ゲルググSEED DESTINY
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設定・紹介
前書き
主に前半に出てくるゲルググの設定と微妙に改変されている登場人物の紹介です。
ZGMF-14 ゲルググ
転生者クラウ・ハーケンによって作られたニューミレニアムシリーズの一種。トライアルにおいてザク、グフ、ドムを上回るスペックを叩き出したが、トライアル時には量産タイプのA型と初期生産機兼、指揮官機のS型しか開発されておらず、グフタイプのように空戦を行う事が出来なかったため、一般量産機としての採用は見送られた。しかし、開発プランにおいてB型C型等の汎用性のある機体の開発が既に進められていた為、エース用の量産機として、また一部パイロット用としてトライアルに生き残る。
余談ではあるが近接戦闘特化、空戦機のグフタイプとは運用目的が異なるため、グフタイプも生産される事となる。
A型…汎用量産型。エース用とは言ったものの運用目的としては量産機であることに変わりはない為、訓練時にザクよりも適性が合ったパイロット用に生産される。余談ではあるもののA型においてのみ、コストパフォーマンスはザクを凌ぐ(換装パック三種類分の負担が掛からないため)。
武装:ビームライフル、ビームナギナタ、ジャイアントバズーカ、シールド
S型…指揮官機型。A型と同様にザクよりも適性が合ったパイロット用である。とはいえ初期生産機であるため、あまり数は作られていない。基本設計が同じであるためS型は他のタイプよりもB型、C型への換装はすぐに行える。逆もまた然り。
武装:A型と同様。
B型…高機動型。推力の高さにおいては他の量産機の追随を許さない。また極短時間ではあるものの空中戦も可能である。現在生産されているゲルググの中では最もバランスのいい性能を持つ。戦闘は近距離戦向き。近接戦闘特化のグフとは違う戦い方が可能である。
武装:ビームライフル、ジャイアントバズーカ、ロケットランチャー、ビームナギナタ、シールド
C型…支援砲撃型。バックパックは推力よりも火力を優先させているため、機動力が低下している。しかし、火力の高いビームキャノン(勿論照射型のビーム砲、またの名をゲロビ)を装備することによって射撃戦における優位を確保している。カスタム機としてマーレ・ストロード専用機が存在する。
武装:ビームキャノン、ビームライフル、3連装ミサイルランチャー、ビームナギナタ、バックラーシールド、シールド(マーレ・ストロード専用機はこれにビームバズーカと下腕部速射砲、ビームマシンガンが付く)
JG型…基本設計から見直された再設計機。大型スラスター及びプロペラントタンク、全身に追加された姿勢制御用のアポジモーターの配置などによって空間戦闘における機動はB型すら上回る。ただし、特徴であったバックパックの換装を行う事が出来ない。一応規格を合わせることにより、付け取りは可能であるものの変えない方が無難な性能を保つと予想されている。基本戦闘は空間戦闘における機動を生かした射撃戦である。尚、原作やギレンの野望とは違い、一応地上でも使えることになっている(同系統機のギャン・クリーガーが地上で使えるんだからいいじゃない)。
武装:大型ビームマシンガン、腕部ビームスポットガン、頭部バルカン砲、ビームサーベル
G型…地上における砂漠や森林地帯などといった局地戦での戦闘の為にチューニングされた機体。バクゥ並とまではいかずとも砂漠でもかなりの機動力を発揮する。ただし、あくまでも地上戦目的であるため水中戦や空中戦といったことは行えない。下手すれば本編では活躍の場すらないかも。
武装:ビームライフル、腕部グレネードランチャー、シールド、ビームナギナタ
F型…海戦用、特殊作戦用にチューニングされた機体。こちらはB型C型への多少の互換性があるためG型やJ型と比べ、僅かな整備で換装することが可能である。原作本来は海戦用ではないのだが、そうするとF型の存在意義が薄くなる為、海戦用に仕様を変更し、差別化を図った。その為、武装にも若干の変更が見られている。
武装:レーザーライフル(=水中用ライフル、弾数は少ない)、下腕部110ミリ速射砲、MMP80マシンガン、スパイクシールド
シュトゥッツァー…正式には登録されていないものの、製作過程で造られた余剰の機体である。F型を基盤に上半身を中心に主に推力と火力を増強している。また、本機の最大の特徴として「ウインチユニット」と呼ばれる有線誘導式の遠隔操作アームが2基設置されている。これはどことなく初期のゲイツと連合のガンバレルを意識している節が見られている。この遠隔操作アームは高い空間認識能力を保有せずとも使えるような設計を目指し作られた雛形ともいえる存在でもある。尚、本機はクラウ・ハーケンの搭乗機でもある。
武装:ビームライフル、ウインチユニット、ワイヤーカッター、シールド
A型=量産型ゲルググ、B型=高機動型ゲルググ、C型=ゲルググキャノン、F型=ゲルググ・マリーネ、JG型=ゲルググJ(イェーガー)
おおよそのスペック
セカンドシリーズ≧ゲルググ≧グフ≧ザク
おおよそである上、極端な差も少ないためあまりあてにはならない。
クラウ・ハーケン
男性、二十代前半、コーディネーター、オーブ出身
転生十六回目の転生者。結婚歴七回、バツイチ二回、戦死十一回。
パイロット兼ゲルググの開発主任。オーブのモルゲンレーテ社で働いていたものの、オーブが連合に侵攻を受けた際にシン・アスカと共にプラントへ渡る。シンの兄貴分でもある。操縦技術に関しては高いもののSEED覚醒者に敵うほどではないと思われる。現在の愛機はゲルググ・シュトゥッツァー。
転生特典は高い記憶能力、高い操縦技術、死などに対する恐怖への耐性。
マーレ・ストロード
男性、コーディネーター、プラント出身
原作ではアビスのパイロットの予定だった人物。しかし、襲撃時に銃弾に撃たれて倒れる。微かながらにそれを覚えていたクラウは実力の高いパイロットを見捨てるのもどうかと思い、彼をゲルググのパイロットとしてスカウトする。常にナチュラルを見下しており、ナチュラルなど滅んでもいいという危険思想を持つが、同じコーディネーターに対して、特にシン達やクラウに対してはある程度、気心を許している。原作メンバーに対し先輩のような存在。
実は原作でも死んでおらず、その後デスティニーインパルスに乗っているのだが、クラウはアビス強奪時に死んだものだと勘違いしている。
現在の愛機はゲルググC型を専用機にカスタムしたもの。武装が充実し、機動力も上昇している。
シン・アスカ
男性、十六歳、コーディネーター、オーブ出身
原作よりも能力的に向上している。士官アカデミー時代には既にナイフ戦だけでなくMS訓練でもレイを凌いでいた。理由としてはトライアル以前よりゲルググの性能向上のためにテストパイロットとして乗せてもらっていた為である。また、兄のような存在であるクラウがいた為、精神的にも余裕があり、訓練時に無茶な行動が減っていたことも結果的に伸びた理由の一つだろう。
しかし、根本的なことは変わっておらず、オーブを少なからず憎んでいる事に変わりはない。実力に関しては一部ではあるが既にレイを超える部分もあり、驚異的な成長を遂げていることに違いはない。このペースで成長すれば原作最終話の時点でキラやアスランと対等に渡り合えることとなるやもしれない。
現在の愛機は当然インパルス。ゲルググの情報によって若干の修正が加わっているものの、原作と比べても性能に変化は殆どない。
レイ・ザ・バレル、ルナマリア・ホーク
シンの紹介によってクラウ達と出会い、訓練代わりにゲルググに何度も乗ることとなる。アカデミー卒業後、ザクに搭乗したりするものの、最終的にミネルバに配属される際にはゲルググに搭乗することとなる。
現在の愛機はレイがゲルググB型、ルナマリアがゲルググC型。どちらもパイロット、装備に合わせたチェーンをされており、レイは機動性向上の上に武装にミサイルポッドを追加。ルナマリアは大型ビームライフルを装備している。
ショーン、デイル
原作でゲイツRに乗り、アビスに一瞬で破壊された哀れなミネルバパイロットの二人。同じくシンの紹介でクラウ達とであい、ゲルググに搭乗する。実力は原作よりも上昇。ほぼ原作で出てないため、半分オリキャラ化していると言ってもいい。
現在の愛機はゲルググA型。ミネルバにはC型パックやF型パックが予備で用意されているものの、S型に比べ出力の低いA型ではエネルギーの消耗が激しいので本人達の希望により取り付けられていない。
後書き
感想・評価・質問等は何時でも受け入れております。すぐに返信できるかどうかはともかく。
M型をF型に、J型をJG型に変更しました。混乱させてしまったようで申し訳ありません。
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