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ソードアート・オンライン ~時を越えたデスゲーム~

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コラボ 番外編3

 
前書き
φφφ
ーーどうやらトリップしたみたいでーー
ナオ、カズネ、アキトのいきなりの言葉に、キリトは。
「…トリップ…?」
ほうけていた。
キリトの隣に居るキリアも、ビクビクしながらも驚きを隠せないらしい。
「まず…説明して貰えると助かる」

キリトが右手を軽く挙げ、言った。
φφφ
簡潔にまとめよう。
1、ナオとカズネ&アキトとキリト&キリアの存在する世界は違うと言うこと。
2、ナオの世界では、ナオとキリトは友達同士。
3、カズネとアキトはキリトとアスナの子供。

…正直言うと。
「キリトとアスナに子供…」
「お兄ちゃんとアスナさんに…」
一番驚いたのは3だった。
「なら、皆この世界に来ちまった理由は解らないってこと…だよな」
ナオが確認をとるように聞いた。
キリトとキリアは別とし、カズネとアキトは真剣な顔でうなずいた。 

 
さて、どうしたものだ。

ナオ、カズネ、アキト、キリア、キリトは早速馴染みきって話に華を咲かせていた。
でも、こんな暢気なことをしている場合ではないのだ。
帰る方法を探さなくてはならない。
「ナオさんの世界には、私って居ないんだよね、やっぱり」
「おお。ビックリした。キリトに双子の妹って…」
「SAO時代のお父さん、初見~」
「相変わらず女顔だな」
「言ったな?世界がちがくとも仮にも親だからな?アキトこそ女顔だろ!」

…探さなくてはならない…
のは解っているのだが、ここに来た経緯すら解らない今じゃ、とても帰る方法など見つからないだろう。

そんな思考が、彼らをグータラ状態へと引きずり込んでいく。

さすがに動かねばと思ったのだろうか。

「迷宮区行こう。俺たちが元の世界に帰る前に一層くらい攻略しよう」

ナオの口から、「ナイスアイディア」が飛び出たのだった。
 
 

 
後書き
言うまでもなく、50層の迷宮区である。
ちなみに13階。
「オイ 何グズってんの?」
今の台詞の主はキリア。
ナオをはじめ、キリト以外全員がキリアの変わりように驚く。
「あー…気にしない方がいいな、うん。キリアは詰まるところ二重人格だから」
キリトのあっけらかんとした説明に、皆目を見開いた。


そして、5人は肩を並べ、迷宮の奥へ奥へと潜っていった。
 
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