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SAO――とある奇術師は閉ざされた世界にて――

作者:亜流科那
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零章―とある傍観者たちの談話―

 
前書き
というわけで、SAO―とある奇術師は閉ざされた世界にて―スタートです。
初心者の書く文ですが、楽しんでいただけば幸いです。
まあ、初回からちょっと特殊な感じなのは気にしない方向で。
どうかお付き合いお願いします。 

 
「ラーク?アイツぁちょっと変わった奴だよな。デスゲーム開始直後に最初に取ったスキルが”軽業”ってアイツ以外いないとおもうぞ。SAOからログアウトできないって知った時も<もうブランコに乗れない・・・>って嘆いてやがったし。・・・え?お前の考えてるブランコじゃないって?」
浮遊城アインクラッド第三層にて 野武士ヅラのバンダナ男



「ラークか。アイツは強くなると思うな。何度か戦ってるとこを見たことがあるけど、あれだけ型にはまらない戦いができる奴は珍しい。初心者で攻略組についてこれるのも分かる気がするよ。」
第十層にて 黒づくめの少年



「ラーク?良い人だよ!始まりの街で泣いてたあたしを助けてくれたんだ。ね、ラークは飛べるんだよ!飛んだままクルッて三回転できるんだよ。すごいでしょ!」
第十八層にて 無邪気な少女



「ラーク···ああ、あの”奇術師”か。二十五層でボスのラストアタック取った奴だろ?俺もあの場にいたんだけどよ、あれは確かに凄いな。じゃじゃ馬の大道芸スキルをあんなにつかいこなすなんてよ。まるでサーカスでも見てる気分だったぜ」
第二十六層にて 通りすがりの攻略組A



「ラークさん?···かわいそうですよね。あんなに仲が良かったのに。これ程人が憎いって思ったことはないかもしれません」
第三十五層にて 紅白美人



「ラークか···まさかアイツが飛ばなくなるなんてな。まあ、気持ちも分からなくはねえが。とはいえ、やっぱりもう一度位飛んでるとこを見たいよな」
第四十二層にて いかつい黒人店主



「ラーク?”罪人殺し”だろ?レッドプレイヤーばっかし狩ってるっていう。確か昔”奇術師”なんて呼ばれてなかったか?今じゃ、プレイスタイルとか全然違うらしいけど。ま、どっちにしろ人殺しには変わらないんだろ。そこら辺のレッドとはちょっと向く方向が違ったってだけで。」
第四十八層にて 通りすがりの攻略組B






「ちょっと!何やってるの!?」

第五十一層にて とある攻略組の少女 
 

 
後書き
さて、ちょっとひねってみた主人公紹介だったんですけど、どうでしたでしょうか。
とにかく次からが本番です。
遅い筆ですが、何とか頑張っていきたいと思います。

感想とか、お願いします 
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