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学園黙示録 終末と武器商人

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警察署 脱出

 
前書き
遅れてしまい申し訳ありません。就職活動が忙しかったもので中々時間が取れませんでした 

 
高茂たちは警察署の武器庫にやってきた。が、非常時で大事だったためか銃器類はほぼ全てなくなっていた。

~武器庫~

「ふ~む、ほぼ無いか」

冴子が言う

「だろうな。予想は外れてねぇ。弾があっただけでも儲けもんだよ。」

高茂が弾薬を箱に入れながら言う

「ちょっとは期待してたんですけどね。どうしますか?高茂さん」

琴美が言う

「う~~ん、どうしようかね~ここでの目的は果たしたからな。あとは情報か。警察機関がどんな状況かも知りたいしな。」

そういうふうに行っていると無線が入った

「武蔵ちゃん聞こえる?」

相手は百合子さんだった

「はいはい~聞こえますよ~どうしましたか?」

「いえ、そっちの状況はどう?」

「今、武器庫に来ましたけど弾以外はありませんでしたね」

「そう。予想通りって感じね。」

「俺らはこれから上の階に戻って情報を集めてきます。何かしらの情報があればいいんですけどね」

「そうね。調べてくれる?こっちはまだ、余裕がありそうだけど。奴らが徐々に増え始めてるわ。時間が少し、押してそうだわ」

「了解です。パパッと調べてきちゃいますよ。」

「お願いね。何かあったらすぐに連絡するわ」

そう言って無線を切る

「さっ二人ともさっさと上を調べてここはオサラバだ」

そう言って三人は再び三階へと戻る

~三階 刑事課~

三階に来た三人は刑事課の方に来ていた。こういったものは刑事課なのだろうと思ったからだ

「うわ~見事に荒れてますね。」

刑事課の惨状を見て琴美が言った

「ふむ、あまりにも急だったのだろうな。状況がすぐに分かるな。どうする?武蔵」

冴子が言う

「そーだなー・・・・・・無線室の方に行ってみる俺は。二人は付近を調べてくれるか?」

「了解だ(しました)」

そう言って二人とは一旦分かれて無線室の方に向かう高茂。無線室はすぐに見つかった。中に入ってみると死体が二体、警官の格好をした感じであった。助けを呼ぼうとして力尽きたみたいだ

「あれま~こりゃあひでぇわ。無線機は・・・・・・・だめだな。EMPのせいでやられちまってるわ。可能性は考えたが、やっぱりな。さて・・・・・・・どうするべきか・・・・・・」

その場で考え事をしている高茂。だが、可能性は出てきても次々と消えてしまうのが事実であった。自衛隊は生きているだろうが、救出任務はまだまだ先であろうと高茂は考えていた。なぜかといえば、国民の命とライフラインを天秤におけば当然ライフラインだ。

「今後の事を考えれば当然ライフラインを継続、または復活させるのが必然だからな。軍の助けはしばらくはないと考えていいなそれまでサバイバルだが、厳しいところもあるな。孝達も今どこにいるんだか・・・・・・」

今なお生き延びてる仲間たちを思いながら部屋を出ていこうとすると・・・・・

[あああああああ~~~~~]

「!?」

後ろを振り向くと死体だった警官が奴らに変化していた。すぐさま戦闘態勢に入って前蹴りで前にいた奴を蹴り飛ばし後ろのやつごと巻き込んだ。すぐさま部屋の扉を閉めて閉じ込める。同時に音に気づいた冴子と琴美がやってくる

「武蔵!何かあったのか!?」

「大丈夫ですか!?高茂さん!?」

二人が言う

「ああ、大丈夫だ。それよりここからさっさと出て行かなきゃまずいみたいだな・・・・・・・お客さんが起床しちまったようだ」

冴子たちが来た廊下とは反対側から警官やら刑事の姿を下奴らが現れたのだ

「そ、そんな。さっきまでいなかったのに!?」

「遅かったか。さっさと出るぞ!」

そう言って三人は急いで一階二向け走っていく。二階とかにも奴らが現れた。だが、それらを無視して一目散に駐車場に向かう。外に出てストライカーに向かう。荘一郎達も高茂の慌てぶりに感づいてすぐさまストライカーに乗り込む。そのあとに高茂たちも乗り込んだ

~ストライカー内部~

「武蔵、何かあったのか?」

荘一郎が言う

「いやぁ、奴らが現れたもんで。対処しきれませんでしたから戦略的撤退をさせていただきました。」

高茂は笑いながら言う

「素直に逃げたといえば良いだろうに」

冴子が苦笑いしながら言う

「だーほぅそれより、ここにはもう用は無いんで松戸さん運転お願いします」

「おうよ。任せてくれ」

そう言って松戸は運転席に座る。高茂は後方の上部ハッチを開けてM60を持ち外の様子を伺う。外には警察署から奴らがゾロゾロとやってきていた。

「思ったより多すぎじゃねぇか。松戸さん!早急に動かしてくれ!」

「了解だぁ!ちっと荒れるが、掴まってくれ!」

そう言ってエンジンを動かしてアクセルを思いっきり踏む。スポーツカーのようにはいかないがそれでも軍の車両ともあって早く動かせた。奴らがエンジン音に気づいて近寄って来ていた。

「琴美ちゃん!M2も動かしてくれ!」

M60で撃ちながら指示を出す

「分かりました!いっけぇぇぇ!!!!」

パソコンでM2を動かし、射撃を行う。重機関銃で有名なM2キャリバーの威力は身体に穴を開けるほどだ。ましてや腐ってる奴らともなれば上半身と下半身が離れるほどだ。それとともに高茂のM60も合わせたら威力は倍増される。

「門に突っ込むぞ!!」

松戸が叫ぶ。数秒後に車体に大きな衝撃を受ける。門は脆くなっていたのかいとも簡単に壊れた。ストライカーは健在である。

そうして無事に警察署を出ることを出来た高茂達だった 
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