カンピオーネ!~転生者は鍛治師?~
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プロローグ ~転生~
前書き
初書きですが、生暖かく見守ってください。
ここ・・・・どこだ・・・?俺・・・・確か・・・
「はい。死んじゃってますね」
そうそう、しんで・・・って
「っは!?あんた誰!?そしてここ何処!?ってなんか声も出てるし!?」
「私ですか?私は、レイアと申します。ここですけど、簡単にいえば生と死の狭間ですね。天界でも冥界でもいいですけど。声が出ると言ってもここにいる時のみですね」
レイアさんというんですねー。何か軽い口調だけど天界ねぇ・・・
「って天界!?てことはお迎えか・・・。俺がいくのは地獄か?それとも天国?・・・あぁ、俺善行も何も積んでないただの一般人だったんだけどこの場合ってどうなるんだ・・・?後死因ってわかる?」
俺が死ぬまでは普通にどこにでもいるただの人間だし面白い仕事もしてなかったはずなんだけどなぁ・・・。
そんな事を考えていたら
「ええっと・・・なんて言ったらいいのでしょうか・・・。天国にも地獄にもいけないんですよね・・・。」
言いずらそうにそう答えられたけど・・・どっちにもいけない?
疑問に思っていると
「実は・・・人間のいう神なのですけど・・・最近人間界の二次創作?にはまっているようで・・・その第一号ということで、あなたには転生してもらう事になりました・・・」
・・・っは?神が二次創作?
ちょっと考えをまとめよう・・・
神が二次創作にはまる→実際やってみよう→俺が死ぬ(死因不明)→今生と死の狭間で説明を受けている(今ここ)
「・・・ようするに俺神とやらの娯楽に巻き込まれた・・・?」
なんとかそう言葉にすると目の前のレイアさんが目を俯かせて
「・・・本当はこういう事をしたら世界のバランスが崩れて崩壊してしまう危険もあるのに私たちヴァルキリーでは止めようがありませんでした。本当に申し訳ありません・・・」
何か謝られたけど・・・
「・・・別にレイアさんが悪いってわけじゃないんで気にしないけど・・・。よく二次創作では転生するにあたって能力をもらったりするけど・・・」
俺も男だし、そういう能力には憧れたりするけど、本当に使えるのかねぇ・・・?
「はい。能力とかは渡すことが出来ます。この事はもう少し後のほうで、話しますね」
まぁ、メリットだけあってデメリットがないっていうのもおかしいしな・・・
「まぁ・・・ここまで説明されて転生しませんといっても結局は勝手に転生させられそうだからなぁ・・・」
結局俺はその神とやらの手のひらの上で踊らないといけないんだろうし
「拒否しても意味なさそうだし、さくさく転生の話すすめません?」
レイアさんに提案すると
「あ・ありがとうございます・・・。あぁ・・・優しい人そうでよかった・・・」
・・・ん?優しい人そう・・・?
「・・・もしかして転生するのって俺だけじゃないってこと?」
何か言い回しがおかしかったし・・・
「はい。転生するのは沢山の人がいますが、転生させるのはあなたが一番最初です。・・・あぁ、転生先が被るとかそういう事はおきませんから。転生先の世界に異物をいれるようなものなので崩壊させないために同一世界にはおくれないんですよ」
へぇ・・・なんともまぁ
「あ・転生先なんですけど、神が読んでいたものの中からランダムに選ばれますのでこちらで決めてしまうのはどういう能力にするかだけですね」
・・・なるほど・・・よっぽどのモノじゃなければどこに行っても使えるようなものにしたほうがよさそうだなぁ・・・
「能力って例えば、漫画とかで魔法を使ったりする事ができたり空を飛んだりできたりそういうの?」
大雑把な感じで言ってみたけど・・・
「・・・そうですね。簡単にいえばそういう事になりますね」
それはなんというか面白そうだけど・・・
「それで力といっても沢山もらえるわけじゃないんでしょ?」
「そうですね。大体多くても6個ですね。まぁ、それを決めるのはコレなんですけど・・・」
そういいレイアさんの手には
「・・・なんでサイコロ?」
サイコロを持ってた。
「公平を期すためにサイコロという事になっているんです・・・」
まぁいいんだけど・・・
「では振ってください」
まぁさくっと終わらせてしまうか。
ポイ カツン カツン ピタ
「・・・はい出たのは4ですね。能力は4つになります」
なんていうか簡単だな・・・
「・・・それでは何にしますか?」
そうだなぁ・・・
「・・・一つは転生する先の世界の最強になれるであろう身体能力。・・・まぁ鍛えなければ意味がないだろうけど」
「簡単にいえば鍛えれば鍛えるだけ強くなれるということですね?」
「そんな感じの身体能力で」
「では一つ目は鍛えれば鍛えるだけ強くなれる身体ですね。あと3つありますが何にしますか?」
「・・・そうだな・・・生きていたときしてみたかった鍛治がしてみたいからその知識を手に入れられる所に転生したい」
「ふむ・・・生い立ちを鍛治師の血統ということですか?」
「ん~そういう感じだけど付け加えるなら自分でその造った武器?なりなんなりを使えるようにもなりたいね。これって三つに分けられるのかな?」
「・・・いえこれくらいならまとめて大丈夫です。二つ目は鍛治師兼マイスターと転生先の指定ですね」
「それでいいです」
「では三つ目は?」
「・・・鍛治師としては自分で鉱石とかを見つけたいからほどほどの運って所かな」
「はい三つ目は運ですね。」
「これで三つか。・・・4つ目は鑑定する事によってどこにあるのか、その鑑定したものの名前、どういうものかがわかる眼がほしいです」
「・・・・モノを見るとわかるような眼ですね。大丈夫です。これで全てきまったので転生のための準備は完了しましたが、なにか変更する所、聞いておきたいことはありますか?」
ん~・・・
「特にないですけど・・・あ、神様にはこう言ってください。・・・・・・」
「・・・はい。わかりました。ではそのように伝えておきます」
そこまでいって意識がなくなった・・・・。
サイド~???~
「・・・お?あれって転生の光か・・・。やっと一人目がいったな・・・」
「そうじゃのぅ・・・どれ?楽しませてもらうかのぅ」
二人は話ていたが
「・・・お?あれはレイアか」
「お疲れ様じゃのぅレイアよ」
「お疲れ様です。ゼウス様、オーディーン様」
「ふむ・・・今の転生させた者はどういう感じの者じゃったか?」
ゼウスがレイアに聞くが
「面白ければなんでもいいさ。まぁこれからまだまだ転生させるんだからな」
オーディーンはそれだけいうとさっさと離れていった。
そんなオーディーンをみて
「これだからあやつは駄目なんじゃ・・・。それで一番初めの転生者はどういうものじゃったのかの?」
レイアは
「そうですね・・・怒るでもなく欲が深いわけではないどこにでもいるような青年でした」
「・・・ふむ?それなら任せるわぃ。さてワシも転生させるためにいくかの」
ゼウスもその場をはなれようとしたところ
「ゼウス様伝言があります」
「ん?なんじゃ?」
「『転生させてくれてありがとう。俺は神の手のひらの上で踊るが、楽しめるかはわからんからそのつもりで』
・・・だそうです」
「ほっほっほ。それは愉快じゃ。面白おかしく生きよ若者よ」
笑いながらその場を後にしたゼウスを見送り
「・・・あなたに良き人生を・・・」
サイドアウト
後書き
ここまでお読みいただきありがとうございます。まだ文法もなにもないですが、もっとよくして読みやすく楽しめるものを作りたいとおもいます。
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