヒルコの口から放たれた多くの武器の猛攻をかいくぐりヒルコを破壊することに成功した。しかしヒルコを破壊されたサソリは、自分の体が傀儡であること、そして自分を倒すには、生身の部分である胸の核を攻撃をしなければならないことを明かした。
サ「さて俺も本気を出すか・・」
そういうとサソリは、巻物を取り出す。
エ「どんな手を使おうと無駄だ私は、この魔法で一ギルドを潰した」
サ「確かにその魔法は強力だ・・・だが俺は、この術で一国を落とした」
サソリが巻物を開き印を結ぶ。すると巻物から傀儡が出てくる。十、二十・・いやそれ以上だ。
サ「赤秘技・百機の操演・・・これで終焉だ」
巻物から出てきた傀儡の数は百しかし傀儡の群れを見るとそれ以上にも見える。
エ「これほどまでとわな・・・」
先ほどから何体もの傀儡を破壊しているが一体一体の能力が違い苦戦していた。それが百となれば状況は、絶望的である。しかしエルザは、あきらめてはいない。エルザは、剣を構える。そしてそのまま傀儡の中に突っ込んでいく。
エ(あれを全て壊そうとは、思わない・・勝てなくてもいい一つでも多く破壊して次につなげる!!!)
サ「やれ」
全ての傀儡が散開してエルザに向かっていく。エルザは、飛翔の鎧 に換装する。前から来た傀儡五体を、破壊する。エルザは、すぐに雷帝の鎧に換装、遠距離から武器を投げてきた傀儡三体を電撃で破壊する。今度は、上からエルザめがけて四体の傀儡が突っ込んでくる。エルザは、それをかわし再び電撃で破壊する。そのまま再び飛翔の鎧に換装し近くの壁を蹴り再び突っ込んでいく。その勢いのまま三体を破壊する。しかし破壊した瞬間死角に隠れていた大きな体をした傀儡のパンチを食らってしまう。大きく飛ばされたエルザは、巨人の鎧に換装、近くにあった破壊された傀儡の武器を投げつけエルザを攻撃した傀儡を破壊する。今度は、天輪の鎧に換装し大量の武器を呼び出す。そしてそれを傀儡に向かって飛ばす。その攻撃で八十四体残っていた傀儡を五十五体まで減らすことに成功する。しかし後ろから現れた傀儡の攻撃される。何度も攻撃を食らう。しかしエルザは、あきらめずに何度も立ち上がり傀儡を破壊する。エルザの魔力が尽きかけたその時エルザは、最後の一体を破壊した。
サ「まさかすべて破壊されるとわな・・しかしお前の魔力はもうすぐ尽きるだがまだ俺という最強の傀儡が残っているこれで終わり・・・グ・・」
突然弱点の核部分から手が出て来る。サソリは苦しんだ後その場に倒れた。そしてその後ろには、一人の男がいた。黒い髪をした男は、その場に倒れたサソリ・・正確には、死んだサソリの核の部分だけを抜き取った。
エ「誰だ!?貴様!?」
魔力が切れかけたエルザを助けたのだから普通は、礼を言うのが普通なのだが目の前の男が味方ではないことが今までの経験から分かった。
?「この世界を壊すものだ。」
エ「壊すものだと!?」
?「ああ、お前には、俺を止めることはできない今ここで殺して俺の駒にしてもいいが他に駒にしなければならない奴らがいる」
エ「死人を駒にするだと・・・そんなことできるはずがないだろ!!!!」
?「すでに準備は整っているその気になればお前を駒にすることだって可能だ・・いずれお前とは、また会うことになる」
そういうとその男は、どこかに去って行った。
その時誰も気づいていなかった・・この人物がフィオーレ王国全ての魔道士を巻き込む大きな戦いを起こすことを・・・
別の場所
シ「!?」
ウ「どうかしたシャルル?」
シ「べ・・・別に・・・」
ウ「激戦を繰り広げたあの日から二か月後…が…に…してきた。そして…から今日まで多くの人が死んだでもあの日私たちは、間に合わなかった」
シャルルが見た予言はこれだけではない。他には、多くの魔道士が戦い倒れていく様子、アギトがウェンデイの膝の上に倒れている様子、巨大な木・・・どれもよくわからないものばかりだ。
だがシャルルは、少し嫌な予感がしていた
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