やはり俺の青春ラブコメは…間違ってるのかなぁ
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高校生活を振り返って
~高校生活を振り返って~
学年:2年
組:Bクラス
出席番号:17番
氏名:清谷清哉
・高校生活を振り返って感想を記入しなさい
高校生活を振り返って、俺はある1つの事を確定付けた。
人本来の怠慢さや傲慢さに皮肉さ愚かしさを知った。
人とは生涯上下関係の個人主観で決め、下の者には暴力的また、精神的にその者を傷つけて快楽を得るものである。
上の者には哀れになってでもカーストとなろうとするものが存在し、上位カーストに逆らうものは誰もいない。
他のクラスメイトも担任の教師でさえも、攻撃対象となっているその人の友達も誰も逆らえない、なぜならそうすると次は自分が狙われるという恐怖心やその場から外されたりするのが怖いからだ。
故にスクールカーストは絶対的な強さを誇り、同時に愚かな集団でもある。
勝手な自分の価値観を相手に押し付けてその集団を縛り付ける。上位カーストには逆らえないから、攻撃対象にされたくないからその集団のノリで自分が今度は他人を傷つける。つまり、青春を謳歌するものは誰かを傷つけることと同一なのである。
そんなことをしてまでその最上位のカースト集団の輪に入る者がおかしい。青春とは酷く、残酷で、非人道的である。証拠に自らの周囲に存在する者たちに甚大な被害を及ぼす。ただのノリで攻撃対象となる者も、青春を謳歌していないものへの精神的なダメージ。
つまり逆説的に考えると青春を謳歌せし者たち、上位カースト等は間違っていると断言できる。
教師でもある、体罰問題もすべて自己の周りに存在するカーストがいけないのだ。
青春は悪だ。欺瞞だ。嘘だ。愚かだ。周囲を欺くものでしかない。その中に入っていない
俺はつまり正義であり、正しいことであり、立派なスクールライフを過ごしていると言えるのだ。
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